愛犬マリーが、先週の15日(木)、chihiのコンサートのあった日に永眠しました。
2月始めに具合が悪くなり、10日に病院に連れて行って、
腹部のむずかしいところに腫瘍ができているので
手術しないと1週間くらいの命みたいに言われて。。。
2度の抗がん剤投与生活から復活していたけれど
年には勝てず、おしっこもままならない状態になっていました。
手術をしたからといって、必ず助かるというのでもなさそうだったので
もう手術することは、やめました。
1週間といわれた命は軽くオーバーして、
きっとchihiがドイツから帰ってくるのを待っているのだと家族で話してました。
その通りになりました。
亡くなる1週間前くらいから、日に日に弱っていくようでした。
最後の3.4日は玄関の段差をあがれなくなってしまいました。
フローリングの床がすべって、スキーが下手な人がジタバタしてる感じと同じでした。
それでも、寝たきりにはならず、おしっこは部屋から出て玄関の片隅や庭に出ていこうとしました。
賢いワンコでした。
先週は、長時間家を空けないように、誰かがいるようにしていましたが、
15日は、私は朝からヘルマンハープの最終練習。
そしてchihiのコンサートでした。
家族全員、chihiのコンサートに行きました。
コンサート終了後、外で食事して遅く帰ると、玄関で倒れていました。
冷たく、死後硬直のマリーでした。
最後にマリーを見たのはsallyで、
お昼1時過ぎ、マリーはリビングにいました。
リビングのドアは開けていました。
玄関のおしっこシートをひいた所でおしっこをして
玄関からあがろうとして、あがりきれずに後ろ足が玄関に残った状態で息絶えていました。
外で晩ご飯を食べなければ・・・看取ってあげられたかもと悔やみました。
民間のペットのお葬式やさんに電話で問い合わせもしてみましたが
迷った末、翌朝、市の清掃局へマリーを運びました。
思っていたより、綺麗なところで、お線香もあげられるようになっており
お花も飾られていました。
職員さんも感じよかったです。
家族4人で見送ることができました。
看取ることはできませんでしたが、
後から考えると、1日早くても1日遅くても困ったし、2日3日ずれても困ったので、マリーは、わかっていてこの日を選んだのかと思うくらいです。
本当に賢いワンコでした。
1日早ければ、chihiのコンサートに影響する。
1日遅ければ、泣きはらした顔で私は17日のヘルマンハープのコンサートに出ていました。
本当は、17日も少しはれた目だったのです。
もう少し遅ければ、chihiの出発にも影響する。
そして、清掃局の開いてる平日だったので、家族で見送ることができました。
17日は、「千の風~」の演奏があったので、
演奏しながら泣いてぼろぼろになるのではという心配もありました。
幸か不幸か、ぎりぎりまで伴奏のアレンジに迷いがあったので
演奏することに精一杯で泣く余裕はありませんでした。
人前でお金も頂戴して演奏するということ。
その前に起きた悲しい出来事にもめげず
コンサートへの意識・・・を高める。
マリーに修行させてもらったような気もします。
不思議なことに私とchihiが同じ夢を見ました。
マリーが死んだと思ったのは勘違いで
「な~んだ、生きてるじゃない!」という夢です。
マリー、14歳と5ヶ月。
ありがとう。
ほんとに、ありがとう。
画像は右が長年、愛用した首輪。
左、3ヶ月前に買った、小型犬用。
最後は、これも、ぼそぼそでした。