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ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】落下の王国…なんか良い映画だったので何時になく真面目な記事に。

2009-05-05 23:10:01 | 映画

さて、ゴールデン・ウィークも残りは明日1日
本当にどこにもレジャーに出かけなかった我が家。娘は不満そうです
明日もどこにも行く予定は無いんだけどね…来週か再来週にはちょびっと遠出でもしましょうかね(っつってもそんなに遠くには行きませんが



さて、本日は映画鑑賞記録です。
最近はブログでアニメ鑑賞記録を同時に3本も始めちゃったお陰で映画鑑賞とコミック読書記録が滞っている状況であります(一番滞っているのは小説読書記録なんですけどね)。
なので今日は頑張って1本仕上げました



「落下の王国」
(監督:ターセム、出演:リー・ペイス、カティンカ・ウンタール、ジャスティン・ワデル、2006年インド/イギリス/アメリカ)

TSUTAYAさんで「ウォンテッド」「幸せの1ページ」「スカイ・クロラ」「愛の伝道師 ラブ・グル」と一緒にレンタル(今年のゴールデン・ウィークはこの5本で
2009年5月2日(土曜日)の夜鑑賞しました。



ストーリー
1915年のアメリカ。オレンジの木から落ちて腕を骨折して入院中の少女少女アレクサンドリア(カティンカ・ウンタール)は、映画のスタントで脚を骨折して同じく入院中の青年ロイ(リー・ペイス)と出会う。ロイはアレクサンドリアに対し6人の英雄が活躍する叙事詩を語り始め、アレクサンドリアは聞かされる話に夢中になるのだが…
詳しくは…http://www.rakka-movie.com/





ピロEK的感想&点数
鑑賞前に予告とかパッケージをみる限り、キワモノ、もしくは夢オチ作品、場合によってはラリってる作品かい
…なんて思って、実はあんまり期待していなかった映画だったのですが

実に良かったです

映像美ってのはこの作品の為にある言葉…とまで言えば過言ですが、これはもう映画というよりも美術作品と言った方が良いのかもしれないです
下手な現代美術の美術展を観に行くよりも、この映画を観た方がよほど良い感じだと思いましたわ。
映画館に行かなかった事が悔まれる作品ですが、劇場公開している事も知らなかった作品なので致し方ありません


冒頭のモノトーン風味で意味の分からないシーン(後でスタントのシーンだと分かる訳ですが)。
そこからが、もう素晴らしい色調&構図の絵で、ちょっとした写真集を観ている感じ

世界遺産も含むという世界各地の美しいロケ地
登場人物達の美麗な服装
で、顔から風景に移ったり…なんていう演出の数々も、全部綺麗・美麗・荘厳…そんな褒め言葉で満たしたい作品でした
褒めポイントは言い出せばキリがなく、また言葉で簡単に説明出来るようなモノでも無いというか

個人的にはこの人↓…



が特にお気に入りですね


映像の美しさ、音楽の美しさはさることながら…
こういう美術面中心な映画って、抽象的なストーリーだったりすることがありがちですよね(この記事の冒頭に期待していなかったと書いた心配事項がコレですね)。
でも、こいつはキッチリ具象
ハッキリ・クッキリした普通に感動のストーリーです(感動度合いは保証しませんけど)。
話を追っかける派の人でも腹は立たないストーリーなので、安心して人にお薦め出来ます

このお話を最後まで観て少し心配になった点ですが…
ロイって結局直ったんですかねぇ
アレクサンドリアが後で観た映画作品って結局は過去の作品ってことだったりして…この部分だけがもやもやしてしまいました



点数は5点(5点満点中)。
もしも映画館で観ることが出来ていればもっと高得点だったかも知れません
この作品の為にブルーレイ・レコーダーと大きなテレビへの購買意欲が高まっております
とりあえずブルーレイ買いたい作品リストに追加しときましょうかね



補足・蛇足
この映画を観て思いだしたのが…
随分昔のサントリーローヤルのCF。ランボー編。
フェディコ・フェリーニ風味(?)というかそういう感じの…まぁ私はフェリーニ作品なんて観た事も無い訳ですけど

