本日、2020年10月10日(土曜日)2度目の更新です。
前回に引き続き、動物の擬人化海外アニメ連投です。
【映画鑑賞記録棚卸について】
過去に、主にレンタル自宅で鑑賞した映画の「記録」として、当時の草稿を掘り起こし、ちまちまとアップする作業を行っています。
5年前鑑賞などという、とてつもない過去のものも多々あり💦、記憶と草稿の不備を正す手段もないので…
「嘘書いてるやん、そんなんじゃなかったよ」💦
「こんな文章、予告編観たら書けるじゃん」💦
てなことも多くあるかと思いますのでご注意
順不同でまとまったものからお出ししております。
「ズートピア」🚓
監督 :リッチ・ムーア、バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ
出演(声):ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、イドリス・エルバ
(私はおそらく日本語吹き替えの…上戸彩、森川智之、三宅健太、で鑑賞)
制作年:2016年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Zootopia
3DCGアニメーション作品
TSUTAYA DISCASから「アーロと少年」と一緒に届いた1本。
(ディズニー系列の3DCGアニメーション作品が同時に届いた)
4年前💦💦💦💦の2016年10月2日(日曜日)に鑑賞しました(Blu-ray)。
概要
ウサギの少女ジュディ・ホップス(声:ジニファー・グッドウィン)は、警察官になることを夢見ていたが、周囲からはウサギは警察官に向いていないと否定的な目で見られていた。しかしその勤勉さから警察学校を首席で卒業し、見事ウサギ初の警察官になったジュディは、ズートピアの市中心部に配属される。ジュディが所属された課では、肉食動物ばかり14人が行方不明となる事件の捜査が行われていたが、その捜査には屈強なサイやゾウが充てられ、ジュディは駐車違反の取締を命じられる。不満に感じつつも職務をこなしていたジュディの前で、ゾウ用のアイスクリーム屋で巨大アイスの販売を拒否されている狐の親子を見かける。ジュディはアイスを売るように店主を説得するが、この親子は分割転売目的でアイスを手に入れたい詐欺師コンビだった。
感想
まぁ例によってこの映画も鑑賞から時間が経過し、内容はすっかり覚えていないのだけど…
一般的に弱いと思われているウサギ🐰(かつ女性)の警察官🚓と、キツネ🦊という、肉食かつ狡猾なイメージから、社会に溶け込めずに結局詐欺行為などを行なっている男が、バディとなって陰謀を暴いていく…
という、だいたい「ビバリー・ヒルズコップ」みたいな話。
大筋も面白かったし
細かなネタ…
各動物は(共存しているくせに)それぞれのサイズでの生活が送られていたり😆
役所の手続きが“ナマケモノ”のペースで遅々としていたり、
これは想定内だったけど、裏社会のボスが小さいネズミだったり、
とか(覚えていないけど他にもたくさん)散りばめられていて、そういうのも楽しめる映画
こういう細かい部分は、同じアニメでもディズニーやピクサーが強くややマニアック
逆にドリームワークス系とかでは、子供にもわかりやすく簡単なネタに終始している感があるので、
ディズニー、ピクサーの方が大人向けという感じで、個人的には寄り楽しめることが多いです。
(そんな私が大人向けと認める二つの中でも、最近のピクサーはちょっと芸術寄りになった感もあり、ディズニー直作品の方が自由にやっている感もあるので伸び代が見える…私の中でそろそろピクサー神話も終わりつつあるのかもしれない)
この映画のテーマには、差別問題があるとはよく聞く話。
肉食動物は、そのかつて“肉食”だった本能を、いつ草食動物に向けてくるかどうか分からない、犯罪予備軍みたいな差別の目に晒されている。
で、その差別心を強く持っているヒツジ🐏が今回の悪役。
ここに黒人差別問題とダブらせての考察や解説も多く見たんですが、
その描写が意図的にせよ観る側の穿った目にせよ人差別とダブらせるのはやや違和感があって。
だって、そういってしまうと…
「黒人は昔、白人に酷いことをしていた種族。本能的にそういう種族だけど我慢している」
