絵じゃないかおじさん

言いたい放題、自由きまま、気楽など・・・
ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

あ@仮想はてな物語    鹿路トンネルですすきの穂が ?(3/3)

2018-05-24 07:04:30 | 仮想はてな物語 

copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                       


 石舞台の場合、往きは山側、帰りは崖側となる。
 山側を走る場合は山側の崖くずれ、
 崖側を走る場合は路肩に注意を払わなければ
 ならない。
 路は細く曲がりに曲がっているので対向車もよくとらえきれない。
 ニアミスもしょっちゅうである。
 こちらがいくら注意していても対向車次第で事故に結びつく。
 ヘッドライトは昼間でも遠距離用に変えている。
 対向車に注意を促すためだ。
 普通車も山道では、
 ヘッドライト点灯を義務づければいいように思うのだが、
 残念ながら、話にも上ってないようである。


 そんな山路を、ゆっくりゆっくりと最徐行で家路についていた。
 その時である。
 道端のすすきの穂が、一斉に白骨の手に変わったのだ。
 オイデ、オイデをしていた。


 ゾゾーッ!


 私は恐くて恐くて、震えが倍加した。
 スピードを少しあげて、その路から逃げだそうと必死で走った。

 すすきの穂 おいでおいでと ゆるやかに
   手招きをする 夕闇の晩秋
                            ち ふ


                         この項おわり




コメントを投稿