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【映画】モービウス…まぁまぁの映画なのに、ユニバース意識が多少邪魔くさい

2023-01-22 10:16:30 | 映画・DVD
本日、2023年1月22日(日曜日)3度目の投稿。
(1度目はこちら
(2度目はこちら

先週の話になるのですが、
2023年1月15日(日曜日)に、娘家族に誘われ、下関市にある水族館「海響館」🐡と、その横の横ぐらいにある「唐戸市場」🍣に行ってきました
(娘夫婦の車で)



孫も赤ちゃん👶ながら、水族館では魚🐡やクラゲに興味がある様で、ずっと目で追っていました。

「唐戸市場」では、寿司🍣やら牡蠣フライ🦪何やらを買ってランチに。
この日は(未だコロナ禍だというのに)人が多かったです💦



帰りがけには、関門トンネルの近くの「ゆめモール」によって、スクラッチ宝くじやら、食料品を買って帰宅。
夕食は、娘家族宅でご馳走になりました。
(メニューは、なんとなく下関市風味な「瓦そば」でした)

この事は(上記文章自体、そこからのコピペですが)、当日の後出し日記としてこちらにも記載しています。



以下は、その話とは、全く関係のない映画鑑賞記録です



「モービウス」🦇
監督 :ダニエル・エスピノーサ
出演 :ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ
制作年:2022年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Morbius



2022年12月3日(金曜日)の夜までに数回に分け「Prime Video」で鑑賞しました。



概要
マーベルコミックのキャラクター、モービウスを主人公にした映画で、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(以下SSU)」の3作目。
人工血液を開発した事でノーベル賞候補となるほどの優秀な医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)だったが、生まれつき歩くこともままならない血液疾患を抱えていた。モービウスは、コスタリカで死の山と呼ばれる山にある洞窟に赴き、そこで吸血コウモリ達を捕獲する。
25年前、難病により入院生活をしていたモービウス(チャーリー・ショットウェル)の隣の病床に、同世代で同じ病気の少年ルシアン(ジョセフ・エッソン)が入院してくる。モービウスは、ルシアンに“マイロ”というあだ名をつけ、二人は意気投合していく。ある日、マイロの繋がれている生命維持装置が故障し、モービウスはボールペンを使い装置を修理、マイロを救う。このことを知った医師のエミール・ニコラス(ジャレッド・ハリス)は、モービウスの頭の良さを知り、彼を医師の道に進ませるべく支援を始め、モービウスはアメリカに渡ることになる。
再び25年後、モービウスは、コスタリカで捕獲したコウモリを元に自分とマイロの血液疾患を治療できる血清を開発するが…



感想
マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)その他のユニバースの事など気にせず、単体のアメコミ映画として考えれば、ソコソコ面白かったかな

但し、ソニー・ピクチャーズ(コロンビア ピクチャーズ🗽)は、スパイダーマン🕸のヴィランキャラクターしか使えない限定条件の中、MCU人気の尻馬に乗ろうと躍起💦
単純にディズニーに頭を下げるわけにもいかないのか()、SSUなる実に玉虫色なユニバースを展開。
その一部としての位置付けなのが、この「モービウス」という映画で、
ろくに繋がりもないのに、無理矢理「ヴェノム」という単語を乱発したり、
ポスクレでは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の影響で、どういう理屈か、MCUの世界から、SSUの世界に現れてしまって…どうやってか装備まで調達した“異世界おじさん”ヴァルチャーが登場…このシーンもね、サプライズなら実に驚く部分なのですけど、予告でメインのウリとして既に出してるという、なんか履き違えている感
そういう、本分を忘れた感が強いのがこの映画です。

…MCUが面白く無くなってきている大要因って、ドクター・ストレンジのマルチバース魔法や、MCUピーター(トムホピーター)のせいじゃなくて、本当は、ソニー・ピクチャーズのせいなんよね、おそらく(まぁ「Disney+」ドラマの無法っぷり要因も否めませんが)

ヴァルチャーの話に戻せば…
そもそも修復の定義が曖昧だったドクター・ストレンジのマルチバース魔法を更に混乱させてます。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、
1.魔法の失敗でマルチバースとつながる
2.よくわからんが各マルチバースから、スパイダーマンのヴィランがどんどんMCUの世界に集まる結果に…このままではMCU世界崩壊の危機
3.よくわからんがMCUピーター・パーカーに関する記憶を人々から消す事で事態を収集
4.よくわからんがどんどん集まっていたヴィランたちは自分のバースに帰還、事態収集
「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」から「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」へ、ヴェノムも来るんだけど、来た途端に帰還…実によく分からんことに一部だけMCUに残してだけど…ヴェノムはマルチバース間でなんらかの共通意識みたいなことができるやつらしく、特別なんだろうと、とりあえず納得)