と、受け取る子供が出て来ちゃうかもしれない
歴史の一時期に、黒人にその置かれた悪い環境の影響で犯罪加担者が多かった(?)のと、黒人の性質には因果関係はないので、逆に差別心を植え付けてしまう気がするんですがどうでしょう
で、肉食=凶暴(だった)という部分にも悪意めいたものが含まれている気がして…
「肉食だったけど、今は肉食じゃないよ、それなのに何故差別や区別され続けるのか」
とかいう言い分の根本は、肉食=悪という思想があって…
それは、この映画の世界においてはおかしな話ではないのだろうけど、観客側の世界で観て入れば、ヴィーガン原理主義的な思想を植え付けようとしているようにも受け取れて、なんか嫌い
なので、私の中の結論を言えば…
差別問題を描いた云々は、過剰に意識しないほうがオススメ
「人を過去の行いやコミュニティの背景だけで色眼鏡で見るのはやめよう」程度の受け取り方で丁度良いかと。
肉食・草食もこの世界の中だけの絵空事と受け取ったら良くて、深読みしたり、現実と結びつけるのは、映画を楽しむ上で愚行かと思います。
というか、これを差別問題への啓発作品とか考えると…
「かよわく見える女性だからって職業選択を周り口出ししないで」
「かつて肉食だからって今は違うのだから信用して生きていこうよ」
という反面、
「肉食ってる奴は悪」
「公務員はナマケモノ」
とか別の差別意識を植え付けている映画ってことになってしまい、座りがよろしくない。
(深読みするなと言いながら、私自身が考えすぎですが💦)
架空世界の事情が描かれているだけのもの…で良いんじゃないですかね
あとは…
この映画の主人公は、頑張ったウサギ🐰で、
頑張ったからウサギ🐰だけど侮れない存在になった…みたいな描写。
昨日アップした、別のアニメ映画「ペット」でもウサギは、それが虚勢なのか本当なのかわかりませんが、それなりに自分を強いと思っている存在として描かれています。
映画「ピーターラビット」でもウサギは割と凶悪だったし…
よくわかりませんが、海外のウサギ🐰のイメージって、なんとなくこういう強さとか鋭さみたいなイメージが付きまとっているんですかね
昔のゲーム「ウィザードリィ」でも、ボーパルバニー🐰という即死の攻撃してくる怖い敵がいたし💦…「ウィザードリィ」は主にファミコンで遊んだのだけど、ターボファイルが無かったらウサギのせいで何度か悲しい目にあっていたかも(実際やられたことがあるかどうかは覚えていないけど😅)
「ウィザードリィ」の話はさておき、こういうウサギ🐰についての解説ってどっかにないでしょうかね
日本語吹き替え版は…
主人公の上戸彩は、この映画では…ちゃんとはしていたけど絶賛するようなものでも無かったかな
他のキャストは無理やり芸能人配役とかしていないのに、何故、上戸彩…みたいな気持ちにさせられます。
日本語主題歌を歌うDream Amiというのも何だか…
近年のピクサー作品のように他から無理やり持って来たりせず、日本語カバーだったのは悪くないですが、
上記の上戸彩と合わせてエクザイルファミリーのゴリ押しみたいなものが見え隠れしていただけません
とか含め、割と色々な事をダラダラ書きましたが😅…映画自体、面白かったように脳内には記憶のかけらが残っています。
何しろ…
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」
「モアナと伝説の海」
「ぼくの名前はズッキーニ」
という、私がとても面白いと思っている作品群を退けて「アカデミー賞編アニメ映画賞」を取った映画なのですから面白くないはずがありません💦
まぁ詳細は思い出せないことばかりなわけですが😅💦
途中、田舎に戻ったりしていたよね…みたいな断片の記憶しか💦
…ディズニー作品は再鑑賞の機会も多いでしょうから、今後、再鑑賞して気がついたことがあれば、追記なり別記事アップなり致します。
点数は(草稿によれば)5点(5点満点中)です。
概要
ジュディの田舎の名前が「バニーバロウ」🥕
これを字面で読むと、どうしても「バリー・マニロウ」に見えて、今頭の中で「コパカバーナ」がヘビーローテーションです💦
では、このあたりで
