絵じゃないかおじさん

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あ@西国6/7(33-31)木彫りのカンノンさんのおはなし

2019-06-08 07:57:56 | 仮想はてな物語 

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絵じゃないかおじさんぐるーぷ





 人間は、そういう事が、出来る唯一の動物なのですから。
 ショートク太子が、この山に登って来た時、
 たまたま、この柳に彫り込んだ文字を、見つけました。

 柳は、枯れなかったんですね。
 太子が、この文字に見入っていると、
 どこからともなく、白髪の老人が現われたそうです。

 その老人は、太子に向かって、
 この柳でガッティを、刻むように進言したということです。
 ついに、柳は生命を断たれることになりました。
 カンノンはんは、色々な木で彫刻されるんですねえ。
 椿の木もありました。
 楠木、柏、桂、槻栴檀、白檀、榎とあります。
 元は、みんな生きていた木なんですよね。
 ここがセンティたちの悩みのタネでもあります。
 身体を用意されて、
「はいどうぞ」と言われると、
 入らないわけにはゆかないし、
 単純に、ホイホイと入れば、
 殺生を黙認することにも、なり兼ねないのです。


つづく

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