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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
あなたは、紫草の咲き揃う通行禁止の公園の近道を通って、
高校へと走り去ってゆく。
少し茶目っ気のあるあなたは、
ハンカチにLOVEと書いて腕に巻いて、
大きく振りかざしながら、遠ざかってゆく。
公園の管理人や交通警官に見つかりはしないでしょうか?
ああ、あんなに手をふって。
大丈夫かしら?
気をつけてね」
主人公は、もちろん、かっての私とOさん。
これは、あくまでも私の想像である。
この歌は、中年のオバはんが詠んだものとは思いたくはない。
私が言う中年とは、二人の男に心を許すような、
垢汚れた人間をさすのだ。
それも一つの生き方だとは思う。
思いはするが、淋しい。
朝日さす ラベンダーの野を 走りゆく
北海原野 君初々しき
ち ふ
この項おわり
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