厳禁です…

かめりあ丸の食堂に置いてあるレンジ、あぁ考えただけでも恐ろしい…(美味いんだけど)

かめりあ丸は通称「夜船」、東京竹芝桟橋～大島・利島・新島・式根島・神津島を一日一往復です。

続、パソコン高速化作戦・・・

　この間東京で買ってきたパソコン高速化ソフト、しばらく使ってみてなんとなく仕組みが解ってきた。ぴらにあが思うに、ＯＳのムダなアクセスを極力減らして、アプリケーションの立ち上げとか、インターネットの通信速度の、体感的なスピードアップを図るモノらしい。確かに、ブラウザやメールソフトの立ち上がりは、驚くほど早くなったけれど、よい事ばかりではなく・・・

　まず困ったのが、メディアプレーヤーやブラウザが、操作していないのに勝手に立ち上がる事。これは実害は無いけれど気持ちが悪い。実際に困るといえば、ファイルをコピーしようと範囲指定をする時だ。あまりにもマウスカーソルの反応がよろしいので、選ぶつもりのないファイルまで指定されてしまう事がある。あと、ＯＳの色々な便利機能（高速化ソフトがムダと考える機能）が解除されてしまった。一番困ったのは、画像の縮小版にカーソルを合わせた時に表示されていた、簡易プロパティが出なくなってしまった事。右クリックでプロパティを見ればよいのだけど、まいぺーじ用に画像を圧縮している時に、一々開いてみるのは面倒臭い。他にも、あれだのこれだの使い慣れた裏技類が解除されてしまって、どうも使い勝手が悪いんですな。

　高速化ソフトの詳細設定でカスタマイズすれば、自分の使いやすいように高速化出来るんだろうけど、面倒臭いのは嫌いなぴらにあ。結局、高速化ソフトをアンインストールして落ち着いた。「１，９８０円無駄遣いしたかな？」と思ったけど、またパソコンが遅くなったらインストールして高速化（不要なファイルの削除とレジストリの変更）して、すぐまたアンインストールか？・・・

写真館を「セブンアイランド・虹」に更新しました！

　ちぴら曰く、「じじのジェットフォイル」の『セブンアイランド・虹』。じじが初めて大島に来た時に、一人で乗って帰ったからだとか。紫色の『夢』は同じく「ばばのジェットフォイル」、ピンクの『愛』は「ちぴらのジェットフォイル」だ。

　羽田沖を豆粒みたいな大きさで疾走しているジェットフォイルを、ターミナル２から見つけても、ちゃんと見分けがついている不思議・・・

東京の味・・・

　伊豆大島にはコンビニ、ファーストフード、ファミレスの類が一切無い。「○○マートみたいな、インチキコンビニくらいあるんでしょう」と聞く人がいるけど、ホントに１軒もない。ぴら家の近くにある教習所に来ている合宿免許のお兄さんが、時々フラフラとコンビニ探索をしているけど、ムダだからやめた方がいい・・・

　ぴらにあは元々ファーストフードをあまり食べなかった方だけれど、島に来てからというモノ、東京に行くとＫフライドチキンや、Ｍハンバーガーが気になるようになったから不思議だ。職場のおじさん（絶対にファーストフードなんか嫌いな感じの）も東京に行くと、渋谷の回転寿司とＭハンバーガーには必ず寄るというし、昨日は職場の若者が、「家族のオミヤゲなんです～」と、Ｌバーガー（同じのを三つも）を美味そうに食べていたっけ。何だかんだ言いながら、結局みんな大好きなファーストフードだ。

　今日はばばが夜行船でやって来た。東京からの電話で「何か必要なモノある？」と聞くばば、すかさず「コンビニのサンドイッチ！」と答えるぴらにあ。お弁当の時に食べていると、職場のみんなの羨ましそうな視線が気になる・・・

インチキ包丁とメジナ・・・

　数日前、同僚のおじさんが「魚おろせますか？」とぴらにあに聞いた。「見よう見まねですけど、三枚におろすくらいならなんとか」と適当に答えたら、今日「コレどうぞ！」と大きな包みをくれた。開けてみると３０ｃｍ以上もあるメジナだ。釣りが趣味のおじさん、大島の海で釣り上げたのを持ってきてくれたらしい。刺身でも食べられる新鮮なメジナだというから、もらって嬉しいのは山々だけど・・・

