連弾曲集 おとのくにへ <おとぎのくに>

 

 

 

自主製作しました連弾曲集「おとのくにへ」より

曲集の最後に掲載しています<おとぎのくに>を

ご紹介させて頂きます。

 

この曲集唯一のレガートが含まれた曲です。

 

レガートとは音を繋ぎ、なめらかに奏することです。

音がプツプツ切れていなければ良いのではなく、

なめらかであることが必要です。

 

レガートはスラーという弧線で表されます。

 

レガートは、ノンレガートで一音ずつ行っていた動きを

複数の音で行うだけで、基本的に変わりません。

 

 

つまり、スラーの最初に腕の重さを載せ、

その重さをスラーの最後で抜くのです。

 

息を吸って水に潜り、潜ったまま進み

最後に水面に顔を出す感じです。

 

腕の重さは手首の横の動きを使い

重さを移動させていきます。

 

一音一音手首を振って弾くことは

絶対にしてはいけません。

 

音がグワングワンし、音の粒も揃わず

美しくないからです。

 

 

習い始めは手首をどのタイミングで使うか

分からなくなるかもしれません。

 

手首が上に上がるのは音を離す時です。

音を出す時は手首は下がります。

但し、下げ過ぎてはいけません。

 

離れた音をレガートで弾く時は

手首は横に動きます。

 

 

この<おとぎのくに>は、

前半はレガート、後半はノンレガートで

手首の動きの練習ができます。

 

 

お試しいただけますと、嬉しいです。

連弾曲集「おとのくにへ」 | ピアノ導入｜ノンレガート

 

楽譜＆伴奏CDでお代は500円頂戴しております。

お問い合わせをお待ちしております。

 

 

連弾曲集 おとのくにへ <もりの月夜>

 

 

 

オリジナルの連弾曲集「おとのくにへ」を

ご紹介したいと思います。

 

 

今回ご紹介するのは

<もりの月夜>

 

元は年中の生徒さんが作った４小節の曲です。

それを連弾にアレンジし、

さらにフランス民謡「月の光に」を付け足しました。

 

前半はファーストを弾く生徒さんは伴奏です。

後半の「月の光に」は手を交互に使いながらメロディーを弾きます。

 

導入期によくある、生徒さんはメロディーだけ弾き

先生は下で伴奏を弾くという形にはしておりません。

 

 

定型に染まってしまわないように

様々なスタイルの連弾に触れてほしいと思っています。

 

それはソロも同じで

右はメロディー、左は伴奏という

導入期はそれしか弾かないということには

したくないと考えています。

 

その形では演奏できる音楽の幅が狭くなります。

ピアノ曲は楽器の中で最も多く曲が作られています。

 

様々なスタイルの曲を弾き、

将来、心に響く曲に出合った時に

チャレンジできるようになってほしいと思います。

 

そんなことも考えて作った連弾曲集です。

よろしければ、是非お手元に一冊。

 

連弾曲集「おとのくにへ」 | ピアノ導入｜ノンレガート

 

 

 

自費出版

 

 

こちらは楽譜の表紙です。

 

どのような楽譜かと申しますと、

ピアノ導入期の生徒さんのための連弾曲集です。

 

もう少し詳しく申しますと、

生徒さんたちが作った４小節のメロディーを

連弾曲にしたものです。

 

私がピアノ導入期の生徒さんに使っている

「不思議な音の国 上巻」には、

習った音とリズムでメロディーを作るページがあります。

 

限られた音で作り、

さらにピアノを始めて３～４カ月の子どもたちが

自分の力で作ります。

 

初めての音楽の創作です。

私はこうした方が良いとは一切口出ししません。

子どもたちが作ったまま、それを連弾に編曲しています。

 

そうして作った曲から10曲を選び曲集にしました。

 

正直な所、予想外に魅力ある曲に出合い、

曲集にせずにはいられませんでした。

 

ノンレガートから始めるメソッドでレッスンをしておりますが、

日本にはそのような曲集がたいへん少なく、

教本と併用できるものが欲しいと思っておりました。

 

それもあり、なら自分で作ろうと思いました。

 

本当に素敵な曲ばかりです。

生徒さんが自宅で練習をする時用の伴奏CDも作りました。

連弾の伴奏とは一味違うアレンジです。

 

よろしければ、「連弾曲集 おとのくにへ」を

是非、お試しください。

 

詳しくはこちらをご覧いただけますと幸いです。

連弾曲集「おとのくにへ」 | ピアノ導入｜ノンレガート

 

お問い合わせをお待ちしております。