goo blog サービス終了のお知らせ 

絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

あ@えっせい「水取り」 松明について  101

2019-02-06 08:26:36 | つぶつぶ


最新情報は関係機関でご確認を!


        copyright (c)ち ふ
 絵じゃないかおじさんグループ)
        ドン作お水取りのーとより

    「ウィキペディア」、
           「東大寺お水取り」、
           東大寺情報等より、
           編集、加工など。




  * 松明(たいまつ)について (101)

 
    太竹は、
    大松明(おおたいまつ)、
    籠(かご)松明といったものの長大な柄
    なのである。

    修二会には、
    真竹(まだけ)を使うとのこと。
    信者の御寄進による。
    足りない分は、
    京都営林署から、
    加茂川や木津川の河原の竹薮の
    竹を払下げてもらうそうです。

  
    《 司馬遼太郎著 「街道をゆく 24」を参考にして 》
 

--------------------------------------------------------------------

  《 松明について 》
       ・授戒松明
         授戒の時に使用する。
       ・一徳火松明
          一徳火の浄火を点じるための松明。
                                             
       ・チョロ松明
          三度の案内の時、
          加供が掲げる。
 
        ・上堂松明
           毎朝8時頃までに
           食堂の南の広場で
           練行衆の童子達が
           上堂松明を作る。
           青竹の先に6枚の
           片木(へき)を放射状に
           挟んで芯とし、杉の青葉・枯葉を
           さし込んで球形に仕上げる。
                                 
           12日を除いて、
           処世界は「初夜上堂の作法」に
           加わらないので、
           処世界の分を除いた
           10本を作る。
                             
         ・籠松明
           12日に使用する松明。
           巨大な一本の花である。 
           根付き竹を使用。
           11本。
           上堂松明と手順は
           変らないが、籠松明は
           いちだんと大きく華やかである。
                                  
 
          ・神燈(じんとう)松明
            神名帳(じんみょうちょう)の燈の
            点火に使用する。

           ・走りの松明
            5~7日、12~14日の後夜の前に
            行う走りの時に使用する。

           ・宵御輿(よいみこしの)松明
             小観音出御の時に使用する。

           ・暁御輿(あかつきみこしの)松明
             小観音後入の時に使用する。
 

            ・達陀松明
              3本。
              達陀に使用。


             ・咒師松明
               12日のお水取り事に使用。
               咒師を先導する松明。
               多くの松明の中で最も重い。
                                   
              ・水取松明
                12日のお水取り事に使用。
                練行衆の傍で使用する。
                一束。

               ・加供松明
                 加供
                 3本。
                                 
                ・手松明


    【 籠松明の作り方 】 ー 巨大な一本の花である。

         根付きの竹を11本用意する。

        ①竹の先端を漏斗状に割り開く。
        ②ノドワを嵌(は)めて固定する。
        ③漏斗型に開いた中にシンを差し込む。
        ④竹とシンを完全に固定する。
        ⑤このシンに打込(松明木)を無数に打ち込む。
        ⑥更に杉葉を差し込んで、
          径7,80cmほどの球形の頭部が出来る。
        ⑦これをハネで籠目状にくるむ。
        ⑧最後に化粧板(やすいた)と呼ばれる、
          花びらの趣のある杉の薄板7枚ほどで
          囲んで花のように仕上げる。

 

     ・ ノドワ(竹の先端を漏斗状(じょうごじょう)に開き
       松明の芯を差し込んで竹に固定させるための、
       割竹と藤づるで作った大小二個の輪)

     ・ ネッキ(径3,4cm、長さ20cmほどの雑木、
       一端を削ってとがらせ、それを3本ずつ束ねたもの)
        
     ・ ハネ(松明の頭部を籠目状に包み囲むのに用いる)


--------------------------------------------------------------------


おわり


コメントを投稿