あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

国鉄が休み

2012年01月20日 | ポルトガル・西【2007年の旅】
2007年12月24日イブ~25日

数人でバスは出発した。
約40分でカルダス・ダ・ライーニャのバスターミナルに戻った。
食事をしようと街に出てみたが今日はだめだ。開いているところがない。あの「ニコル」も閉まっている。
ショーウィンドウだけが明るい。
なんと大胆なディスプレーだ。思わずパチッ




ホテルに戻り
「食事できる所をごぞんじないか?」
「駅前の方にやっている所がある」
「わかるか?」
「右側に小さい所だが明るい」
「オブリガード」
なるほど、商店街の外れ駅に近いところに明かりがある。
中は、若者の溜り場のようだが、ショーケースの中にオカズが数種類ある。
皿に、炒めたご飯と豚肉を炒めたものともうひとつチョイスして貰いコーラと一緒に食べた。
テーブルが5個ほどの奥に行くほど狭くなってくる小さな店の奥の方で、立ち話の数人の若者と、年老いたテーブルにひとり座って食事をする労務者のような人と、混ぜこぜで、混ぜこぜの食事をする。

翌朝、朝食はホテルでいただく。
フロントで、リスボンに帰る電車の時間を聞く。
「電車の時間をおしえて?」
「クリスマスは駅に行かないとわからないが動いていないかもしれない」
「オブリガード」
日本は正月でも電車は動く。ここではクリスマスは動かないらしい。


11時09分を確認しに駅に行ってみる。
駅員がいない。国鉄が休みだ。「ありかよー」
バスターミナルへ行ってみよう。この段階で帰りに寄ろうとしていたトーレスとサンタクルスはあきらめた。


『リスボン ウーノ ポルファボーレ』
『ナォ』
『ホント?』 
『ノン』
バスもないのか、ホントかよー。タクシーでリスボン行きも本気で考えた。
もう一度、切符売り場へ戻って見ているとリスボンの切符を買っていく小母さんがいた。
『リスボン ウーノ』 
『エキスプレス?』 
『シ!』
買えた。鈍行は無いらしい。