Pineapple Candy

1980年代の”松田聖子”の魅力!

松田聖子:「スピード・ボート」

2010年09月30日 | ウインター
  ♫ このまま流されても 
       いいわ でもね こわい
     木の葉のように二人
          青い海に揺れる ♪

   遠い記憶の彼方から、、蘇った想い出。

 はじめてドライブに誘った2年上の先輩、、真っ先に向かった冬の湘南。江ノ島から逗子まで海岸通りを走り抜け、進路は横浜へ。そして、たどり着いた本牧のレストラン。

 会話が途切れた瞬間、目をやった窓の外、輝く港の夜景に静かに舞う粉雪。目を輝かせ外を見つめる君の横顔、、。

 ドアを開けるとそこは一面の銀世界。そして、君がつぶやいた「二人のために用意された映画のセットみたい‥」。

 このままでいたい、、銀世界に二人だけで揺れていたいと思った。


    もう二度と戻ってこない、、でも永遠に心の中にしまわれ、いまでも生き生きと蘇る、、あの時‥。


「スピード・ボート」(作詞:松本隆 作曲:財津和夫 編曲:大村雅朗)
1984年11月1日リリース、19枚目のシングル「ハートのイアリング」のB面、2010年9月22日リリース、カップリング・ベストアルバム「Touch Me, Seiko II」7曲目。

再発見!当時聴いた記憶が全くない‥この曲。

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松田聖子:1980

2010年09月25日 | スペシャル
   ”ルービック・キューブ”と”チョロQ”は、”ポカリスエット”と”カール”が好きだと”ウォシュレット”。”竹の子族”が”とらばーゆ”して”ヘッドホン族”になって、”赤信号みんなでわたればこわくない”なんて”カラスの勝手でしょ”。

   ”モスクワ五輪ボイコット”したら、”王選手引退”。”記録的冷夏”なのに”新宿西口でバス炎上”、”静岡駅では地下街爆発”。”一億円が拾われ”て、アメリカでは”レーガン大統領誕生”、でも”ジョン・レノン暗殺”で悲しかった。

   テレビをつけると”3年B組金八先生”と”池中玄太80キロ”が、”THE MANZAI”見て笑ってた。”それなりに写ります”って言ったって、”いまの君はピカピカに光って”るし、”青春のひとつぶ”も悪くないさ。『大都会』で『ダンシング・オールナイト』もいいけど、『異邦人』はやっぱり『贈る言葉』も聞かずに『ランナウェイ』。『恋人よ』と『順子』に言ったら、オフコース『さよなら』だって。でも『さよならの向う側』では、百恵友和ゴールイン。

      いろいろな事があった1980年‥4月1日、松田聖子デビュー。

「RAINBOW~六月生まれ」(作詞:三浦徳子 作曲:森家住吉 編曲:若草恵)
1980年4月1日リリース、デビューシングル「裸足の季節」のB面。2010年9月22日リリース、B面コレクションアルバム「Touch Me,Seiko II」1曲目に収録。
初々しい歌声に心が洗われる思い。もう一度言う、、贈る言葉、、デビューしてくれてありがとう。



松田聖子:「ボン・ボヤージュ」~再び~

2010年09月22日 | スプリング
 「よい旅を!」

  思わず声をかけたその一言に、ゆっくり振り返った君。ちょっと恥ずかしそうに手を振り、そしてかすかな笑顔と共に旅立って行った、、あの日。

  どれだけの月日が流れたのだろう、、、。空港からの帰り道、カーステレオから流れていたこの曲を今でも忘れない‥。


    ちょっと感傷的な気分に浸りつつ、溜まりに溜まった仕事をひとり片付ける、、、そんな三連休の最終日‥あぁ。

「ボン・ボヤージュ」(作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂 編曲:松任谷正隆)
1984年2月1日リリース、16枚目のシングル「Rock'n Rouge」のB面。アルバム『Touch Me, Seiko』の7曲目。
切ない程に愛おしい、、こんな気持ちをいつまでも持ち続けたい。このドキドキ感が新鮮。”夜のヒット・スタジオ”での可憐なパフォーマンスも素晴らしい。


松田聖子:「白いパラソル」(1982年ショートヘアバージョン)

2010年09月18日 | サマー
  キラキラ煌めいている!

 「赤いスイトピー」で松任谷由実と出会い、奇跡のアルバム「Pineapple」リリース、そして完成されたキャンディー・ボイス。

   デビュー3年目を迎え、充実の1982年。

 シンガーとしても、女性としても、大人へと成長しようとする眩しいばかりの輝き‥。

     松田聖子、、、二十歳。


「白いパラソル」(作詞:松本隆 作曲:財津和夫 編曲:大村雅朗)
1981年7月21日リリース、6枚目のシングル。

映像は1982年8月19日放送”日本テレビ音楽祭”、前年の金の鳩賞、ガッツポーズの受賞シーンから始まる。
輝く瞳、清楚で可憐な表情、そしてこの笑顔、、、やっぱり日本の宝だ‥。


松田聖子:いろんな事があった5年間‥

2010年09月14日 | ラジオ
  デビュー曲「裸足の季節」から「天使のウインク」まで、20曲のシングルレコードについて、、、ハスキーボイスで、ちょっと早口で、サバサバとした本音トークが炸裂!

   『だんだんだんだん、逆になってるような感じがするわけ‥』

   『今「青い珊瑚礁」を歌っても、私自分で思うんだけど大して違和感ないんじゃないかと思うわけ‥』

   『失礼なんだけど‥大っきらいだったのよこの曲ね‥』

 ”魔法の鏡で心を見通す”作詞家松本隆との出会い、そして、ナンバーワンをキープするプレッシャーなどなど、たった5分間の中に凝縮された、23歳を目前にした聖子さんが語る‥”いろんな事があった5年間‥レコード編”。

ラジオ「愛にくちづけ」(1983年10月~1985年3月、ニッポン放送)
日曜深夜24:00から1時間。デビュー以来続いたラジオ、最後のレギュラー番組。1985年3月3日放送から。しかし、「チェリーブラッサム」は本当に嫌いだったんだね‥。