本番で力を発揮するには?
まずは、とにかく練習・・これだけ練習したんだから大丈夫 と思えるぐらい練習し
曲を完全に覚えること。
あと人前で弾くことが好きな子と緊張してしまう子がいますね。
人前での演奏が好きな子は、問題ないですが、緊張してしまう子の中には、
間違えたらどうしようとか、いろいろマイナス感情がはたらいたりする子もいます。
コンサートの時に力を100%力を発揮することは、なかなか難しいことですが、
なかには本番に強い子もいます。その子たちに演奏後感想をきいてみると
「ピアノの音もいいし、気持ちよく弾けた~」と口をそろえて言います。
ピアノを弾きだす前は緊張していたかもしれないけど、
弾きだすと自分が奏でる音の世界に入って弾く。
誰か好きな人に曲をプレゼントするつもりで弾く。
あと、コンクールやグレード等、人前で弾く機会がたくさんあった子は
緊張度が低くなってきます。「場数をふむ」ということですね。
失敗をおそれず、音に集中して弾ければ大丈夫
ただ、これは、しっかりと練習できている場合ですが・・
練習をしないで本番で上手に弾こうとしても、それは無理な相談です
「音楽」は「音を楽しむ」と書きます。
みんなが、楽しんでピアノが弾けるように
昨日スプリングコンサート無事終了しました
57名誰も休むことなく行えたことに感謝・・
みんな練習よく頑張りました
今回も、プリンセスのような女の子がいっぱい
舞台のそでにいると、次から次へと目がさめるような衣装を着た子が・・・
普段ドレスを着る機会ってなかなかないですので
お母様方の楽しみでもあるんですね。
今回は、「暗譜すること」について考えさせられたコンサートでもありました。
譜面を見て?というより、譜面を置いて?弾く子が例年より多かったので・・・
曲がスラスラ弾けるようになってくると「次の音は?」と考える前に指が動きます。
大人の考えだと、暗譜で弾くよりも、楽譜を見て弾く方が安心と考えられる方も
みえると思いますが、実際はそうではありません。
楽譜を置いておいて、途中間違えたとしても、間違えた箇所に目がいくことはありません。
楽譜を見るならば、最初から、音符を目で追うようにしていかなければなりません。
でも、そうすると、自分の弾いている音がしっかり聴けない状態となります。
特に、小学校低学年ぐらいのお子さんだと音符を読むのに一生懸命になってしまう場合が多いです。
完全に暗譜できた状態で、初めて自分の弾いている音がよく聴け、いい演奏ができるようになってきます。