ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】グラン・トリノ…俄かイーストウッドファン復活(半年以上ぶり)

2010-06-07 22:21:38 | 映画・DVD

先週頭から喉を中心に体調不良だった私。
割と良くはなってきましたが…まだ完全健康体では無い感じですかね

で、昨日までのお休みのほとんどは睡眠
寝るのが一番薬になるっていうのは多分ホントだと思われます



本調子じゃないのならば今日も早く寝ちゃえばいいのですが、それでなくてもブログネタの数々が供給過剰な昨今、とりあえず映画観賞記録でも更新してきます(※ただしヤッツケ気味)。



「グラン・トリノ」
(監督:クリント・イーストウッド、出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、2009年アメリカ)

TSUTAYA DISCASさんで「インスタント沼」と一緒にレンタル(※無料お試し期間はこの2作品で最後)。2010年5月22日(土曜日)の夜勤明けの明け方AM5:00頃から7:00頃にかけて鑑賞しました。



ストーリー
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。妻を亡くした彼だが、頑固さゆえに自分の子供たちとも折り合いが付かず一人で暮らし始める。そんな頃、隣に住むアジア系移民・モン族の少年タオ(ビー・ヴァン)が、同じモン族のギャングにそそのかされ、ウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗もうとする。
詳しくは…http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/





ピロEK的感想&点数
面白かったです
クリント・イーストウッド監督の映画にハズレ無しという評判。
この映画単体での好評さも当然耳に入っており、評判に比例して期待もしていたのですが、期待通りで裏切られる事もありませんでした

お話は、
社会問題なのであろう移民の問題なんかも盛り込みつつ深い…とはいえ展開自体は割と単純。
単純でも、飽きずにぐっと引き込まれて観ちゃう、またもやなんだか凄い作り「チェンジリング」の記事でも同じような事を書いてますね私)。

…私よりも後日、嫁さんが鑑賞している際には、その途中から観始めた娘までがハマって観ておりました。
…やっぱイーストウッドって映画の作り方が絶妙なようです。私程度の脳&知識ではどこが上手いとか分析できないんですけどね

あと、ジジイはカッコイイし。

…男らしい床屋への入り方とか、雇ってもらえる面接は良く分かりませんでしたが

ラストでの主人公の行動は、賛否ある…というか、私は何となくモヤモヤしたんですけど、
ともあれ、一人の偏屈な老人の生き方と死に方には感じ入るモノがあった…何にしても感動作って感じでしょうか。

あの遺言も好きですね
車に馬鹿っぽい改造をするなとか、なんとかいう…
私もああいう強行で偏屈かつ正論を吐いて、許容&納得されるような人物になりたいなぁと思った次第です


点数は5点(5点満点中)。
私の事なので上手く説明できていないとは思いますがオススメ作品です
ただ、アメリカの移民事情とか、グラン・トリノという車の事に詳しければ、更に楽しめる作品なのかもしれませんねコレは。

基本は、そういった事情も知ってるアメリカ人向けに作られてるんでしょうねぇ。



…あと、工具がちょっと集めたくなったかな個人的には
…使うはずもないんだけどね



補足・蛇足

暴言世代
イーストウッド演じる主人公が吐く暴言の数々…。
なんだか親近感があるなぁ…なんて思ってたら…多分、うちの父親だわ
うちの父親がどのような暴言を吐き続けているのかと言えば…まぁ怖くてこんな所には書けませんが(言うほどたいした内容ではありませんよ)、うちの父親の場合も本気というよりも世代だね
(※うちの父はイーストウッドよりも10歳ほど若いんですけどね


コメント欄の事…
gooブログには一般的なブログ同様“コメント記入欄”が設けられており、ブログを読んでいただいた方がコメントを残せるようになっております。
で、ありがたい事に私がTBさせていただいたブログの方々を中心にコメントを沢山いただくのですが…
この記事を書く際に読み返した「チェンジリング」「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の記事では…去年の9月からコメント放置しているという不義理っぷり
皆さま、本当に申し訳ありません



