あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

半ズボンを買った。

2016年01月15日 | ヴェネチアの旅2014
食事も終えホテルに戻る。
カウンターにあるWifiのレシートを2枚持って階段を上がる。
2階のきれいな部屋はいくらなんだろうか?でも、19時を過ぎてのサービスは一緒だからそんなに高くはないと思うけどと、ひとりごとを言いながら。

タオルが新しくない。
部屋も掃除していない。シーツもそのまま。
安い部屋はこんなもんかな!

となりのおねーちゃん達はチェックアウトしたようだ。


北側の窓を開けっ放しにして寝た。

起きるとその窓から真っ青な空と、レンガ色の甍の連なりが気持ちいい。
今日も暑いぞ。半ズボンを買おう。
夏用のダボダボのGパンで来ていたがもう耐えられない。
赤貧生活だがマスターカードがある。

サンマルコの方へ行くとあるという。
しかし高そう。
スポーツ用品店というより、サッカーのブランド品店といった方があっていると思うがそこに入った。
「チャオ、半ズボンがほしい。見せて」
良いのがあった。
オーナーのおばさんかな
「これはどう? これはどう? これはどう?」
と5つくらいショウケースの上に並べた。

ひとつ気に入ったものがあったが、僕は「良いのが無いなー」という顔している。
そのうち、僕が気に入ったものを「これなんかどう?ゆったりしているよ」
「まけて上げるわよ」
「しっかりまけて」
いくらまけてもらったか覚えていないが、1・2割程度であったと思う。「まー良いか」と思った記憶がある。
結局買った。
気に入った。
今日もフェリーの中で履いている。

下戸でして

2016年01月12日 | ヴェネチアの旅2014
そんな広い通りの一本裏の道。
角の小さなオステリア(居酒屋)が開店準備をしている。


一旦、ホテルに戻ろう。そして洗濯だ。
駅の前を、着いた時の道をおさらいしながら戻る。
どこで間違えたか?
しかし、また間違えた。
同じ道をおさらいできなかったが、ホテルには問題なく帰れた。

洗濯を終え、
少し休んで、20時もう一度ザッテレの海岸へ。

あのトラットリアへ行ってザッパだ。夕方のザッテレ海岸でスナップして、結局トラットリアに着いたのが21時を回っていた。閉まっていた。
どうしよう?
この近くにある食事できるところはほとんど閉まっていたし、停泊した船の中で食べられそうではあったが高そうだし。
とりあえず、ホテル近辺のレストランがやっているかもしれない。

ザッテレから歩いた。
やっていた。

いつも通りながら時々張り出されたメニューをチラ見してきたレストラン。
「マスターOK?」
「シッ!」
「ザッパとアラビアータ」
「ワインは?」
「飲めない」
ベネチアのイタリアンは日本のイタリアンより旨くはない。(と思う)
口に合わないのではなく。素材が若いのかもしれない。
味が少しとがっている。

初めてこの店の前を通った時、マスターに声をかけられたが、その時は高そうに見えたので「今度寄るよ」と云って行っていなかった。
そのマスターが、奢りだと云って白ワインをグラスで持ってきた。
少し口を付けた。
ワインがあって料理が合うのかもしれない。とがった味がまーるくなった。
でもワインは残した。
「ほんとに飲めねーんだな」
「下戸でして」

本島に戻る

2016年01月02日 | ヴェネチアの旅2014
ガソリンスタンドからは船着場が見える。
2~3分の所だ。

船は着ていた。
すぐに乗り、スタンドの方を見る。
会話を少し思い出した。

「ジャポン」
「シッ、何が釣れるんだい?」
「%&‘@?・・・・」
 ??
「デカイか?」身振り手振り。
「でかい!」身振り手振り。
「そりゃいい」どうもウナギのようだ。


船は、パンツがずり落ちそうな格好で釣りをしている爺さんと、それを見守っている婆さんの近くを通り、ベネチア本島の船着場に行く。
ここをまっすぐ下がればサンマルコ広場、そしてその途中を右に行けば駅の方。
と理解している。
駅の方へ行こう。

井戸のある広場で数人の子供たちがサッカーに興じている。
かと云えば、井戸の上に二人の少年が哲学的に何かを考えている。

まー真っ直ぐ行って右に曲がろう。
間隔では路地なんだが、この島ではストリートなんだ。
幅1mのストリートが多くあり、幅2m大通りも多くある。
一番広い通りはどこだろうか?リアルト橋から駅に行く道だろうか?
5mほどあった。
そんな広い通りに行く。