blog 休止中です。

約２年続けてきましたblogですが、休止しようと思います。


blogのための写真を撮っていると云う感じが抜けないこと。
blogとＦＢどっちにいい方の写真を載せようか迷うこと。
blogでは自分が消したくても消せないものが自分の知らないところに残ってしまうこと。

などから、休止しようと思います。
次に海外に行ったときその記録としてスタートしようと思う。

そして、たくさんの方に訪問していただき、またコメントも多くいただきその応援もあってここまで続けられました。大変感謝します。
ありがとうございました。　

加藤昭夫

夜明けの橋杭岩

4時に携帯の目覚ましが鳴った。
「ウーン、ムニャムニャ・・・・・」
もう少し。

もうカメラマンは並んでいた。
昨夜、僕が撮ったところよりももっと右。
「なるほどこっちがいい」
朝日がどこに出るかわからないまま三脚をセットした。
2本の三脚をセットし、一つにデジカメ、もう一つにトプコンRE-スーパー
なぜトプコン？　
それは、デジカメは明るい被写体だと白トビしてしまう。
その保険のようなもので、フィルムで撮る。

夜が明ける前のこの時間は、陽が沈んだ後の蒼い空に茜色が混ざる色。
昔から（中学生のころ）この時間帯（夕方）が好きだった。

日の出は5時12分。

出てきた。
みんな無言である。
感動しながらシャッターを押す。
山のてっぺんからの日の出とか、山の端の日の出とか、太平洋から上がる日の出とかを見てきたが
この日の出には感動した。
太陽がダルマになりそうであったが、岩が邪魔してしまった。
かといって動くこともできそうもない。
みんな撮っている。

あとで大失敗に気が付く。
陽が登る前に、長時間露光で撮ったために、ISOが50になったまま。
しかも、f:11になったまま。
このまま24-105の手振れ補正を切ったまま手持ちで撮っていた。
三脚に着けたデジカメは、ISO100のまま。
よくある失敗をまたやってしまった。

日の出から、20分もするとみんな帰ってしまう。
僕は、ここで9時までもういちど寝むった。