Pineapple Candy

1980年代の”松田聖子”の魅力!

松田聖子:「レモネードの夏」

2010年02月22日 | サマー
 1984年6月、はじめて訪れたカリフォルニア。

 時差ボケでもうろうとする中、荷物を降ろしてようやく落ち着いたホームステイ先の家。ほっと一息ついた時ホストファミリーが出してくれた一杯のレモネード。

 はじめて飲んだ冷たくて甘酸っぱい味が忘れられなくて、約1年間の滞在中よく自分で作ったことを思い出す。レモン丸ごと1個をグラスにスクィーズ、スプーン1杯のシュガーを加え、冷たい水とクラッシュアイスを入れれば”冷えたレモネード”の出来上がり。

 グラスの底にちょっと溶け残った砂糖とともに飲み干す最後の一口が好きだった‥。

 ♫ 冷えたレモネード
    薄いスライスを噛めば せつなさが走る
       あとあなたに逢えれば もうひと足 早い夏 ♪

 抜けるような真っ青な空をバックに揺れるパームツリー、ちょっとひんやりする乾いて澄んだ空気、、、。そんなカリフォルニアの夏とオーバーラップする甘酸っぱい思い出がたくさん詰まった一曲。


「レモネードの夏」(作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂 編曲:新川博)
1982年4月21日リリース、9枚目のシングル「渚のバルコニー」のB面。5枚目のアルバム「Pineapple」のOrange Side(B面)2曲目。B面コレクション「Touch Me, Seiko」の6曲目。
これ本当にB面?というほど印象に残る、避暑地軽井沢を舞台におしゃれでさわやかな初夏を描いた名曲。
いまだに日本ではなかなか飲めないレモネード‥。


最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ユーミンとのコラボ (まささま)
2010-02-23 00:18:06
聖子さんとユーミンの曲との相性がとても良くてこの曲(レモネードの夏)や蒼いフォトグラフ、瞳はダイアモンドなんかが特に好きですね。
もちろん松本さんの詩が作り出す、心象風景が見えてくる歌の世界あってこそですが。
返信する
Re:ユーミンとのコラボ (Pineapple Candy)
2010-02-25 01:03:22
”天才”でも書きましたが、この二人の出会いは1980年代前半に起きた奇跡ですね。松本ー松任谷ー松田、三松がいつか復活することを期待してます。30周年の今年あたりないですかね・・1曲でいいから。
返信する

post a comment