…と、無理やり納得していたところに、上記ルールを無視して、MCU世界から、ヴァルチャーが、SSU世界に…何故か…定着。
実に締まらないし、雑だし、観客馬鹿にしてるしなんよね。
このヴァルチャー、どうせSSUの何らかの次回作では、あしらわれた様な、馬鹿にされた様な、無理やりな展開で収束するんだろうけどね。

クロスオーバー、ユニバースの部分って、
ファンの期待というのもあるだろうし、現時点では重要なプロモ要素なんだろうけど…
もっとさりげなくても良いよね。
無理に織り込まなくても、次回作でモービウスが出てくるなりすれば良いだけのことだと思うんだけどね。
無理やりクロスオーバーには、正直もう飽きてるんだけど
…私としては、MCU以外のユニバース展開には、最初から興味がない訳だし😓

あと、ユニバース界隈以外でも、
昨今の映画では必ずやる、次回作への繋ぎ映像…今回は、ヒロインが吸血鬼になったような映像…が差し込まれるなど、どうも蛇足が多いです
こういうタイプの映画の作り方って、そろそろ是正しないと客離れの要因になるんじゃないかと心配です。
もっと慎重に脚本を練ってほしいものです。


さて、そんなソニーの浅はかな(とはいえ、もしくは効果的だった)裏事情問題はさておけば、
前述もした通り、なかなかに良くできた面白い映画「モービウス」

病気を治療しようと色々やった果てに、
コウモリ🦇使って治療薬を作って、自分に投与した医者が…
病気も治って、更に体調は(何故か)超人的になるも、
(何故か)理性が効きづらい状況、(何故か)見た目の醜い変化、及び激しい吸血衝動に見舞われ、
更に、これらもコントロールしようと頑張って、良い線いく可能性もあったのに、
勝手に薬を投与した親友が悪役に…

と、実にアメコミらしい浅いプロットばかりだけど、物語の解像度は、頑張って高めにしてる、なかなかに面白い脚本
アメコミと吸血鬼ものの良いところを組み合わせた感じもあって、よく出来ています
一昔前に流行った、ヤングアダルト向きな吸血鬼映画、都合のいいスペックの吸血鬼が活躍する「トワイライト・サーガ」シリーズとか、「ダレン・シャン~若きバンパイアと奇怪なサーカス~」とかあたりよりも、ずいぶんまともです

少なくとも、永遠の命の享受とかではなく
怪物になった苦悩をクローズアップした、おじさんが主人公の映画ってのは、吸血鬼映画としては、正当な感じがします
(ん「モービウス」方式の吸血鬼って不老不死とは違うんかな

映像もよく出来てて…
めっちゃ早くて風みたいな描写()で戦う部分は、イマイチ面白くなかったけど、
その他は、なんとなく、それなりに、面白い感じ
戦いのシーン全体は、まぁまぁ面白いし
浮遊ではなく、気流かなんか利用した飛行能力とかも新しい感じ

まぁよくよく考えたら、ジャレッド・レトとかのお陰で多少の重厚感があるだけで、総じて考えなしで展開する映画なんだけどね。
…古の創作物から続く、安易な自分への人体実験だし、
…危険な薬物のセキュリティ甘め問題=情報及び保管…このセキュリティの甘さで話が展開するやつだし、
(この、都合の良い迂闊さで、友人も、ノーマルな彼女も失ってしまう展開)
とかツッコミ出したら…だけど、
まぁ現代基準の底上げされたアメコミ映画として、及第点になる立っている映画と思いながら、退屈せず鑑賞しました。
(あと、なんもかんも失いますが、最後に異世界おじさんと新しい友人になれたんだからよかったじゃんという映画ね)


退屈させない及第点映画になっている大要因は、
やはり、ジャレッド・レトかな。この吸血鬼配役にピッタリの俳優だったとおもいます

他の配役は…
友人のマット・スミスは、その前に「ラストナイト・イン・ソーホー」を観ていたこともあって、出てきて顔見た時から信頼できず…絶対こいつが敵やわ…という存在感😅

アドリア・アルホナって方は知らんかったけど、ゴージャスな女優さんで、最後にああなるのも良く似合う方

恩師のジャレッド・ハリスもベタな配役で良い感じ

思わせぶりに出てくるけど、結局何も活躍しない刑事コンビ
タイリース・ギブソンと、アル・マドリガル
も、とりあえず雰囲気は、ありました。
(シリアスにしていたら、タイリース・ギブソンって、まぁまぁカッコいいのね)

あとは…マイケル・キートン脚本全体のことつかまずに演技させられている感あったかな。
「スパイダーマン:ホームカミング」のキャラとも若干ズレてる感あるし、
(性格も若干違う気がするし、なんとなく改心もしていない感じ)
意味もわからず異世界に飛ばされたはずなのに、直ちに状況を理解(今どき💦)し、鏡を見て「ほぅ」みたいな…意味不明の…表情…とかね。
(…あと、あのヴァルチャー装備はどこから持ってきたのん


そういう感じです。


ということで点数は4点(5点満点中)
…若干甘いかもしれんですが、この配点です。



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では、このあたりで



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