絵じゃないかおじさん

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あ@西国3/5(33-27)文字表現の難しさ

2017-01-05 08:22:47 | 仮想はてな物語 
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絵じゃないかおじさんぐるーぷ





 山の端の月とは、性空上人および仏法の世界を
 指しているのでしょう。
 実際は、山の端の月からは、斜めにしか光が指しません。
 天空の月の方がいいに決まっています。
 太陽の光だと、なお、いいはずです。
 暗い、山の端、月という組み合わせを使うところに、
 式部の屈折した心が読み取られますね。

 少しだけいじけているのでしょうか。
 時代が、式部を括り切っていたのでしょうか。


 上人の返歌は、
「日が入りて」で始まります。
 別に、日を沈ませることを読む必要などないはずなのですが、
 上人の心も何かすっきりしないものがあったのでしょう。
 式部の歌をどんな形で受けてもいいはずなのです。
 月や道にこだわる必要はないと思われるのですが・・・


つづく


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