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【映画】怪物の木こり…菜々緒のくせに割と上手いなどと思ってしまっって、なんかすいません

2024-08-01 22:57:11 | 映画
本日は、2024年8月1日(木曜日)です。
もう8月ですか💦



以下は、映画鑑賞記録です



「怪物の木こり」🪓
監督 :三池崇史
出演 :亀梨和也、菜々緒、染谷将太
制作年:2023年
制作国:日本🇯🇵

2024年7月20日(土曜日)の午後、15:55頃までに「Netflix」で鑑賞しました。



概要
倉井眉介の小説「怪物の木こり」の映画化。
26年前、静岡県で日本の歴史上最悪な児童連続誘拐殺人事件“東間事件”が起こる。脳神経外科医である東間翠(柚希礼音)によって起こされたその事件は、警察の捜査が及んだときには、多くの子ども達の遺体と、唯一の生存者である1人の男の子だけが残されていた。
26年後の現在、弁護士の二宮彰(亀梨和也)は、表向きは普通に優秀な弁護士だったが、自分を嗅ぎ回る男を事故に見せかけて殺すなど、冷酷な男だった。
同じ頃、世間では頭を破壊された上で脳を持ち去られる“脳泥棒”という猟奇連続殺人が起こっていた。警察の分析官である戸城嵐子(菜々緒)らは、この被害者が人から恨まれるような人物ばかりの冷酷で倫理観に欠ける人物ばかりであることに行き着く。
二宮は、駐車場で怪物の仮面を被った男に襲われ、頭に怪我を負うが致命傷は免れ、犯人も他の人物に目撃されたことからその場を立ち去る。物取りの犯行に見せかけようと財布から抜いた紙幣を飲み込んだ二宮はそのまま失神し、次には病院のベッドで目覚める。医師は頭の怪我は大事には至っていないが、二宮の脳に埋め込まれた“脳チップ”の方が心配であると二宮に告げるが…二宮自身は、自分の頭にチップがあることなど全く知らなかった。



感想
例によって日本映画に多いテーマなこの手のやつです。
若干、突飛な設定で、物語に入り込みづらい点はありますが、まぁ普通です。

別の映画の記事では、大きく批判した三池崇史監督ですが、この映画は、まぁまぁ普通にまとまってちゃんとしていました。
テンポは悪くなく、飽きることなく観続けられる感じのもの。
やればできるのか
脚本やスタッフに依存するのかはわかりませんが
普通のサイコサスペンスに仕上がっています。

設定は、子供の頃、脳🧠に埋め込まれたサイコパスになる脳チップにより、サイコパスになっている主人公。
主人公も含め、サイコパスを狙う連続殺人鬼が出てきて、サイコパス主人公一派と、連続殺人鬼と、警察の三つ巴の攻防というお話。

…脳チップ🧠って💦

そのうち、主人公の脳チップ🧠が壊れて、サイコパスじゃなくなってしまう…という。

「三池崇史にしては」と誉めたこの映画ですが…
脚本の全体像は、劣化した長崎尚志&浦沢直樹の「MONSTER」絵本の件なんか正にパクリ
で、主人公の葛藤は、石森章太郎が半世紀も前に描いた「人造人間キカイダー」からそこまで成長していないもの。
…要は、月並みで大したことない脚本に感じてしまった次第です。
1年ぐらい前に観た「キャラクター」って映画の方が、怖くて、脚本や展開も面白かったかな…まぁ、あっちはパクリじゃなくて本物長崎尚志原案)だからね。

主人公が最後の自分を刺した婚約者を正当防衛に工作してことキレるオチは弱いし、もっと頭のいい切り返しもあったんじゃないかと。

あと、サイコパス=犯罪者って描写は、昨今において許されるのかどうかが気になった点です。


出演者は…

主人公の人工サイコパス二宮彰(修二ではなく彰)役に、ジャニーズ(←放送禁止用語)亀梨和也
犯罪者役は、周囲に参考例がいくつもあったのかも知れません(知らんけど)
KAT-TUNの〜メンバーの中には〜かみ〜の〜長い亀梨がおる〜)
…演技は、まぁ普通。

心理分析が得意な警察官役に菜々緒
彼女が意外と上手かった気がします「菜々緒のくせに割と上手い」などと思ってしまったのはすいません

染谷将太は、天然サイコパス役。
とはいえ、演技はいつもの染谷将太でしかなく。
あれがサイコパスな演技なのであれば、染谷将太はいつもサイコパス

主人公が最初騙しているけど、心を通わせていく婚約者役に吉岡里帆
彼女は使い方が下手で、なんか活かせていない感あり。

菜々緒の相棒のベテラン刑事役に、最近ちょいちょい見かける渋川清彦

あとは…そりゃあ脇役なはずがない…って思ってしまう時点で、この脚本に対してミスキャストな中村獅童

といった、それなりな日本映画っぽいキャスティングでした。


ということで点数は3点(5点満点中)です。



では、このあたりで



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