絵じゃないかおじさん

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仮想はてな物語 蒲生野紫野にあかねさす (1/3)

2015-12-21 07:38:13 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
                       
                       平成はじめのころです。



 * 蒲生野紫野にあかねさす(045)


 あかねさす 紫野行き 標野(しめの)行き
  野守(のもり)は見ずや 君が袖振る

                  額田王 (万葉集・巻1・20)



 私は、この歌が好きだ。
 紫草は初夏に咲くという。
 この歌は琵琶湖の近くの蒲生野で詠まれたものらしい。
 蒲生野の野と言っても、今では特定できない。
 とにかく、安土町のあたりに行ってみることにする。


 24号から京滋バイパスを通って8号に入る。
 24号の木津のあたりの渋滞には毎度泣かされている。
 バイクでも巻き込まれるのだ。
 バイパスもあるにはあるのだが、
 いつも見過ごして通りすぎてしまっている。


 蒲生郡に入った。
 何処でもいい。
 走っていれば野もあるだろう。
 水田が多かった。

つづく

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