Haru S.の部屋

都内のピアノ教室です。ピアノレッスンのことを綴った真面目なことしか書いていない、でも少し役立つかもしれないブログ。

鍵盤を覚える①

2024年05月25日 | レッスン

 

 

 

ピアノの鍵盤の場所は早く覚えてしまった方が

音感も育ちますし、進みがスムーズになります。

 

鍵盤の音を覚えることは決して難しくありません。

前回書きました黒鍵を目印に

ドレミ ファソラシ

と区切って覚えてしまえば良いです。

 

ただし、音楽はいつもこの順番には進みませんので

ランダムでも音が探せるようにならなくてはなりません。

 

これを週に1回のレッスンだけで覚えることは不可能ですので、

ご家庭で親子で一緒に問題を出し合いっこして

覚えてしまうと良いです。

 

知っている童謡で覚えることもできます。

まずは、この歌はいかがでしょう。

 

「ひげじいさん」です。

上の動画の曲です。

 

「とんとんとんとん」の所は「ドドドド」の音です。

これを音名で歌いながら弾きます。

「ひげじいさん」の所は難しいので、歌うだけにします。

 

次の「とんとんとんとん」は「レレレレ」です。

 

このように「ソ」まで上がっていきましたら

最後は「ソファミレド」です。

 

是非、音名で歌いながら弾いてみて下さい。

1度だけでは身に付きませんので、できれば毎日!

 

ピアノを弾く時は、いつも

肩から大きく腕を動かし、スライムに指を埋めるように深く鍵盤を下ろし、

指の3つの骨で腕をしっかりと支えて下さい。

 

この3点セットを常に忘れず

綺麗な音で弾きましょう。

 

 


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目印は黒鍵

2024年05月24日 | レッスン

 

 

 

ピアノの鍵盤は88鍵もあります。

しかし、音は

ドレミファソラシの7つです。

そこに#や♭が加わります。

 

#や♭を覚えるのはあとからでも問題ありません。

まずはズラズラ並んだ白鍵の音を覚えることです。

 

覚えるためには見分けなければいけません。

そのために2つの黒鍵、3つの黒鍵があるのです。

 

この存在がなければ、何十年もピアノを弾いている私でも

とても見分けることは出来ないと思います。

 

以前、打楽器奏者の方がマリンバを演奏する時に、

黒鍵を使わない曲だから重いし持って行かなくても良い、

と持たずに行ったら見分けがつかず、付箋を貼って演奏したと聞いたことがあります。

 

マリンバは組み立て式で持ち運ぶので、鍵盤を取り外すことが出来ます。

木でできているので、これが非常に重いらしいです。

組み立てる時に腰を傷めることもあるとか・・

 

 

 

3つの黒鍵の下にある音は

ファ ソ ラ シ

 

ドレミは2つの黒鍵の下にあります。

こちらは数が少なく、覚えやすいと思います。

 

3つの黒鍵の下にある

ファ ソ ラ シ 

を早く覚えてしまいましょう。

 

こちらの伴奏に合わせて歌いながら弾く練習をすると良いです。

慣れてきたら逆からも弾いてみましょう。

シ ラ ソ ファ

やはり歌いながらです。

お口も一緒に動かしましょう!

 

 

 


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スキップ・ステップ

2024年05月23日 | レッスン

 

 

 

音符を読むにはコツがあります。

 

音は常に隣にばかり動いているわけではありません。

一音跳ぶ時もあれば、たくさん跳ぶ時もあります。

 

音の跳躍が多い曲は

それなりに難しくなってからになります。

それだけ音楽の表現が多様になってからです。

つまり感情の起伏が大きい曲になってからと言えます。

 

 

習い始めは大抵、隣か一音跳びかです。

それを見分ける目を育てることが音を早く読むコツです。

 

以前ご紹介した、線の音、間の音

隣同士は線・間、交互です。これをステップと言います。

一音跳びは、線・線、間・間となります。これをスキップと言います。

 

ドレミの読み方を覚える前に

まずは

楽譜を見てステップスキップ

分かるようにしておくと良いです。

 

私は小さな生徒さんには

最初は、上の写真の猫ちゃんでステップとスキップが

わかるようにしています。

 

スキップなら

三毛、水色、シャム、のようになります。

上に上がるだけではなく、下に下がることもします。

それをこのような楽譜を見ながら行います。

 

 

この段階では、まだドレミの読み方はしません。

好きな鍵盤から上の図のように弾き、

それが何の音か歌いながら弾けると理想です。

 

お家の方が一緒にしてあげるのが一番良いです。

週に1回程度のピアノのレッスンだけでは

鍵盤の名前は覚えられないものです。

 

 


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音の部屋 順番に

2024年05月19日 | 不思議な音の国

 

 

このお城の部屋を全て横に並べると

上のようになります。

 

線の音(ペンギン)と間の音(猫)が交互に並びます。

 

このような並び方はピアノの鍵盤で弾くと、

すぐ隣になります。

これをステップと言います。

 

線の音、間の音に丸を書く練習をしたら

線と間を交互に書く練習をしてみましょう。

順番に上に書いたり、下に書いたり。

 

この音の部屋に

音の国の住民が住むようになります。

 

教本では一音ずつ増えていきます。

上・下巻で習う音域は下の通り。

まん中のドは本来ひとつのものですが、

ト音記号にある時は右手、ヘ音記号にある時は左手で弾きます。

 

曲が進んでくるとこれとは異なるパターンも出てきますが、

この教本の間はこの原則で進みます。

 

 

書かれている音符と音の高さ(鍵盤の位置)は

必ず一致させましょう。

 

ドならどこでも良いのではありません。

名字が同じでも下の名前が違ければ

別の人というのと同じです。

 

 


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音の部屋 間のところ

2024年05月18日 | 不思議な音の国

 

練馬区新桜台 すぎぶちピアノ教室

 

 

上の猫は全て線と線の間にいます。

これを間(かん)の音といいます。

 

間の所だけにこのように丸を書くと

ピアノで弾いた時に音はひとつとびになります。

スキップです。

 

実際に鍵盤をスキップして弾いてみましょう。

 

もう少し続きます。

また

 

 


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