ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】バッドガイズ…他作品に影響されていますと公言すればパクリ演出は無罪なのか問題

2023-07-24 21:32:09 | 映画・DVD
本日は、2023年7月24日(月曜日)
今日から娘が職場復帰、孫娘はフルで保育園に行くようになりました。
生活が変わるのは親子とも大変でしょうね…頑張れ



以下は、映画鑑賞記録です



「バッドガイズ」🐺🐍🕷🦈🐟
監督 :ピエール・ペリフィル
出演(声):サム・ロックウェル、マーク・マロン、ザジー・ビーツ
(私は、尾上松也、安田顕、甲斐田裕子で鑑賞)
制作年:2022年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Bad Guys
アニメーション作品



2023年7月16日(日曜日)の深夜までに数回に分けて「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
アーロン・ブレイビーの児童文学「バッドガイズ」のアニメーション映画化作品。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで、ハイイロオオカミのミスター・ウルフ(声:サム・ロックウェル)を中心とした悪名高い犯罪集団“バッドガイズ”。街で恐れられている彼ら…ミスター・ウルフ、イースタンブラウンスネークで金庫破りのスネーク(声:マーク・マロン)、メキシカンレッドニータランチュラで天才ハッカーのタランチュラ(声:オークワフィナ)、ホホジロザメで変装の達人シャーク(声:クレイグ・ロビンソン)、怪力の格闘家ピラニア(声:アンソニー・ラモス)らは、その日も銀行強盗を成功させ、ミスティー・ラギンズ署長(声:アレックス・ボースタイン)率いる警察の追跡から、警官たちを煽りながら逃げ切りアジトに帰りつく。
アジトでスネークの誕生日を…スネークが乗り気でない中…祝いながら、テレビで報道される自分達の事件のニュースを見ていたバッドガイズ達は、テレビの中でアカギツネの知事ダイアン・フォクシントン(声:ザジー・ビーツ)が、バッドガイズのやり方は時代遅れと挑発、また街の名士でモルモットのルパート・マーマレード4世教授(声:リチャード・アイオアディ)が表彰される際に渡される“黄金のイルカ”の情報を知る。
黄金のイルカは、過去に名だたる解答達が盗みに失敗したお宝であり、バッドガイズはこれを次のターゲットに選ぶ。





感想
鑑賞中はずっと、感想に…
「オーシャンズ11」と「ルパン三世」と「BEASTARS」のパクリ
…って書こうと思ったんけど、鑑賞後Wikipediaで調べたら、そのあたりは製作者側が公言している事なのね。
ついでに「パルプ・フィクション」からもインスピレーションを受けており、アニメーションの手法は「スパイダーマン:スパイダーバース」からインスピレーションを受けているらしい(他にもたくさん書いてた)
パクリと言われないように開き直ったと言ったら言葉が悪いだろうか

あと「ズートピア」みたいに、怖がられている黒人問題を裏テーマにしているんかとか、勝手に思っていたけど、それも多分違っていそう…良くも悪くも、そんなに重いものを背負った作品でも無さそうです。
主人公声優は、白人のサム・ロックウェルだからね…そういう問題定義ものなら、今のハリウッドでは主人公を黒人声優にしないと問題になりそうだもんね。

あれかなぁ…
正直に「他作品に影響されています」と公言すれば、パクリ演出は無罪になります。
だから、この作品を色眼鏡で見ないで…とかいう事を作品テーマ(主人公たちは怖い肉食獣だから、悪人にしか見られない)と結び付けてるんかなぁ(だとしたら上手く無いし…この推測は、多分違う💦)

まぁパクリ感や、テーマの軽薄さ(いい意味も含む)はさておき、
何も気にせず観れば、暇つぶしにはなるそこそこのアニメなんだけどね
この直前に「SING/シング:ネクストステージ」「ニモーナ」という、割と優秀な作品を観ていて、それらと自ずと比較しつつの鑑賞だったのは、この作品に対し私の中で、より不利に働いたんでしょうが…

まず、脚本の煮詰め方が甘い
数々の展開は、全体的にイイカゲンで、取ってつけた感じのものばかり
知事の正体とかもね。
過去に複数の強盗(犠牲者の有無に関わらず強盗)を繰り返した窃盗団が、改心したら恩赦を受けるというファンタジー設定まで受け入れなければならず

この作品自身が。おそらく唯一の個性だと思っているであろう…
主人公と悪役は動物だけど、他のキャラクターは人間って部分の意図が全くわからず
(「おさるのジョージ」や「パディントン」みたいな事なんかな
動物が擬人化された世界なのに、ペットとしてのモルモットや猫もいるという座りの悪さも気になりました。

最近のアニメ映画の例に漏れず、
いくつかの音楽が流れるんだけど、このあたりも、選曲に対しての感銘や、懐かしい感等で引っかかる部分なし
(まぁこれは個人的になんだろうけどね)

なんなんですかねぇ…この全体的な詰めの甘さと、量産映画作りました感
映像や展開のテンポ自体は手を抜いたものでは無いので、残念感が強いです。
うーん、原作付き故に、こうなったんかな


出演者(声優)は、原語だと…
ウルフに前述のサム・ロックウェル
タランチュラにオークワフィナ
キツネの知事にザジー・ビーツ
あたりが有名どころ。

私が鑑賞した日本語吹替版では…
ウルフに尾上松也…イマイチ
スネークに安田顕…割と上手い
タランチュラにファーストサマーウイカ…可もなく不可もなく
シャークに長田庄平…イマイチ
ピラニアに河合郁人…違和感
といった、例によって無理やり芸能人起用な婦人…全体的にいただけません
高橋真麻も出てましたね。


点数は3点強(5点満点中)です。
観て損とかじゃ無いんだけど…現代基準ではイマイチの部類といった感じでしょうか。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