　実は、ぴら家には大きな魚をおろせるような包丁がない。いつも使っているのは、東京のホームセンターで安売りしていたインチキ万能包丁だから、とりあえず何でも切れるけど、魚の骨みたいに硬いモノを切るのには向いてない。それでもなんとか三枚にはおろしたけど、問題はアラの背骨と頭だ。もう手が真っ赤になるくらいに包丁の背を押してみたけど、やっぱり背骨とヒレがうまく切れない。尾頭付きをなんとか４分割できた時は、も～イヤ！・・・という感じ。あんまり手が痛いから、近くにいたぴら奥さんに当たってみたりして・・・

　苦労して切ったアラは、鍋のダシ用に取っておいて、切り身に小麦粉をつけてムニエルにする。ちぴらの好きなポン酢をかけて、今晩のご馳走だ。東京から戻ってきたちぴら、いつもなら真っ先に手を出す豆腐も、ダイコンのゆっくりにも目もくれず。よほど伊豆大島のメジナが美味かったらしい・・・

夜中の７時・・・

　今夜も一人でお留守番のぴらにあ。例によって夕方の職場でうだうだやっていたら、同僚のＳさん（同じく子育て中）が「帰ってもいいかな？」となんとなく申し訳なさそうだ。いつもはぴらにあと先を争って職場の門を出ているけれど、ここ数日は競争相手が居ないから、どうも張り合いがないらしい。

　張り合いがないといえば、自分しか食べない晩ご飯を作るのも同じ事。とうとう今夜は作る気が失せて、港町の食堂で焼き肉定食（トウバンジャン風味）を食べる。帰りに温泉でも入っていこうかと思ったけど、これもちぴらが居ないと張り合いがないから止めた。風がビュービュー吹く海沿いの道を、家へ向かって車で走る。対向車もほとんど無く、対岸の灯り（熱川辺り）がチラチラ見えてきれいだ。真っ暗な椿トンネルをいくつも通りすぎ、まるで真夜中のような伊豆大島の道。家へ着いて時計を見ると７時１１分だったけど・・・

一人でお留守番・・・

　昨日の夕方、就業時間終了後に打ち合わせがあるというから残っていたら、「帰らなくて大丈夫なの？」と同僚の皆さんが心配してくれる。いつもは終わりの時間を待っていたように、家に帰ってしまうぴらにあだから、みんな不思議に思ったらしい。今日も夕方、「ちょっと打ち合わせをしたいんですけど・・・」と上司に呼び止められた。呼んでおいて、「帰らなくて大丈夫なんですか？」と心配する上司。そう、昨日から急いで帰らなくても大丈夫な理由がある・・・

　実は、ぴら奥さんがちぴらを連れて出て行ってしまった。ぴらにあが一生懸命作った夕飯のメニューが気に入らなくて、三行半を書いていったのか・・・と思ったら、単なるぴら奥さんの仕事の出張らしい。ちぴらは「ジェットフォイルにのるんだ～！」と、いつものように勝手に決めて着いていった。そんな一人でお留守番の日々、仕事が終わってからゆっくり職場を出て、一人で落ち着いてご飯を食べる。ホントは温泉でお風呂に入って、何処か食堂で島料理でも食べようかと思ったけど、一人じゃ張り合いがないから淋しいおうちご飯だ。昨日はカレーの残り、今日はぴら奥さんが半分残した乾麺を茹でて食べる。夕食後はテレビかインターネットしかする事がない。東京の家だったら、深夜営業のパソコンショップでも冷やかしに行くところだけど、大島じゃそんな訳にもいかず。明日は一人で夜祭りにでも行ってみるか？

　普段はどんなに忙しい状況でも、ちぴらの保育園お迎え＆晩ご飯の準備で、ほとんど毎日定時に帰らせてもらっているぴらにあ。さぞ職場の皆さんは迷惑してるんだろうなと思っていたけど、上司まで心配してくれていたのにはビックリした。そんな優しい皆さんに感謝しつつ、ちぴらの居ない夜は続く・・・