あ＠仮想はてな物語 まりあカンノン・ストーリィ ２／４ （００３）

　　 ｃｏｐｙｒｉｇｈｔ　（ｃ）ち　ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ




　　ということは、誰もが自殺者に対して無力であるのでしょう。
　自殺は殺人であるということに対しては、私も大賛成であります。
　もし、殺人が「地獄送り」の最低条件になるのでしたら、自殺者は
　地獄に送りこまれたとしても致し方ないと思われるのです

　　私は、ワープロ通信をそうそうに切り上げて、筑摩書房の
　「芥川龍之介集」をパラパラとめくってみました。
　自殺を匂わせるようなセンテンスが、あちらこちらで見え隠れして
　おりました。
　私の愛読書の一つだったので、少し読めば、何とか話の
　あらすじだけは、頭の中に浮かんできました。


つづく