大好きな民謡のお話を・・・

今夜貰うた花嫁様に 花を咲かせて実をならせ
その実を撒いて育て上げ、大黒柱とするわいな・・・那須松坂

「 西那須野小唄 」

2011年09月26日 | お稽古

以前、 ご質問を頂きました 「西那須野小唄」 について 資料が見つかりましたので ご紹介いたします。

図書館で借りてきた本ですが、現在は中々手に入らないようです。

出典・・・・・・・・・・           「しもつけの唄」 

                          昭和55年9月24日発行 

                          発行者 福嶋 寿克 

                          発行所 下野新聞社

 

              「西那須野小唄」

 明治初期のこと。 ”那須おろし” が 吹きすさぶ荒涼とした那須野が原に、 開墾のクワの音が響きわたった。  同十三年、 印南丈作、 矢板武らによって、 「那須開墾社」 が組織され、 続いて三島通庸が「肇耕社」を創立した。 以来、 この地は近代的な農村として発展していくわけである。 しかし、 火山灰地で水利は悪い那須野が原の開墾には多くの先人達の苦い汗が流されたことも事実。 それでも開墾が開始されてからまもなく、 養蚕が盛んに行われるようになってきた。 まさに、 土地の効率的な利用である。 鉄道が走り、大きな製糸工場ができるにつれ、 製糸業は町の基幹産業に育っていった。 「西那須野小唄」は、こうした製糸業に従事する女子工員によって歌い継がれた。 町の発展を祝うかのような、 この唄の蔭に、 女子工員の厳しい生活があったとは、 今となっては知るよしもない。

隆盛の製糸業が生む

 「西那須野小唄」 ができたのは昭和十年ごろ、 作曲者は不明だが、 作詞は前町長の中島欣三郎さん(故人)である。 この小唄は、 数年前に県文化奨励賞を受賞した筝曲家、 坂本勉さんが編曲し、 踊りの振付もでき、 最近では婦人会やママさんグループによって盛んに愛好されているが、 戦前は一企業の唄でしかなかった。 というのも、 中島さんは当時、 大和組西那須野製糸所の工場長で、 働く工員のためにこの唄をつくったからだった。

 同町製糸業の始まりは、 明治二十年ごろにさかのぼる。 当時は、 養蚕農家から持ち寄った繭を少人数で生糸にする、 いわば家内工業的な組合製糸工場だけだった。 明治四十年、 長野県から大和組製糸所が進出すると、 繭の生産量も、 そこで働く従業員の数も増大した。 この時、 進出したのは現在の三区で工場長は中島さんの実父千代吉さんだった。 当初は百釜で操業していたが、 工場が現在の大和町に移った明治後期ごろには五百釜を超え、 大量の生糸が海外に輸出されていった。

 大正、 昭和と時代が変わるにつれて生産量はますます増大したが、 これとともに仕事においまくられる女子工員たちの生活は苦しくなった。 当時の世相を語る”女工哀史”ち同様に、 寄宿生活を送る女子工員は仕事のために起き、 仕事のために床についた。 そのほとんどは東北などからこの町にやってきた十代の少女たちだった。

 父親の跡を継いだ中島さんは、 この女子工員たちに明るさと生きがいを与えるために唄をつくった。 「西那須野小唄」 は こうして生まれた。 町の歴史や自然を高らかに歌い上げたこの唄は、 次第に町民の中にとけ込んでいった。 工場内では盆踊りが行われ、 戦後は名実ともに ”町の唄” になった。 「 西那須野は製糸工場によって発展してきたといっても過言じゃないでしょう。 工場がフル操業時、 町民の婦人たちのほとんどが製糸業に従事したと聞きます。 私としても大きなエントツが印象的だったのを覚えてますよ。」 町中央公民館長の西沢道夫さんの話である。

 あれほど隆盛をきわめた大和組製糸所も、 昭和三十年を過ぎるとこの町から消えていった。 町の歴史を物語るものが、また一つなくなった。

 

歌詞・・・・

 日本良い国 輝く伸びる 那須野よいとこ 西那須野 のぼる朝日にヨ 伸びる繁昌の 歌の声

 花が咲いたよ 烏が森に お山のぼれば ほのぼのと 風もみどりにヨ  桜吹雪に 紅つつじ

 昔しゃ源氏の 狩場の跡よ 思い起せよ 印南翁 矢板翁とでヨ 私財投じた 那須疎水

 行こうか塩原 まずその前に 結ぶえにしの 乃木神社 大山墓(さま)へとよ 乗りがてらに 顔みせて 

                                                    (以下略)

