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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
美人は、また、他の人から評価されねばなりません。
他の人が認めない美人などは、存在しないのであります。
一点の非の打ち所のない美人でも、
他の人から評価されないのなら、
本人は美人とは思えないようです。
顔の美醜とは、そのようなものにすぎないのですね。
ということは、人から醜いと思われている顔でも、
見る人から見れば美しいのであります。
馬頭夫人の顔は、牡の馬から見れば、
それはもう、ヨダレたらたらの、美人の顔であったのです。
つづく