ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

http://piano-tune440.com
(077)576-2236大石ピアノ

スーパーオーディオCDプレーヤー

2012-06-15 00:10:13 | Weblog
近頃、リマスターCDなどで
過去の音源が販売されていますが
その中にSACDというのがある

ソニーとフィリップスが開発した技術で
CDと同じ大きさのものに
CD以上のDVDに近い情報量を書き込めるもので
より原音に近づけた再生が可能になるわけで

ただSACDプレーヤー安いもので
28250円、通常6~7万円の新たなCDプレーヤーが必要になる
SACDは以前のCDプレーヤーでも普通の音の再生はできる
CCCDになるらしいので音質はもしかすると落ちるかも知れないけど

レコメを見てると音の違いに感動したとかいう言葉も
一度ぜひ体感してみたいな~

最近SACDはハッキリ違いが分かるが
リマスターされてるCDなのか、そうでないのか
表示では理解しにくいものがある
製作年で単純に判断できるのか?そうでないのか
メーカーの表示に工夫がほしい

しかし、良い音って世間にどれほど求められてるのか
MP3がダウンロードで売られる時代
カーステにもMP3が普及している昨今
みんなが皆、SACDやリマスターを求めてはいない

自分はオーディオマニアではないけど
やはり過去の名盤を良い状態で楽しんでみたい欲求は強い方だな~

草津市にある某会館のピアノ

2012-06-11 23:33:16 | Weblog
Pollini plays 2 preludes by Debussy as encores in Japan


ポリーニで検索をしたらドビュッシーの演奏もあった
この人はテクニックが相当凄いので有名なので
エチュードなんかの方が聴き応えはあるのかも知れないが
日本公演の時の動画とあるのとドビュッシーが好きなので

このピアノ、前にポリーニとプレートが埋め込みされているように見える
きっと自分のピアノを持ち込んだんだろう

やっぱり会館のピアノの信頼というものが無いのも
ピアノ持込の一つの理由だろうと思う
一流のホールならおおよそ問題ないだろうが
幾つかの地域をツアーする場合は
やはりピアノが不満足だったりするのだろう

先週末に久々に草津市にある某会館のピアノを調律に伺った
そこのピアノは年数も経ってきてるのもあり
20年ぐらいまえから、問題はあったのだが
驚きました、あまりの状態の悪さに・・・・

高音部の上から2オクターブ程の音が
低音、中音、中高音の音と
簡単に言えば、音量とトーンがぜんぜん違う
上から2オクターブの音が音量は小さい、トーンは完全に曇っている

ピアノというのは音色などを叩いてるハンマーのフェルトに
針を入れて調整をしたりする
新品の出荷前の状態のハンマーなどは叩き針と言って
中音部で肩口から斜めに多い場合3本付いた針刺しで
20~30回程度思い切り1センチ以上の深さで
通常、針を叩き入れているものである

それ以外にも音を微妙にコントロールするのに
弦溝の前後に針をさしたりする
しかし基本、針を絶対に刺してはならない箇所もある
例外も勿論あるが、極力刺さないものである

しかし某会館のピアノは
打ってはいけない所にどこかの調律師が
思い切り針を入れている、そういう音だった

おそらくそこに針を入れないと
「音がキャンキャン」と鳴ってしまうからだと思うが
そこに針を入れず違う箇所に強く刺してやれば
キャンキャンした音は解消する

会館の職員さんに、ハンマーのファイリングと
整音を申し出たが、予想通り
メンテナンス契約以外の会社の整音はNGだそうだ
この職員さん達に食い下がっても仕方ないので
(この人達も契約の業者さんなので)
調律で少し目立たないように誤魔化して
とりあえずイベントは開催されました

そんなピアノを貸し出して金を取る会館も問題だが
メンテナンスを請け負ってちゃんと調整をしてない調律師も問題
こういうのはこの会館だけの問題でなく
レベルこそ違えど、問題のあるところが他にも存在しています

家庭のピアノでも同じで
今日始めて調整に行った大津の方のピアノ
メルヘンというメーカー名のピアノだが
非常に変に鍵盤が重く、あきらかに可笑しかった
お客さんは、小さい頃からこのピアノは
「メーカー的に重くて直らないもの」と思われてた

それなりに料金は頂いたが
タッチ調整をして、重さを軽減させました
いろんなバランスが無茶苦茶でした
こういう問題いっぱいあり心を痛めます

新八犬伝の動画を見つけて

2012-06-10 00:18:25 | Weblog
新八犬伝 第一話 坂本九 kyu sakamoto


小学生の時、毎日楽しみに見ていました
新八犬伝「いざとなったら玉をだせ~」というOPソング
YouTubeで「と聴いて金玉をだしたのは私です」というコメントに笑いましたが
それはさておいて

NHKはこのフィルムを保存してなかったそうで
当時はフィルムが高く上書きしてたそうな
こんな名作を・・・惜しいあまりに惜しい
そして何よりも坂本九氏である
いまや坂本といえば、坂本教授か巨人の3番になるのかも知れないが
当時坂本と言えばレッツキッスの九ちゃん
王さんのO、九ちゃんのQである
若い子は知らんやろな~

この動画は85年に録画されたテープであるそうだが
悲しいことにこの8月、日航ジャンボ機事故で亡くなられました
それゆえ、貴重さは増すのですが・・・

さて新八犬伝ですが
当時、友達と一緒にこの物語りで盛り上がっていました
非常に親しくさせていただいた友達のT君でしたが
小学校の5年の時、僕の引越しで離れ離れになり
その後、何通か手紙を頂いたのに
僕の不精のために返事を出さなかった事
今も胸を痛めています。
それも「文通しましょう」の手紙に返事を出して居ないのですから
本当に申し訳なく今も思っているのです

Faceboookでも彼の名前を検索しましたが登録は無く
mixiでも検索いたしました
本当にいつか謝罪したいと思い続けています

漢字こそ忘れてしまいましたが
今でも名前だけは記憶しております
元気でおられるかな~
彼は非常に頭の良い人だったので
優秀なところに進まれた事だと思います

一緒にかぐや姫の「赤ちょうちん」のレコードを
何度も聴いたのも思い出します
その頃は歌詞の意味なども分からず
それでもスライドギターの哀愁のある音と
軽快なリズムと美しいメロディーがお気に入りでした
今でも「赤ちょうちん」を聴くと彼を思い出します

彼はネットで僕の名前を検索してくれる事があるのでしょうか?
そうすれば、今でも元気に暮らしている事が分かると思うのですが
奇跡があるとしたら、そんな事で連絡が取れたらと願うのです


25年前、思えば青春の日々かな?

2012-06-06 02:34:56 | Weblog

Facebookで25年前の専門 学校時代の友人とコンタクトが取れ

その彼が当時の写真を送ってくれました。

僕は上段の右から2番目にいます

当時は体重63キロぐらいだった、やっぱり痩せてたな~

これは昔の自分に戻らないとと思いました

この写真は当時にみんなで寄ってたアパートの前で写してます

写真を撮った事は覚えてないな~

下の段の左にいるY君とはこの写真を撮った頃はあまり仲が良くなかったけど

この1年後、僕がこの写真にも写ってる彼女と別れた(振られた)とき

彼が色々と尽力してくれました、まさかこの写真を撮った時には

想像すらしていませんでしたよ



当時は僕と仲があまりよくなかったにも関わらず

僕が彼女と別れ話でこじれて居た時に

僕の代わりに話をする為、夜中の大岩街道をバイクで走るY君の後ろ姿を見て

「なんでこいつ俺のためにこんな事してくれるんだろう?」って思った事

その瞬間を今でもハッキリと覚えています

人ってどうあるべきか、今までの自分が他人にどういう態度をとってたのか

この年下のY君に強烈に教えられました

以来、僕の人生のベースになっているかも知れません



専門学校卒業の打ち上げの夜、

最後にY君に「君には本当に感謝してる」と伝えました

それから、何時間も泣いているY君が居ました

僕ですら驚いたほどに



思えば、専門学校の最後の半年は

彼女を失った辛さと寂しさで地に足も付かず

現実でないような真っ暗な中フラフラ歩いているような日々でした

でもそんな中に、キラっと光る幾つかの話があります

全部が今も僕の心の奥に光っています

良い事悪い事、全て青春のプレゼントでした

こんな素晴らしい日々があった事

本当に僕が僕であって良かったと思えるようなあの頃の一枚の写真でした。