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日本民謡フェスティバル その2

2011年09月24日 | お稽古

今朝 ラジオ欄をみたら・・・栃木だけ別番組だって
何で       

ごめんなさい     
楽しみにしてたのに・・残念でなりません     

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「日本民謡フェスティバル」 ラジオ放送

2011年09月23日 | お稽古

7月末に、 テレビで放送されましたが、 実は予約を失敗して、 見られなかったのです   昨年までは、テレビで再放送されていましたが、 今年は、 再放送は FMラジオのみとなったようです。  今回も外出の予定があり、 録音をして聴く予定です ・・・・・・ 今度こそ 失敗しませんように・・・・

  9月 24日 (土)  午後1時~午後2時30分  NHK FM ラジオ 

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「それいけ!民謡 うた祭り」 HNK 

2011年09月23日 | お稽古

   上記の番組が下記の通り 放送されます。

放送予定      2011年9月23日(祝・金) 午後1:50~午後2:34(総合テレビ)

※ 東海3県 (愛知・岐阜・三重)のみ放送時間が異なります。 2011年9月25日(日) 午後1:50~午後2:34(総合テレビ)


   収録日      2011年8月12日    収録場所      和歌山県和歌山市 和歌山市民会館

出演(敬称略出演)   坂本冬美 (歌手) 木乃下真一 (津軽三味線奏者) 藤堂輝明  成世昌平 剣持雄介 ゆかり 松島康夫 他 

 

お見逃しなく・・・・・・

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敬老会 その3

2011年09月22日 | ボランティア

敬老会ラッシュも今日で最終回・・・・・・こちらには 何度もお邪魔しているので、 いつもとチョット違う曲目に挑戦しました。

伴奏・・・「網のし唄」 「野州麦打ち唄」 「道南口説き」 

囃子・・・「花笠音頭」 「箱根馬子唄」 「佐渡おけさ」

唄・・・・・「久保田節」 「りんご節」 「日光山唄」

「りんご節」は 初めて習った民謡です ・・・アレから〇年・・・・・・・・ 新鮮な気持ちで唄えました。 「久保田節」 は民謡を再開して間もなく 習った 民謡です。 

今日は 手品の S さんが 初参加 、 大いに盛り上げていただきました。  私の今日の曲目は盛り上がるという曲目ではありませんでしたが、 熱心に聴いていただき、 拍手もたくさん頂き、 ありがたかったです。

お邪魔させていただきました 敬老会の皆さん、 ありがとうございました    又 お会いしましょうね  

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敬老会 その2

2011年09月20日 | ボランティア

今日は デイケアセンターの敬老会・・・・・・11時から・・・・・

O先生から 10時5分に電話があり、 「場所、わかるかい?」 「はい、大丈夫です。」 初めての場所とはいえ、 O先生、随分と心配してくださって・・・・と思いながら、出発  30分頃  が見えたところで また  

アレ    様子が変・・・・・・  もしや ・・・・・ ・・・・・・  ・・・・・・・・やってしまいました   

最初の演目で 「秋田大黒舞」 「花笠音頭」 の伴奏をする予定だったのに・・・・・・ごめんなさい   私の伴奏もお願いしている K 会社中の方に代わっていただいて、穴を開けずに済みましたが、皆さんに ご心配とご迷惑を掛けてしまいました     お詫びと挨拶を済ませ、 落ち着いたところで 自分の出番となりました。

「真室川音頭」 と 「紅花摘み唄」 、そして 押し付けアンコール で 「日光山唄」を 唄わせていただきました。  音頭ものには、 Yさんに飛び入りの踊りを入れて頂き、 施設の職員さんも混じって とっても 盛り上がり、 座って手拍子をしていた おじいちゃんがいつの間にか 立ち上がって 踊ってくださって・・・・嬉しかったです。 ここには 民謡の先輩が通っていて、 お友達のところに遊びに行った感覚でみんなで楽しく過ごさせていただきました。 山形出身の通所者さんがいらして、 「山形の民謡が聴けて嬉しかったよ  」と言っていただいたことも嬉しかったです。 

元々 うっかり者ではありますが・・・・ 思い込みはいけませんね    反省  

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敬老会 その1

2011年09月20日 | ボランティア

民謡関係者が一年で一番忙しいのが この 敬老会シーズンかもしれません。 御多聞にもれず、私もO先生に声を掛けていただき、 3箇所伺う予定になっています。 昨日は トップを切って 矢板市片岡五行政区敬老会にお邪魔しました。 昨年に引き続きお邪魔して、 お祝いをさせていただきました。 当初の予定は、 「花笠音頭」 「真室川音頭」 「筑波山唄」 でしたが、 先週のタイトル獲得のご報告を兼ねて、 筑波山唄を 「日光山唄」に 変更して、聞いていただきました。 アンコールの声を頂き、 「那須松坂」も聞いていただきました。 たくさんの拍手と笑顔を頂戴し、 ありがとうございました。 

