GX750 セミトラ製作(その3)

2013年11月02日 | GX750

秋の夜長工作は続いております。

今日はトランジスタの固定と基盤への結線を行いました。

まずはトランジスタの取り付け位置です。

側面に取り付けることにしました。そのための穴あけをします。

合計6ヶのトランジスタを使用しますので、片側側面に3つ穴を開けました。

側面にした理由ですが、まず底面に取り付けようとした場合

どうしてもトランジスタ同士が接近した位置になってしまいます。

スペース的な制約からこれは仕方ありません。

しかし、トランジスタ同士が接近するということは、少ない範囲のケース面に

放熱をさせるということになり、当然ながら放熱効果も落ちるわけです。

出来るだけ均等な面積に対して放熱させるためには、側面配置しかないわけで

このようなレイアウトとしました。

 

そして、トランジスタを取り付ける前に、リード線の取り出し穴を開けなくてなりません。

あれこれ考えましたが、片側に寄せて出すことにします。

リード線を保護するために、ゴムのグロメットを入れます。

グロメットって、こんなゴムのブッシュです。

外周上に溝が切ってあり、ケースの切り口にそこがハマるようになって

金属面にリード線が当たらなくなります。

 

3つの穴にグロメットを装着しました。

 

さて、いよいよトランジスタを固定するのですが、放熱効果を高めるために

接着面にシリコングリスを塗布します。

電子部品屋さんで売っていますが、結構高かったりします。

まあ、そんなに頻繁に使うわけでもないので、グレードの良い物にしました。

 

ビスでトランジスタを固定して基盤にリード線を結線します。

 

どうせ蓋をしてしまうのですが、ちょっと配線には拘ってみました。

トランジスタはこんな感じでしっかり固定されました。

 

 

これらを3つ繰り返して、リード線と基盤をハンダ付けします。

 

3つ並んで、同じように配線すると、何だか複雑っぽい感じになってきました。

実際にはすごくシンプルな回路なんですけど。

これは、元の設計者が上手く作られたおかげですね。

 

後はトランジスタに抵抗とダイオードを繋いで

外部への配線引きをすれば完成です。

 

次回に続く

 



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