今日は 私の住む さくら市の指定無形文化財である 「 野州田植唄 」の講座に行ってきました。 ”11月5日に行われる 「 スポレクエコとちぎ 」 で 保存会の人たちと一緒に唄いましょう!!” という 募集が さくら市の広報にありましたので、 先輩方と一緒に参加してきました。 もう一つの無形文化財 の 「 野州苗取唄 」 も 一緒に勉強してきました。
保存会の方が唄う 「 野州苗取唄 」 は 昔ながらの無伴奏で ( 三味線伴奏も入れられますが・・・) 現在県内の発表会等で唄われているものの 前半のみで 下の句の節と 頭の歌詞が 違うものでした。
「 野州田植唄 」 で ビックリしたのは まず 頭に 唄い手自身が 「 ヤレ出ますぞえ 」 と 入れること・・・二番は 「 ヤレ次ますぞえ 」 三番からは 「ヤレソーカネ」 等適当に・・・と云うもの・・・・・・ 現在では 尺八の伴奏で唄いますが、 前奏なしで 唄に入った時に いきなり 尺八と音程が合うのか? 少々心配になりました。 作業のときに田圃で唄ったものだから もちろん 三味線や尺八なんてなかったわけで・・・・
「やはり 素朴に 無伴奏で唄ったほうが 味があって良いのでは・・・」 と云うのが 今日の感想ですが、 伴奏無しで唄うのは 難しいし ・・・
この2曲は昭和41年に 氏家町の無形文化財に指定されましたが、 その申請のための 書類や資料を見せていただきました。 まだ、民謡が盛んで 田植え祭りも盛大に行われ、色んな大会でも披露されていたようです。 一緒に参加した O先生も ご自身がまだ民謡を始める前の貴重な資料を見られたと喜んでいらっしゃいました。 先輩方が せっかく 残してくれた 「 野州苗取唄 」 「 野州田植唄 」 ・・・・・ 唄い継いでいかなければ ・・・・・・・
野州の民謡が大好きです・・・・とは、ありがとうございます。
これから、地元の唄が聴ける大会等、ご紹介いたしますので、是非、観光も兼ねてお出掛けください。
当面の目標は11月5日に 保存会の方と一緒に唄えるようにすること・・・・・がんばらなくちゃ
野州の民謡が大好きです
地元とは羨ましいです
あの時、私は桜美人さんの唄があまりに上手だと感動したのは・・ ただ単純に生まれつきセンスが高く唄の上手な人なんだと簡単に考えておりました。
でもしかし、このブログを読んでいると、数々の勉強会やボランティア、また民謡の祭典、競技大会など年間を通してさまざまな努力を惜しまない桜美人さんの行動に対し敬意を思うばかりでございます。
これだけの努力と研究心、それに人に対する愛、民謡に対する心をお持ちでしたら・・ 人々の心を掴むあの素晴らしい心の唄を唄えるのに納得できました。
私にはできないです。 すごいことです。 私から見た感じた私事の思いにすぎないのですが。 あの唄に桜美人さんの全てが表れていたのですね。