絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

仮想はてな物語 蒲生野紫野にあかねさす (3/3)

2015-12-23 07:11:46 | 仮想はてな物語 

copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                       


  あなたは、紫草の咲き揃う通行禁止の公園の近道を通って、
  高校へと走り去ってゆく。
  少し茶目っ気のあるあなたは、
  ハンカチにLOVEと書いて腕に巻いて、
  大きく振りかざしながら、遠ざかってゆく。

  公園の管理人や交通警官に見つかりはしないでしょうか?

  ああ、あんなに手をふって。
  大丈夫かしら?
  気をつけてね」

 主人公は、もちろん、かっての私とOさん。
 これは、あくまでも私の想像である。

 この歌は、中年のオバはんが詠んだものとは思いたくはない。
 私が言う中年とは、二人の男に心を許すような、
 垢汚れた人間をさすのだ。


 それも一つの生き方だとは思う。
 思いはするが、淋しい。


 朝日さす ラベンダーの野を 走りゆく
  北海原野 君初々しき
                         ち ふ


                         この項おわり 


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