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前回に引き続き、動物の擬人化海外アニメ連投です。
【映画鑑賞記録棚卸について】
過去に、主にレンタル自宅で鑑賞した映画の「記録」として、当時の草稿を掘り起こし、ちまちまとアップする作業を行っています。
5年前鑑賞などという、とてつもない過去のものも多々あり💦、記憶と草稿の不備を正す手段もないので…
「嘘書いてるやん、そんなんじゃなかったよ」💦
「こんな文章、予告編観たら書けるじゃん」💦
てなことも多くあるかと思いますのでご注意
順不同でまとまったものからお出ししております。
「ズートピア」🚓
監督 :リッチ・ムーア、バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ
出演(声):ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、イドリス・エルバ
(私はおそらく日本語吹き替えの…上戸彩、森川智之、三宅健太、で鑑賞)
制作年:2016年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Zootopia
3DCGアニメーション作品
TSUTAYA DISCASから「アーロと少年」と一緒に届いた1本。
(ディズニー系列の3DCGアニメーション作品が同時に届いた)
4年前💦💦💦💦の2016年10月2日(日曜日)に鑑賞しました(Blu-ray)。
概要
ウサギの少女ジュディ・ホップス(声:ジニファー・グッドウィン)は、警察官になることを夢見ていたが、周囲からはウサギは警察官に向いていないと否定的な目で見られていた。しかしその勤勉さから警察学校を首席で卒業し、見事ウサギ初の警察官になったジュディは、ズートピアの市中心部に配属される。ジュディが所属された課では、肉食動物ばかり14人が行方不明となる事件の捜査が行われていたが、その捜査には屈強なサイやゾウが充てられ、ジュディは駐車違反の取締を命じられる。不満に感じつつも職務をこなしていたジュディの前で、ゾウ用のアイスクリーム屋で巨大アイスの販売を拒否されている狐の親子を見かける。ジュディはアイスを売るように店主を説得するが、この親子は分割転売目的でアイスを手に入れたい詐欺師コンビだった。
感想
まぁ例によってこの映画も鑑賞から時間が経過し、内容はすっかり覚えていないのだけど…
一般的に弱いと思われているウサギ🐰(かつ女性)の警察官🚓と、キツネ🦊という、肉食かつ狡猾なイメージから、社会に溶け込めずに結局詐欺行為などを行なっている男が、バディとなって陰謀を暴いていく…
という、だいたい「ビバリー・ヒルズコップ」みたいな話。
大筋も面白かったし
細かなネタ…
各動物は(共存しているくせに)それぞれのサイズでの生活が送られていたり😆
役所の手続きが“ナマケモノ”のペースで遅々としていたり、
これは想定内だったけど、裏社会のボスが小さいネズミだったり、
とか(覚えていないけど他にもたくさん)散りばめられていて、そういうのも楽しめる映画
こういう細かい部分は、同じアニメでもディズニーやピクサーが強くややマニアック
逆にドリームワークス系とかでは、子供にもわかりやすく簡単なネタに終始している感があるので、
ディズニー、ピクサーの方が大人向けという感じで、個人的には寄り楽しめることが多いです。
(そんな私が大人向けと認める二つの中でも、最近のピクサーはちょっと芸術寄りになった感もあり、ディズニー直作品の方が自由にやっている感もあるので伸び代が見える…私の中でそろそろピクサー神話も終わりつつあるのかもしれない)
この映画のテーマには、差別問題があるとはよく聞く話。
肉食動物は、そのかつて“肉食”だった本能を、いつ草食動物に向けてくるかどうか分からない、犯罪予備軍みたいな差別の目に晒されている。
で、その差別心を強く持っているヒツジ🐏が今回の悪役。
ここに黒人差別問題とダブらせての考察や解説も多く見たんですが、
その描写が意図的にせよ観る側の穿った目にせよ人差別とダブらせるのはやや違和感があって。
だって、そういってしまうと…
「黒人は昔、白人に酷いことをしていた種族。本能的にそういう種族だけど我慢している」
と、受け取る子供が出て来ちゃうかもしれない
