Haru S.の部屋

都内のピアノ教室です。ピアノレッスンのことを綴った真面目なことしか書いていない、でも少し役立つかもしれないブログ。

歌うように弾くためには

2024年09月29日 | レッスン

 

 

無機質な音でピアノを弾くと

どんなに気持ちをこめても音楽にはなりません。

 

多くの生徒さんが忘れていることがあります。

 

それは音を聴くということ。

 

楽器を演奏しているんだから

そんなの当り前じゃないですか、と思われるかもしれません。

 

聞こえると聴くは別のものです。

 

もしかしたら、皆さんは弾いたその音だけを

聴いていませんか?

 

音と音の間は聴いていますか?

歌でしたら音と音の間は息でつなぎます。

 

その息で繋ぐ音をピアノで再現するのです。

そうするとピアノが歌うように奏でられます。

 

鍵盤から音は聞こえてきません。

ピアノの奥の上の方で鳴る音を聴きましょう。

 

そして、できるだけ部屋全体の音を

聴きましょう。

 

耳は常に遠くに置いて。

 

 


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HPをちょっとリニューアル

2024年09月28日 | ピアノ教室

 

 

ピアノ教室のホームページを

少しだけリニューアルしました。

 

自力で作っているので

なかなかスマートには作れませんが

覗きにいらしていただけると嬉しいです。

 

好き勝手に書いておりますが、

重力奏法、フォルマシオン・ミュジカルについても

まとめています。

 

お時間がございましたら

是非、お立ち寄りください。

 

ホーム | すぎぶちピアノ教室

 

 


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止まる癖を付けない

2024年09月26日 | レッスン

 

 

音楽は時間の芸術と言われています。

 

一度始めたら最後まで流れ続けます。

人間の呼吸や心臓と同じで、

急に止まることは厳禁。

 

レッスンで勝手に止まって戻ったり、

中途半端な所で止まったまま、上手く弾けない、

と話し始めたりすることは

絶対に避けましょう。

 

聞いている方は

呼吸が止められてとても苦しいです。

 

好きな時に止まる癖は絶対に付けてはいけません。

練習の時から、通す時は何があっても

最後まで弾き切るようにします。

 

上手く行かなかったところは、

最後まで弾いてから部分練習

(一部分だけ抜き出して練習すること)をするか、

通さずに部分練習に専念するかにします。

 

とにかく、通す時は何があっても

最後まで弾き切ること。

弾き切れない時はまだ通しはしない方が良いと

考えて、細かく区切って練習をしましょう。

 

区切る時はフレーズで区切ります。

段ごとに区切ってはいけません。音楽のまとまりごとに区切ります。

フレーズの切れ目は呼吸をする場所です。

 

音楽は

時間を勝手に止めてはいけないものです。

 

 


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芸術の秋

2024年09月25日 | ピアノ教室

 

やっと秋の気配を感じられるようになって参りました。

昨年に引き続き、今年も暑い夏でした。

 

さてさて、落ち着いて穏やかに過ごせるようになった

この季節に

ピアノレッスンを始められてはいかがでしょう?

 

ピアノが全く初めての方

子供の頃習っていたけれどしばらくブランクがある方

独学でピアノを弾いていた方

など、お子様は5歳以上、大人の方は年齢制限はございません。

 

私は楽器店でも教えております。

現在は年長さんから78歳の方まで

レッスンをさせて頂いております。

 

子供と大人の方は半々の人数です。

大人の方は、ピアノは初めてという50代の方、

子供の頃習っていたという70代の方、

園児、小学生からレッスンを始めて

20代となった生徒さんなどいらっしゃいます。

 

お子様はピアノが全く初めてで、

レッスンを始めて1年以内の生徒さんが8人おります。

 

幅広い年齢、進度に対応できますので、

お気軽に体験レッスンからお試しください。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

レッスンのご案内 |ピアノレッスン|練馬区

 

 


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譜読みで避けたいこと

2024年09月22日 | ピアノ教室

 

 

新しい曲の最初の練習はとても大事です。

 

まずは、譜読みと言って曲を通して弾けるようにします。

この時に全体像をつかむために両手でまずは弾いてみること。

これは可能でしたら、した方が良いと思います。

 

本当は音を出す前に、曲の構成は調べた方が良いですが、

今回は大人になってからピアノを始めた方の話です。

 

楽譜を見ただけで音を頭の中で歌うことは、

子供の頃からピアノを始めた人でなければ

正直な所難しいと思います。

 

なので、ピアノを弾きながらどのような曲かを

知って行くことになります。

 

さて、この時に注意したいことがあります。

 

できれば両手でと書きましたが、

両手で頑張っても、一音一音止まりながらでは

そのような音楽だと頭の中にインプットされてしまいます。

 

音に慣れたら流れるようにしようと考えがちですが、

音と音の間に何も繋がりを感じずに弾くことを

何度も繰り返すと、あとからではどうにも直せなくなります。

 

もし、両手で弾くことで

一音一音になってしまうようでしたら、

片手ずつの練習にした方が良いです。

メロディーが次へ次へと流れる感覚を

身に付けた方が良いです。

 

 

片手ずつたくさん練習をしても両手では弾けない、

という経験をお持ちの方がいらっしゃると思います。

 

両手は両手で弾く練習が必要です。

片手ずつ弾けたからと言って、両手ですぐには弾けません。

 

しかし、片手で弾いた流れが体の中に入っていると、

両手でもそのように弾こうと思い描くことが出来ます。

 

特に両手の練習では、

ゆっくりなテンポで曲を再生する力が必要になります。

両手の練習では必須です。

片手練習の時からゆっくりなテンポで弾く練習をしましょう。

 

 

無理に両手で弾いて、流れが出なかったり、

音が浅く鳴らせないまま弾き続けていたりするよりは、

レッスンに片手ずつで持って来てくださった方が

私はレッスンがしやすいです。

 

無理な両手は直す方に時間がかかってしまいますので、

先生に遠慮せずにどうしたら良いか聞いてみられると

良いと思います。

 

でも、もう両手で弾けますよね、

という段階に達しているのに片手のままは、

それも問題ですので、

ゆっくりなテンポでも流れがあって、

綺麗な音でレッスンで弾けるようにとの目標は

ご自身できちんと持たれると良いと思います。

 

 


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