あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

アルファマ地区

2012年01月27日 | ポルトガル・西【2007年の旅】
2007年12月26日つづき



リベルターデの通りを下る。ロシオ広場も横切って進むと海のような川に突き当たる。テージョ川だ。湾のように広い。ここを左に行く。港湾地区になる。蒲郡という小さな港町で育ったせいか、こういう雰囲気は好きだが岸壁には入れなかった。左手が丘になっている。アルファマ地区だ。
小さな広場の端から街の中に入っていけそうだ。





その小さな広場からの上り口近くに来ると歌声が聞こえてくる。ファドだと直感した。練習している。
その上り口にファドの店があり、親父さんが掃除している。
「やぁ」
「ヤァ」
「ファドか?」
「そうだ、夜の8時からだ。 うちは良い歌手が来る。8時に来い」
「わかった。8時に来る」
中に入れてくれた。
普通のギターと丸いギターがあった。中が暗いせいか写真がぶれた。



そこから、路地を左にに行き、階段を上へと登る。
白い街
10分ほど行くと市電の通りに出た。そこはベランダになっていてテージョ川が見渡せる。
市電は、かの有名な28番線だ。
また、そこはサンジョルジョのお城への上り口でもあった。
市電の通りと城への道は二股で分かれている。左に下がるのが市電で、お城には右へ登って行かなければならない。
テラスのある小さな食堂があった。中からは生バンドが演奏中だ。帰りにしよう。
古い民家が立ち並ぶ界隈。洗濯物が高い位置に干してある。干してあるもので現代であると認識できるが、ここの風情は昔のままなのだろう.
計画通りことは進んでいる。