今日は、 宇都宮から Kさんが三味線の伴奏のために駆けつけてくださり、 初めてゆっくりお話をさせていただきました。 ご縁を頂き感謝いたします。  Kさんは、来てみてビックリ!! 「さんさ時雨」を唄う I さんと 小学校の同級生・・・・・・思いがけず同級生共演となりました。 これも 元気に民謡をやっているお陰ですね 

今日は2つ目の敬老会です。 楽しんできます 

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第14回 佐野の越名舟唄全国大会 その2

2011年09月18日 | 民謡の大会

今週末 17日、18日  佐野市文化会館において、 第14回 佐野の越名舟唄全国大会 が行われました。

 初日は 14人の連菅により、会場全員の大合唱で始まりました。 

17日 予選会は 熟年の部 (71歳以上) ・・・・77名 、 実年の部 (61歳~70歳)・・・・77名 、 一般の部 (60歳以下)・・・・17名  により行われ、 それぞれ 25名・25名・10名の18日の決勝戦出場者を 決定しました。 17日は、 主催者からの年長者表彰もあり、 しっかりした大先輩に満場の拍手が贈られました。 その後、 審査委員長である 竹内勉先生からの記念品贈呈があり、 年長者、 遠方からの出場者、 審査員の先生、 市役所の係りの方に 色紙のプレゼントが 楽しいコメントとともに贈られました。 皆さん、 良い記念になったことと思います。 

越名舟唄については、昨年の大会のブログに書いてありますので省略しますが、 全国大会でも人気があり、 今回も県内はもちろん・愛知県・福島県・神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・群馬県・茨城県からの出場者があり、 大変嬉しいことだと思います。 

そして、本日10時より、 決勝大会が行われ、 それぞれの優勝者3名により、 日本一が決定しました。 優勝は、 茨城県出身で最年少出場者の 伊藤芳江さんです 今日は なんと お母様も実年の部で優勝  母娘対決となりました。  芳江さんは 毎年タイトルを獲得している実力者で 伸びのある唄声は 会場を魅了していました。 

私は・・・・と云うと・・・・・・・・チョット 張り切りすぎて あれじゃ 落ち着いて舟に乗ってられないよ と お叱りを受けそうな舟唄になってしまいました。  落ち着いて自分らしい唄が唄えなかったことは 大いに反省して、 明日から 又 頑張りましょう

今回ブログを見て頂いている司会者の方、 民謡仲間から声を掛けていただきました。  話題も広がり、これから一緒に活動が出来るかも知れません。 色々情報交換も出来て 大収穫です。 Sさん、 これからも宜しくお願いいたします   最近は大会のたび、こういうことがあり大変うれしいです 

今年も素晴らしいゲストのアトラクションで、 大会を盛り上げていただきました。

    橋本舞踊教室若柳社中の 「黒田節」 「日光山唄」

 越名舟唄保存会の 「越名舟唄 元唄」 「越名舟唄 新節」若柳社中の踊り  牛込勇峰先生の唐沢山唄

 新6年生を中心に 「水木の田植え唄」を見事に演じきった 佐野市立氷室小学校の皆さん

 喜美英会社中の 八木節   高橋脩悦社中 三味線合奏 

 

 

 

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さくら市氏家美術協会展

2011年09月16日 | お知らせ

残暑が厳しく 芸術の秋と云うには 物足りない気分ですが・・・・・私の友人であるTさんが所属する さくら市氏家美術協会の 展覧会が 下記の通り行われています。  氏家の駅から徒歩2・3分です。 ぜひ、お出でください。  

 

           第19回 さくら市氏家美術協会展

 

    と   き  平成23年9月16日 ( 金 ) ~ 18日 ( 日 )  午前9時30分~午後4時30分

    場  所  さくら市eプラザ弐番館2階ホール

 

有名な 杉山吉伸先生の作品も展示されています。 

お帰りの頃には 絵筆を持ちたくなっているかも知れません・・・・・・

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三曲演奏会

2011年09月14日 | お知らせ

今年度開催する第65回記念 栃木県芸術祭 ( ホール部門 ) において、 各種の事業が予定されています。 民謡部門では、 11月23日 矢板市文化会館大ホールにて民謡民舞大会が行われる予定です。  

今日は、 兄弟子でもある 増渕貢風先生が所属されている、 邦楽部の発表についてお知らせいたします。

                 

                第65回 栃木県芸術祭邦楽部  三曲演奏会 

               日 時    平成23年10月23日 ( 日 )  10:20~

               会 場    栃木県総合文化センター メインホール

               入場料    1000円 ( 当日券有り ) 

               特別公演 として、 江戸信吾作曲 「 瑠璃の空に 」  を 会員100余名に依り大合奏

               お問い合わせ先については、 メールをいただければ、 お知らせいたします。 

 

余り 触れる機会のない 邦楽ですが 芸術の秋・・・・・・・・ 新しい世界を感じてみませんか・・・・・・・

 

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