Pineapple Candy

1980年代の”松田聖子”の魅力!

松田聖子:「エトランゼ」

2012年05月29日 | アルバム


  1980年代前半、バブル突入直前、、

      当時の為替レートは1ドル250円。

 簡単に海外に行けるような時代ではなかった。

  この頃、、外国への夢と希望の扉を空けてくれたのが松田聖子の曲だった。

 「ブルージュの鐘」「マイアミ午前5時」、そして「セイシェルの夕陽」、、

    旅、リゾート、、恋心、、松田聖子。
    
 そんなコンセプトのアルバムがリリースされる、、「エトランゼ」。


「エトランゼ」
2012年5月30日リリース、通算38枚目のベストアルバムにして、世界の旅がテーマのコンピレーション・アルバム。80年代の名曲も多数収録。

松田聖子が結婚休養に入った直後、1985年9月のプラザ合意を経て円が急騰、翌年には1ドル150円へ。そして日本はバブル経済に突入し、空前の海外旅行ブームがやって来たのだった、、。結婚前の曲と、復帰後の曲調が違うのはこんな背景もあるのだろう、、。その後の”失われた20年”にあっても変わらず活躍し続ける聖子さん、、さすがです。

「密林少女」(作詞:松本隆 作曲:林哲司 編曲:大村雅朗)
Disc 1 Resort & Nature編から、1984年6月10日リリース、アルバム「Tinker Bell」収録曲。
なぜか元気が出てくる、、ジャングルガール!


松田聖子:I will follow you‥

2012年05月19日 | スペシャル
 女性の未婚率が急増中なんだそうだ。

  20歳~34歳の女性の6割が未婚、これは1980年当時の3倍。

 収入格差で「結婚したくてもできない」、女性の社会進出によるライフスタイルの変化、
   
    さらに、「結婚が人生の全てではない」という価値観の変化などなど。

   ちょっと前まで考えられなかったような理由が並ぶ。

  一方で、結婚願望を持った女性もたくさんいるのも事実。

    だから”婚活”時代と言われるように結婚相談所業界は大繁盛。

 時代の移り変わりと言えばそれまでだけど、、

    活動しなければ結婚できない世の中って、悲しくもあり、夢がなさすぎる‥。


  「早く結婚して、かわいい奥さんになりたい。」

  「結婚したら女性は家庭に入るのが一番、、亭主関白で子供3人」

 こんな結婚観を語る二十歳の聖子さん、、

     その心情をそのまま表現するように、、歌う。

  ♬ I will follow you あなたの
      生き方が好き
     このまま帰れない 帰れない‥ ♫


「赤いスイトピー」(作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂 編曲:松任谷正隆)
1982年1月21日リリース、8枚目のシングル。B面の「制服」とともに、J-POPクラシックの定番曲。

いまどきの若者たち、、よ~く聞いてごらん、、この曲。


松田聖子:「Silhouette ~シルエット~」

2012年05月08日 | アルバム


     ”扉をあけたら、もうひとりの私…聖子。”

   アイドル色をしっかり残しながらも、

 松本隆が初参加した「白い貝のブローチ」

   財津和夫が作詞・作曲を手がけた「Sailing」、「あ・な・たの手紙」などなど、

 この後のアーティスト路線を予感させる、チャレンジ溢れる作品群。

未完成でありながら天性の輝きを放つ19歳の松田聖子の魅力、、。

   初夏の陽射しと、爽やかな風を感じるこの季節にピッタリの名アルバム。


「Silhouette ~シルエット~」
1981年5月21日リリース、3枚目のオリジナルアルバム。
2曲のシングル曲が強烈な印象を与える、海辺に向かうドライブにピッタリな初期三部作の最後を飾るアルバム。

写真集「松田聖子スペシャル」+シルエットメドレー。眠れなくなりそう‥。


松田聖子:聞きたくなるんだよね、、、この声を‥。

2012年05月03日 | ラジオ
 デビューから、結婚休養までの5年間、

     まったく途切れる事なく続いたラジオ番組‥。


 「テレビではいつも素敵でいたい、二枚目でいたい。

        でも、ラジオでは本当にありのままの自分、、。」


    ちょっとハスキーで舌ったらず、そしてハイテンションの早口トーク。

   笑いあり、涙あり、素顔の松田聖子に会える、、奇跡のようなひととき。

 今でも時々、無性に聞きたくなるんだよね、、この声を‥。


「愛にくちづけ」(1983年10月~1985年3月:ニッポン放送)から。
佐野元春作品「ハートのイヤリング」を語る聖子さん。本当に好きだったんだね、、この曲。
もっと聞いていたい‥。