本殿ほか本坊、護摩殿など、国の重要文化財に指定されている「箸蔵寺」。
古刹が建立されている徳島県三好市池田町の箸蔵山に登り、
桜の花見を楽しんでいたピジョンズ・パークは、
境内の片隅で「はしくら街道(箸蔵街道)」の案内板を見つけました。
目を上げると、当寺と金刀比羅宮(ことひらぐう・香川県琴平町)を結ぶ
箸蔵街道が、北方の山中に延びています。
その先がどうなっているのか、
興味の赴(おもむ)くままに足を踏み出していました。
本日の紹介行程は、桜花が彩る箸蔵寺から箸蔵街道途中の
ランドマーク「二軒茶屋」まで。
二軒茶屋という地名は、昭和30年頃まで、
この峠で「大国屋」と「福島屋」という2軒の旅館が
営業していたことに由来するのだとか。
交通事情が今ほど便利でなかった時代に、この街道を利用する人々で賑わい、
宿泊や接待を受ける旅人も少なくなかったのでしょう。
二軒茶屋に「四十九丁」と彫られた丁石(ちょうせき)が建っており、
そこから箸蔵寺までの距離を示しています。
1丁が約109mとのことですから、二軒茶屋からの道のりは約5.341km。
それでは、若葉が萌え始めた春の箸蔵街道へ踏み出しましょう。
▲箸蔵寺から箸蔵街道を歩き始めてすぐに、バイクの人に出会った
▲しばらくすると箸蔵寺へ向かう自転車の人に出会った。バイクも自転車も、気持ちいいだろうなぁ
▲廃屋。街道は、まだまだ続いている
▲箸蔵寺を出発して、延々、未舗装の林道を歩いていることに気づいた
▲二軒茶屋に到着。ここからは「四国の道」を歩くことになる
This program is presented by pigeons-park.
箸蔵街道は、登りはまったくと言ってよいほど無く、
平坦な山道が延々と続いていました。
だから、とても楽に歩けます＾＾）。
ちょこっとハイキングに、おすすめです。
二枚目というと、自転車の写真でしょうか？
ほんとに秋に、もう一度足を運んでみたい街道でした。