あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

ビッカ

2012年01月24日 | ポルトガル・西【2007年の旅】
2007年12月5日つづき



小さな広場を市電が一周する所があった。
そこで市電に乗ると丁度うまいことに「ビッカ」の上の乗り場付近に行くことができた。
「ビッカ」は他の2箇所よりも少し傾斜がきついように思われる。スキーに行って初心者のころ「ここキツイナ」と思える斜度。20度くらいだろうか。


前の2箇所はケーブルカーの床はフラットで車両機構分が斜めになっていて低い側に長いスカートを穿いた格好だが、「ビッカ」は3箇所の入り口が段違いになっていって全座席の人が前の景色を見られる形になっている。デザイン的にはこっちのほうが好きだ。その3箇所の入り口からはボックス席になっていて3人しか入れない。

運転手の後にバーが有ってそこに立つと前の風景が見えなくなってしまう。乗った人は、そこのところを気遣ってバーの所には立たなかったが、出発真直に乗ってきた中国人の親子3人が真中の入り口から入ってきた。何か云いながら運転手うしろのバーの所に並んで立った。そして前の景色を写真に収めていた。

雨の降りがきつくなってきた。下の駅で少し待ってころあいを見て歩く。
ベルトの専門店があった。買って帰ろうと思ったが、なぜか長さに合うものが無い。工房のようになっていてハンドメイドで作っているようなお店なのに。

「ビッカ」にもう一度乗ろう。今度は登りに乗った。
一番後ろに乗った。
なぜ他の二つのケーブルカーと形状が違うのか乗ってみて分かった。
「ビッカ」は途中から傾斜が変わる。床がフラットで長いと傾斜がきつくなったときに床が傾斜するからだろう。「アー賢い。」

そして、また降りた。
その出発を待っているときケーブルカー横を歩いている小母さん滑ってこけた。
写真を撮ったあと申し訳ないと思って起こしに行ったがしばらく痛くて起き上がれない状態だ。しかし骨には異常ないと言ったが通じてない。