役立たず男子、睡魔と闘う

 

こねこのらってくん、大真面目です。

キリッとしていますよ。

 

香箱座りも完璧ですね。

それはそうと…、

一体何をしているのかな？

 

こんなところに二匹揃ってねえ

しかもどっちも真面目顔だし。

どうも自分達じゃあ見張りをしているつもりのようですよ

 

同時に左手を注目

じーっと見つめていましたが…、

 

らっちゃん、集中レベル低下中。

夢の世界へ出発の模様。

 

『頼りないらっちゃんですにゃん

男子たる者、チームしましまの安全と平和を守るのが務めですにゃ。

睡魔に負けて居眠りにゃんかしていたら、

 

チームの平和はどうにゃってしまいま…、すか…、にゃ…、ｎ、ｎ』

必死で眠気をこらえるも、寝落ち必至のちーのくんとらってくん。

でもね、ウチには最強女子トリオがいるんだから、どうぞご心配なく～。

 

土曜日、近くまで行ったついでにちーのくんの故郷に寄りました。

川沿いに広がる幅約２㎞、長さ約３㎞と云う大きな大きな公園です。

 

ちーのくんの実家、と思われます。

発泡スチロールは代変わりしているでしょうけれどね。

ママさん、おばあちゃんと兄弟とで暮らしていました。

淀んだ小川のすぐそばで、よく病気にならずにいられたものです。

 

ちーのくんのパパさんは、この公園のボス猫でした。

そのせいか、当時この辺りにはボスと同じ柄の茶トラの仔猫が沢山居たんです。

とっても強かったボス、車にはねられてもカスリ傷だけだったそうです。

 

一昨年見に行った時はあそこにもここにも、と云う感じでねこがいたのに、

この日会えたのはこの２ニャンだけ。

これは保護が進んだから…、だと信じたいです

白黒の兄弟（だと思う）

我々を導いて…

 

エサ皿へゴ～

ごめんね。何にも持っていないのよ

 

おなかが空いているのかニャーニャーとおしゃべりします。

とっても人懐こい良い子達。

 

うちのらってくんと同じくらいでしょうか？

この時間は暖かくて日向ぼっこも気持ち良さそうだったけれど…

夕方には木枯らし１号が吹きました。

何箇所か毛布の敷かれた発泡スチロールハウスがありますが、

これからは寒いだろうな

 

2011年、３匹目のネコを迎えようと譲渡会を覗いたわたし達でしたが、

その日はピンとくるねこさんには会えませんでした。

茶トラ希望と聞いた代表さんが、来週茶トラばかりの現場に保護に入ると

教えて下さったんです。それがここでした。

 

小さかったちーのくん、

とっても人懐こくてこの道を車が通ると嬉しくて出て行ってしまうんだそうです。

ホントはもう少し後の保護の予定だったのですが

あまりに危ないので見かねて一緒に保護になりました。

 

多分、代表さんがウチにと思っていたのはちーのくんのお兄ちゃんかと思いますが、

猫風邪で弱っていたらしく、結局保護主さんのうちの子になりました。

それで、予定外だったけれど人馴れバッチリで元気なちーのくんが

ウチに来ることになったのですね。

 

らってくんは先住さんと仲良くなれずに出戻る事になり我が家に来ました。

りんちゃんは複数で引き取るからと言って里親さんに決まった方がキャンセルされたそうで

（同じねこに希望があった場合、複数引き取りが最優先なんです）

我が家に来たんです。

改めて振り返るとそれぞれにドラマがあるんですね。

 

そして、今はべったりにゃかよしのもかきり姐さんたちにもね。

でも、そのお話はまたいつかに致します。

 

どうか、1にゃんでも多くの野良さんが、温かい家族を見つけられますように。