では、このあたりで





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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
俄かファン (sakurai)
2010-06-08 12:24:11
としては、なかなかいいとこをついているのでは!などとえらそうなことを言ってますが、この人の映画は、見せ所がうまいというか、勘所がいいというか、見てるこっちの感性をするどく刺激してくれる。
うまいんですよね。
にくったらしいほど。
ご自身が出演なさるのは終わりみたいなことを言っておりましたから、最後は、自分自身の映画出演への決別のシーンだったかもしれないです。・・勝手なこと言ってますが。
その後も「インビクタス」みたいな凄いの撮ってますから、まだまだいけるでしょう。
返信する
こんばんは~♪ (Aki.)
2010-06-09 04:36:07
TB有難う御座いました♪
いや~、イーストウッド作品にハズレなしですよね~!
今回も素晴らしい出来でしたo(^^)o
ラストもイーストウッドらしくて、あれはあれで良かったんじゃないかと。
て、ワタクシもモヤモヤしまくりではありましたが(^^ゞ
とにかく、今後も良作・秀作を出し続けて欲しいですね!

ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
返信する
好印象 (メビウス)
2010-06-15 20:45:44
ピロEKさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

『イーストウッド作品にハズレ無し』という言葉はもはや定番となりつつありますし、実際題材の1つ1つが素晴らしいものばかりなので本作も含めて感動できるものが多いのですが、それでも敢えて言うと、イーストウッド作品って個人的にちょっと暗いようなイメージがありまして・・^^;感動できるものの、観終わった後なんか重いものが残るんですよねぇ・・(汗
でもこのグラン・トリノはウォルトじいさんの偏屈ぶりやタオ一家とのやり取りなどでちょっとニンマリさせられてしまった部分がありましたし、オチも重くなかったので、自分が観たイーストウッド作品の中では結構好印象でございました♪
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2010-07-26 15:45:49
TB有難うございました。
クリント・イーストウッドの俳優業引退説も
囁かれましたが、こんなに貫禄のある演技を
観ると俳優業もそして、監督業も情熱の
続く限り続けて欲しいと思いました。
ラストの余韻は上映後も残りました。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
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★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(sakuraiさん、Aki.さん、メビウスさん、シムウナさんへ))
2011-04-14 04:00:44
まずはお詫び。
この記事をアップしたのが昨年(2010年)の6月。皆様からコメントを頂いたのが6~7月にかけてです。随分長い事放置してしまいました。本当に申し訳ありません
で、今からお返事を書いていくし、出来るだけ頂いた方のブログにもコメントを残しに出かけようと思っているのですが…ナニブンにも内容を思い出せるかどうかが微妙な感じで…。
ともかく返事行きます(まだ前のコメントとかもあるんですよね…一昨年とか


★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます。

>俄かファン
>としては、なかなかいいとこをついているのでは!

ありがとうございます。
私も映画を観た記録をブログで書くようになって、映画の観方っていうのがそれなりには分かってきたって事なんでしょうか。

>最後は、自分自身の映画出演への決別のシーンだったかもしれないです。

そんな情報をもらうと寂しい気がしますね。
ジジイが主役出来るシナリオっていうのも、そんなには作られないでしょうから仕方ないのかなぁ?

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。




★Aki.さんへ★

いつもコメントありがとうございます。

>いや~、イーストウッド作品にハズレなしですよね~!

ですね~…とか思ってたら「インビクタス」が期待しすぎちゃった感でしたが。

>とにかく、今後も良作・秀作を出し続けて欲しいですね!

せめて後、10年ぐらいは頑張って欲しい爺です。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。




★メビウスさんへ★

いつもコメントありがとうございます。

>それでも敢えて言うと、イーストウッド作品って個人的にちょっと暗いようなイメージがありまして・・^^;感動できるものの、観終わった後なんか重いものが残るんですよねぇ・・(汗

そう言われればそういう感じかも…。
今、HDDに数本イーストウッド作品が入っているのでそういう部分にも注意しながら観てみます。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。




★シムウナさんへ★

いつもコメントありがとうございます。

>ラストの余韻は上映後も残りました。

良い映画でしたよね。カッコつけて死んで終わりなのにイーストウッドが長年培ってきた何かがそれだけでは無い何かを感じさせてくれてという感じでした。…とか言いながら詳細は覚えていなかったりするんですけどね。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
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