歴史の一時期に、黒人にその置かれた悪い環境の影響で犯罪加担者が多かった(?)のと、黒人の性質には因果関係はないので、逆に差別心を植え付けてしまう気がするんですがどうでしょう
で、肉食=凶暴(だった)という部分にも悪意めいたものが含まれている気がして…
「肉食だったけど、今は肉食じゃないよ、それなのに何故差別や区別され続けるのか」
とかいう言い分の根本は、肉食=悪という思想があって…
それは、この映画の世界においてはおかしな話ではないのだろうけど、観客側の世界で観て入れば、ヴィーガン原理主義的な思想を植え付けようとしているようにも受け取れて、なんか嫌い
なので、私の中の結論を言えば…
差別問題を描いた云々は、過剰に意識しないほうがオススメ
「人を過去の行いやコミュニティの背景だけで色眼鏡で見るのはやめよう」程度の受け取り方で丁度良いかと。
肉食・草食もこの世界の中だけの絵空事と受け取ったら良くて、深読みしたり、現実と結びつけるのは、映画を楽しむ上で愚行かと思います。
というか、これを差別問題への啓発作品とか考えると…
「かよわく見える女性だからって職業選択を周り口出ししないで」
「かつて肉食だからって今は違うのだから信用して生きていこうよ」
という反面、
「肉食ってる奴は悪」
「公務員はナマケモノ」
とか別の差別意識を植え付けている映画ってことになってしまい、座りがよろしくない。
(深読みするなと言いながら、私自身が考えすぎですが💦)
架空世界の事情が描かれているだけのもの…で良いんじゃないですかね
あとは…
この映画の主人公は、頑張ったウサギ🐰で、
頑張ったからウサギ🐰だけど侮れない存在になった…みたいな描写。
昨日アップした、別のアニメ映画「ペット」でもウサギは、それが虚勢なのか本当なのかわかりませんが、それなりに自分を強いと思っている存在として描かれています。
映画「ピーターラビット」でもウサギは割と凶悪だったし…
よくわかりませんが、海外のウサギ🐰のイメージって、なんとなくこういう強さとか鋭さみたいなイメージが付きまとっているんですかね
昔のゲーム「ウィザードリィ」でも、ボーパルバニー🐰という即死の攻撃してくる怖い敵がいたし💦…「ウィザードリィ」は主にファミコンで遊んだのだけど、ターボファイルが無かったらウサギのせいで何度か悲しい目にあっていたかも(実際やられたことがあるかどうかは覚えていないけど😅)
「ウィザードリィ」の話はさておき、こういうウサギ🐰についての解説ってどっかにないでしょうかね
日本語吹き替え版は…
主人公の上戸彩は、この映画では…ちゃんとはしていたけど絶賛するようなものでも無かったかな
他のキャストは無理やり芸能人配役とかしていないのに、何故、上戸彩…みたいな気持ちにさせられます。
日本語主題歌を歌うDream Amiというのも何だか…
近年のピクサー作品のように他から無理やり持って来たりせず、日本語カバーだったのは悪くないですが、
上記の上戸彩と合わせてエクザイルファミリーのゴリ押しみたいなものが見え隠れしていただけません
とか含め、割と色々な事をダラダラ書きましたが😅…映画自体、面白かったように脳内には記憶のかけらが残っています。
何しろ…
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」
「モアナと伝説の海」
「ぼくの名前はズッキーニ」
という、私がとても面白いと思っている作品群を退けて「アカデミー賞編アニメ映画賞」を取った映画なのですから面白くないはずがありません💦
まぁ詳細は思い出せないことばかりなわけですが😅💦
途中、田舎に戻ったりしていたよね…みたいな断片の記憶しか💦
…ディズニー作品は再鑑賞の機会も多いでしょうから、今後、再鑑賞して気がついたことがあれば、追記なり別記事アップなり致します。
点数は(草稿によれば)5点(5点満点中)です。
概要
ジュディの田舎の名前が「バニーバロウ」🥕
これを字面で読むと、どうしても「バリー・マニロウ」に見えて、今頭の中で「コパカバーナ」がヘビーローテーションです💦
では、このあたりで
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