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お箸の国を救済する「箸蔵寺」~その1~

2011年04月14日 | 徳島の古刹・史跡

徳島県三好市池田町の箸蔵山山頂近くに建立されている古刹「箸蔵寺」。
当寺のHPによると西暦828年(天長5年)に、
弘法大師(空海)によって開かれたのだそうです。

弘法大師が箸蔵山を訪れた際、そこで出会った金比羅大権現から
「箸を使う人、みんなを救済する」というお告げをもらったのがきっかけだったそうです。

箸を使う人とは、つまり国民みんなということなのでしょう。ありがたいことです。
そこから箸蔵寺という寺名が生まれ、年中行事のひとつに箸供養があり、
また食べるものに困らないようにと願う「お箸初め」の儀式も行われています。

桜花の名所としても知られる箸蔵寺境内へは、
JR箸蔵駅近くに設けられている箸蔵山ロープウェイに乗れば約4分。

参道は急な登りですが、歩いても2kmほどということだったので、
ピジョンズ・パークは徒歩で登ってみることにしました。

第1話は、箸蔵山ロープウェイ駐車場から本坊まで。
春の陽光を楽しみながら、ご一緒しましょう。


▲登りはじめてすぐ、未舗装の林道になった


▲徳島県立三好高等学校の実習に使われている農場脇を登る。緑がまぶしい


▲ねじれながら大きく育ったヤマザクラ。樹上は、まさに満開の桜花だった


▲高燈台を越え、仁王門に着く。頭を下げ通らせていただく頭上には、大きなわらじ


▲箸蔵寺境内は、徳島県西部を代表する桜花の名所だ


▲途中、赤い屋根付きの橋「鞘橋(さやばし)」を渡る。下を覗き、谷の深さに驚いた


▲鞘橋を渡ると、石段がどこまでも伸びている。本尊が金比羅大権現であることを思い出した


▲石段を登り切れば、白壁の向こうに本坊が待っている


▲正面は護摩殿。国指定の重要文化財だ


▲格子の向こうから、つぼみを赤く膨らませた山の木々が覗いていた


▲本坊。こちらも国指定の重要文化財。納経のほか宿泊、精進料理もいただけるそうだ


▲桜花を割るように、箸蔵山ロープウェイのゴンドラが登ってきた。次回は本殿へ

This program is presented by pigeons-park.


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