RZ50 フルカウル製作(その6)

2016年11月23日 | 乗り物いろいろ

こちらは最後の難関であるカウリングステーの製作に入りました。

仕事の作業場が都内に移転してしまったため、平日はまったく作業時間が取れなくなってしまいました。

これは大きいです・・・

 

進めているRZ50については、前にも触れていますが出来上がり次第売却する方向です。

それでも自分が乗りたいようにしたい方向に変わりはありません。

フルカウルのステーといえば、ステアリングネックの部分に、通称「象の鼻」といわれる突起を溶接して

その先にカウルと接合するステーを付けるのがごく一般的だと思います。

 

今回、この車両に課したお題として「いつでもノーマルに戻せる」があります。

面倒なことをしないで溶接しちゃえばいいのですが、これは時期オーナーさんがどうにでも出来るようにと

考えた結果です。

 

それではまず鉄板からステーの土台となる部分の部品を切り出していきます。

ステアリングネックの太さが43mmなので、少し余裕を見て46mmのホルソーで穴を開けて

それを2分割したものを切り出しました。

それにしてもホルソーうるせ~

鉄の切断面(半円形部分)がステアリングネックにはまるようにするのですが

そのまま当ててネジで締め上げれば、当然フレームがザクザクになりますもんね。

ここはゴムで保護することにします。

こんなものがホームセンターで売っていますので、ちょうどよい長さに切ります。

ちょっと幅が広いゴムで直径46mmの曲面にはめるには浮き上がってしまうため

半分以下の幅に調整します。

うまくはまりました。

 

そのたあれこれ切り出して

直角を意識しながら溶接して

こんな物が出来上がりました。

あとはサンダーできれいにバリ取りして

これをこんな感じではめ込みます。

あとはフレームの後ろ側からネジで締め上げてしまえば

相当しっかりした「象の鼻の土台」が出来上がります。

カウルを外したい時は、これを外せばきれいさっぱりノーマルに戻るというわけです。

ここから先端に付くステーは、前回グースで作った物と同じようなステーを作るわけですが

グースで学んだことを加味して、一味加えたいと目論んでいます。

今日は結構上手くいったな!


エストレヤが加わりました

2016年11月23日 | エストレヤ

新規追加です。

もちろん新車ではありませんが、やさしい先輩から譲っていただきました。

前オーナーは女性とのことですが、10万キロオーバーだそうで

エンジンブローで放置されていたものを先輩のところにきて

上物のエンジンに載せ変えたものです。

公道復帰までにはさほどかからないと思いますが、見ているとあれこれ手を出してしまう悪い癖が・・・

ちょっとRZ50のタンクや型取りでお借りしてるシングルシートなど載せてイタズラしてみました。

シングルはこういうスタイルが似合うんですねえ。

GXがメンテナンスに入るので、なるべく早めに乗れるようにしたいと思います。


GX750 メンテナンス開始

2016年11月23日 | GX750

滅多に更新しないブログなのでアクセス数はさほどでもありませんが

それでも見て頂けてるというのはありがたいことです。

最近アクセスの多い記事が、以前作成したセミトラの製作で

同じように点火で悩んでいる方がそこそこ居るのだなあ~と思ったところです。

GX750については、ついにヤマハ部品検索で部品調べが出来なくなってしまいました。

古くても人気のXS650などはまだ表示されるんですよねえ~

ここのところオークションでもGXをよく見かけます。

バイク屋さんも部品の入手なバイクを持つのはリスキーですからねえ。

そんなことから出品数が多いのかななどと考えます。

そう考えると、再生時に朽ち果てた純正部品は捨てて、比較的入手しやすい他車部品に換装したのは

ある意味正解だったかもしれません。

もちろん「ノーマルにこだわる」方にとっては邪道な手法だと思いますが

古い当時の交通事情と現在では大きな隔たりがありますし

そんな今を走らせるには、安心した機能を保有することが大事と考えているからです。

 

点火系の振り返りですが、これ作ってから4年くらい経っていると思いますが

至って順調に機能しています。

回路は先人がたくさん紹介されてるので、作ることに苦労することは無いと思います。

電気の嫌いだった自分でも、今では結構楽しんだりしてます。

やっぱりやってみないとわからないものですね。

とにかく旧車は「火を強くする」に限りますね。

 

レストアして公道復帰してから6年目を迎えましたが、ここのところどうもエンジン自体がお疲れのようで

この冬、しっかり手当てをしてやろうと決めました。

また、ダラダラとアップしていきますが、改めてこの古い3気筒を好きになってやろうと思ってます。