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ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ターミネーター:新起動/ジェニシス(映画鑑賞記録棚卸63)…新起動が再起動の意味なら再起動失敗

2019-05-11 11:36:34 | 映画

昨晩はabematvでアメトーークのAVサミットを観たピロEKです

さて、そろそろ最終回にしたい当ブログの「アーノルド・シュワルツェネッガー祭」
「ラストスタンド」
「大脱出」
「サボタージュ」
に続いて、本日は「ターミネーター:新起動/ジェニシス」であります。
「サボタージュ」と「ターミネーター:新起動/ジェニシス」の間には「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」を鑑賞していますが記事にまとまりそうもなく先送り


「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
監督 :アラン・テイラー
出演 :アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク
制作年:2015年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Terminator Genisys

TSUTAYA DISCASから「インサイド・ヘッド」と一緒に届いた1本。
4年弱前の2015年11月29日(日曜日)の夜21時頃からその日中ぐらいまでに鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
2029年、審判の日から30年以上に渡って続いた人類とスカイネットの戦いは、人類の勝利に終わる。窮地に立ったスカイネットは、人類軍の指導者ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)が生まれる前に、その母親サラ・コナーを殺害するため、タイムマシンでターミネーターT-800を送りこみ、人類もそれを止めるべく志願したカイル・リース(ジェイ・コートニー)を送り込もうとするが、タイムトラベルの瞬間、カイルはジョンが何者かに背後から襲われるのを目撃、転送中にも子供の頃の自分が自分に語りかけて来る光景に出会う。
1984年に到達したカイルは、予想もしていない敵、液体金属ターミネーターT-1000(イ・ビョンホン)に襲われるが、その窮地を救ったのが、想定外に屈強な女戦士になっているサラ・コナー(エミリア・クラーク)と、中年姿のT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。



感想
もうターミネーターは…
「未来から刺客としてのターミネーターが来たり、それを阻止しようとするターミネーターもしくはカイル・リースが来る」
という設定あたりを生かしていれば、どう脚本を書こうと自由というルールになっているんだろう

シリーズ全体の辻褄とかは回収するつもりはないらしい。
というか辻褄合わせはすでに不可能で、次回作の「ターミネーター:ニュー・フェイト」では「ターミネーター2」の続編だと銘打っている。
そもそもほとんどの「ターミネーター」シリーズが「ターミネーター2」の続編だろうに

ここまで時間旅行の設定がゆるゆるなシリーズも逆に珍しく
「時間改変モノ」でもなさそうだし
「パラレルワールド派生させ型」とも割り切っていない。
そもそもこのシリーズは時間改変の結果を見せてはくれないので「時間旅行者の自己満足型」なんかなとも思うけど「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」とかこれとか観ていたら、そうでもなくて改変されていたりもして、まぁデタラメばかりです

双方の勢力が躍起になって未来を変える意味だけでもキッチリ説明してくれないものだろうか
この基本部分、シリーズを重ねるごとに、私には分からないものになっていっています

(私が理解できていないだけで、キッチリ説明済みなのだろうか…そんな高度な脚本に私が付いて行っていないだけなのだろうか


さて、そんなデタラメの一本「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
ストーリーやテイストは前述の「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」に一番近いイメージ。

ジョン・コナーが敵になってしまうデタラメぶり
そんな方法があるのなら、もうタイムトラベルとか関係ないやん
未来でなんとかしなさいよ…と思うのは否めません。


ジョン・コナーの話になりましたが、そもそも感情移入しづらいのがキャスティング

エドワード・ファーロング
ニック・スタール
クリスチャン・ベール
で、ジェイソン・クラークと、とにかく統一感のないジョン・コナー役
ここが、今作でもクリスチャン・ベールだったら、ちがうレベルの映画になっていたかもしれない

カイル・リースも、若い頃のマイケル・ビーンとは全然似ていない、ましてはアントン・イェルチンには似ても似つかないジェイ・コートニー
もっと近いタイプの俳優もいたんじゃないかと思うのだけど

サラ・コナーのエミリア・クラークなる女優さんも同様。
…まぁ美人にシフトすることに異論はないけど、髪型だけでも似せられなかったのかと

なので、アーノルド・シュワルツェネッガーの登場では、ホッとするし、テンションも上がるのですが
…ん?キャスティングの違和感は狙い??
…ターミネーターじゃなくて、シュワルツェネッガーがヒーローのアクション映画撮りたかっただけ
俳優復帰後、「ラストスタンド」「大脱出」「サボタージュ」と、色々頑張ったけどハネなかったから、この(シュワちゃんの中では)キラーコンテンツのコレに已む無く手を出したとか

というような邪推・疑念までが、私の中で発生しております


とまぁ、不満が多いけど、年取った正義のターミネーターT-800、シュワルツェネッガーの活躍と、1本のみの映画としての面白さはソコソコ
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」で微妙な調整の手腕を見せたアラン・テイラーがここでも辻褄職人としてそれなりには頑張ったんじゃないだろうかとも想像


草稿によれば、点数は4点弱(5点満点中)でした。



(当ブログ内の関連記事)
2009年07月24日 【映画】ターミネーター4…ジョン・コナーが救世主たらんことを(東エデかぶれ)
2010年08月15日 【映画】ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ…クソゲーという言葉があったが…



では、このあたりで


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