…とかいってどのくらい共感してくれる方がいるものなんでしょうか

ちなみに同CFのガウディ編は、少しだけパワーダウンしたように思ったものです



今日はこのあたりで





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヨヨ)
2009-05-06 10:31:19
こんにちは!
トラックバックありがとうございました♪
こちらからの送信が失敗してしまいますので
コメントで失礼します

いや~素晴らしい作品でしたね
とにかく映像がおそろしいほどきれいで。
少し遠くから写されている湖のシーンなんかは静止画のよう。

少女のムチムチした姿も可愛らしかったですが
子供らしいまっすぐな性質なんかが、ロイの心を揺さぶったのはよくわかります
死なないでのあたりは、感動して涙がでてしまいました
返信する
文句なく (sakurai)
2009-05-06 12:03:44
去年みた映画のナンバー1ですが、まじに最高でした。
監督の壮大な構想といい、構図の素晴らしさ、絵の透明感、すべてが、これぞ映画!!!と迫ってきました。
コンな凄いものを見れる幸せを感じましたよ。
一応、あれがのちのバスター・キートンっぽい役者になりました・・・ということになったのではないでしょうか。
映画を撮ってるときも、あの女の子には、ロイは本当に歩けないんだといって通したとか。
あの少女の無垢な存在がまた光ってましたね。
返信する
かわいかったですよね^^) (ぷちてん)
2009-05-06 12:27:35
あの女の子、本当にぽちゃぽちゃして、せりふというよりごく自然に口から出たという感じでとっても良かったです。
そして写真集のように見事な映像美!
確かに家で見るなら大画面で見たいものです…ホームシアターなんてあったらいいですよね~~~
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~我が家ではちょっと無理ですが・・(涙)
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(ヨヨさん、sakuraiさん、ぷちてんさんへ))
2009-06-16 14:24:55
★ヨヨさんへ★

いつもコメントありがとうございます。そして反応が遅くなってスイマセン

>とにかく映像がおそろしいほどきれいで。

どこがどう綺麗かなんて語りだすと…まぁ恐ろしく長い記事になっちゃいそうな素晴らしい映像の数々でしたよね。
良いテレビが欲しくなる作品でした。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます。反応が遅くなってスイマセン

>去年みた映画のナンバー1ですが、まじに最高でした。

大絶賛ですね。sakuraiさんの事だから映画館で観たんでしょうね…羨ましい。
私はいつものようにDVD鑑賞だったのですが、大画面プラズマの購入も検討させる一本…そんな作品でした。

>一応、あれがのちのバスター・キートンっぽい役者になりました・・・ということになったのではないでしょうか。

バスター・キートンって名前以外何も知らないんですよね
「マスター・キートン」なら全巻持ってるんですけど

>映画を撮ってるときも、あの女の子には、ロイは本当に歩けないんだといって通したとか。

公式サイトで見た情報では、一部のスタッフ以外全員を騙していたとか…
それが周囲のリアルな演技を招いたとの事です。長い撮影だったろうに、凄いですね


では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★ぷちてんさんへ★

コメントありがとうございます。反応が遅くなってスイマセン

>あの女の子、本当にぽちゃぽちゃして、せりふというよりごく自然に口から出たという感じでとっても良かったです。

あの女の子はこの映画までは演技経験が無い子供を選んでのキャスティングだったようです。
スタッフの思い通り、自然体な演技となったみたいですね。

>┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~我が家ではちょっと無理ですが・・(涙)

うちも…多分無理です。
子供も一人育て終わるし、車のローンも終わるから…景気さえ良ければなんですけどねぇ。


では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。
返信する
絵画のような (kino)
2009-09-21 00:54:09
こんばんは。
以前の映画をやっと今頃ボチボチ見ている状態なのに、
TBありがとうございます。
この映画はホントに楽しみにしていて、期待通りに
私好みの映画でした。
映画館で見たかったです・・・。
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(kinoさんへ))
2009-12-31 11:21:30
★kinoさんへ★

コメントありがとうございます
9月に頂いたコメントをこんな時期まで放置して本当に申し訳ありません

>映画館で見たかったです・・・。

映画館で観れなかった事を後悔させられる力のある作品ですね。
ホームシアターを本気で考えさせられる作品です。景気向上にも一役という感じ(?)

では、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。
返信する

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