Haru S.の部屋

都内のピアノ教室です。ピアノレッスンのことを綴った真面目なことしか書いていない、でも少し役立つかもしれないブログ。

スキップ・ステップ

2024年05月23日 | レッスン

 

 

 

音符を読むにはコツがあります。

 

音は常に隣にばかり動いているわけではありません。

一音跳ぶ時もあれば、たくさん跳ぶ時もあります。

 

音の跳躍が多い曲は

それなりに難しくなってからになります。

それだけ音楽の表現が多様になってからです。

つまり感情の起伏が大きい曲になってからと言えます。

 

 

習い始めは大抵、隣か一音跳びかです。

それを見分ける目を育てることが音を早く読むコツです。

 

以前ご紹介した、線の音、間の音

隣同士は線・間、交互です。これをステップと言います。

一音跳びは、線・線、間・間となります。これをスキップと言います。

 

ドレミの読み方を覚える前に

まずは

楽譜を見てステップスキップ

分かるようにしておくと良いです。

 

私は小さな生徒さんには

最初は、上の写真の猫ちゃんでステップとスキップが

わかるようにしています。

 

スキップなら

三毛、水色、シャム、のようになります。

上に上がるだけではなく、下に下がることもします。

それをこのような楽譜を見ながら行います。

 

 

この段階では、まだドレミの読み方はしません。

好きな鍵盤から上の図のように弾き、

それが何の音か歌いながら弾けると理想です。

 

お家の方が一緒にしてあげるのが一番良いです。

週に1回程度のピアノのレッスンだけでは

鍵盤の名前は覚えられないものです。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする