乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

レッスン日記

2005年11月30日 18時05分12秒 | ピアノ・音楽


今日はレッスンでした。

ショパン「スケルツォ第3番 Op.39」。

一応、最後まで見ていたので、まず通して弾いてみました。
わ~、あちこちつまずきだらけですが、なんとか最後まで。^^;
先生からは、最後まで見て来たことと、キラキラとトレモロで降りてくる箇所の
弾き方が良い方向性に来ている、と言うことで、その点は褒めていただきました。
練習では、そこのところに(だけ?^^;)重点を置いてやっていたのでとても嬉しかったです。
ただ、まだまだ音がそろっていないので、その原因と対処の仕方を
教えていただきました。

さて、これからどう音楽を作って行くか、課題は山積みです。

まずテンポ感が狂いまくっていました。^^;
ゆっくりのテンポの中でも
曲想の変わり目等で、意識が変わりすぎてテンポが大きく変わっていたり、
全く別物として弾いていて、物切れになっていたりしていました。
それでかえって弾きにくくもなっているとのことです。
それから、そのテンポ感にも影響を与えるペダリング。
それが、ぴったりのタイミングではまっていないとのことでした。
と言うことで、冒頭から、ものすごく、細かく細かく、見ていただいて行きました。
その箇所はどう弾くか、重いか軽いか、どこへ繋がるのか、
だとしたらそれを生かすための効果的なペダリングは・・・等々。

特に今日徹底的にご指導いただいたのは冒頭から少しいったところの四声になるところと、
その先のコラール風旋律とキラキラトレモロの連続のところです。
四声の部分は、右と左の両方の繋がりの大切さ、各声部の扱いなど、何度も何度も繰り返し教えていただきました。
最初、ぼやけていた音楽の形が、なんとか見えてくるようになって
大きなフレーズのかたまりが一続きで繋がるようになってきたときは、
弾いていて充実感でいっぱいになりました。(^^)

コラール風旋律とキラキラトレモロのところは、もうテンポ感が滅茶苦茶狂っていたので^^;、
まず拍子を調えること、そして同じようなパターンですが、
各部分をどう感じ、どう変化をつけて持って行くか、ということを詳細に具体的に教えていただきました。
先生のアドウ゛ァイスにしたがって何度もトライするうち、徐々にいい感じに。
そうしたら、なんと!音楽がぐっと締まり、俄然輝きだしたのです。(@_@)
最初に弾いたときも音符通りだし、つっかかるものの一応強弱などつけて弾いていたんですけど、
全くもって説得力が違う!

まだまだインテンポでもないし、ものすごくゆっくりなのに、
楽譜を良く読んで、そこから弾き方をきちんと導きだして行くと、
こんなにも音楽の形が調うものなのだと言うことも、改めて実感しました。
調った音楽と言うものは、実に美しい、と言うのもすごく身にしみて、
弾いていることがいっそう楽しくなって来て、またがんばろうという、新たな意欲もわいてきました!

今日もよかった、よかったです♪(^^♪

PS:明日から東京へ行ってきます。
しばらく留守しますが、書き込み等、よろしくお願いいたします。