あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

再会

2013年12月28日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】


11時に彼女たちが訪ねてくる。
HOTELS.COMの地図を渡してあるが、昨日の僕みたいに探してなければいいがな。と、少し心配してホテルのロビーで待つ。

11時を少し周っていたと思う。

「かとさん」

懐かしい元気な声がした。胡(フー)だ。
そして脇に立ったのが、楊(ヤン)のおねーさん。
もの静かな黄(ホァン)と照れ屋の楊の妹。
「早かったなー。道わかった?」

黄さんが、「地図、違ってた」「心配したよ」
「大変だった。でもこの人が探してくれた」と言って、昨日一緒に探してくれた女性の写真を見せた。  胡が「ふーーん」。

知らない街で知人に会うことは、考えてみれば過去に一度もない。
いつも一人だった。
4人とも20代だがここでは頼りになる。今日は云うがまま着いて行けばいい。

老街(ロウチェ)の繁華街に行くようだ。
この繁華街は、名駅前と大須の商店街を併せたようなところだが、人の数は比較にならないほど多い。
昨日の夜も歩いたところだ。

多くの人が串に刺した肉を食べながら歩いている。若い女性もだ。
食べながら歩くということは、ごく普通なことなんだ。西塘で中学生が通学途中にカップ麺を食べながら登校していたし、上海万博でも多くの人がそうしていた。

その串焼きを売っている店があった。
その店の前で40cm×60cm位の籠を前にかけ、中には元(お金)がいっぱい。この人たちが金銭のやり取りをして、カウンターで串をもらって行く。この販売員が4人並んでドンドン打っている。すげーなー。券売機に並ぶということでは間に合わないのだろう。




深圳の朝

2013年12月25日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】


 朝ゆっくり起きた。
ホテルに日本食レストランが有り、「サンマの定食」が朝ごはん。
これには助かった。

朝のひと時にホテル周辺を散歩した。
朝の空気はとてもすがすがしく、中国の空気のイメージは無かった。

ホテルの裏の路地には食堂が並んでいる。
その向かいには、雑貨屋や八百屋がまた並んでいる。
角にある食堂の入口では、昼ご飯の仕込みをしていて、。
若い男性調理人が数人で川魚の下ごしらえを指でやっていた。

「なんという魚かな?」
「黄骨魚」「旨いよ」

隣の食堂では菜っ葉を仕訳中でした。
菜っ葉の名前を聞くが、「・・・ツァィ」
真っ赤な唐辛子を掃除しながら仕上げている。

果物屋さんで、小さなミカンがあって 「ミカンは小さい方が旨いね」と言ったら、小さなミカンをくれた。
意味は通じていなくても、あいさつ程度には聞こえたのかも。

日本の温州ミカンはもともと中国の「温州」(うんしゅう)から来ている。
早生ミカンの一種で甘いミカンだ。
この小さなミカンも甘かった。

余談だが
 僕の生まれた蒲郡はミカンの産地で、小さいころから親戚のみかんで育った。
 神の郷と門前という蒲郡の田舎に1軒づつミカンを作っている親戚があって、門前のほうが断然旨い。
 旨いミカンと、旨くないミカンの両方をもらうため、自然にわかる。
 見ただけで旨いミカンを当てられる。
 それと、ミカンは小さいほうが味が濃い。


子供が遊ぶ路地。
おばさんがリヤカーに古紙を満載して運ぶ横を、着飾った女性が気取って歩く。
広い通りの真ん中を手押し車で行くおじさん。
少し深圳が好きになった。

朝ご飯屋さん


みかん


黄骨魚



ホテル探し

2013年12月23日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】
犬も歩けば棒に当たる。僕も歩けば駅に着く。

羅湖から2つ目の駅、「老街」(ロウチェ)。
ホテルは駅の南側に出てすぐだ。とHOTEL’S.COMの地図に書いてある。
羅湖大飯店である。
老街の駅でこっちが南側の出口であろうと、地上に出た。少し南に歩いて歩道橋の上から探す。
無い。

交差点をそのままわたって、洋服屋の方に聞く。
「羅湖ホテルはこっちかい?」
「そうだ、そっちだ」「謝々」
順調だ。
少し行ってもない。また聞いた。
「羅湖ホテルはこっちかい?」
「そうだ、そっちだ」「謝々」
順調じゃないなー。こんな遠くはないぞ。
どうも、こっちの人にホテルは通じてないのだろうか?。
ローフーホテルのローフーのみ通じて、「ローフーはそっちだ」と言っているのだろう、このまま行けば乗ったローフー駅についてしまう。

戻る。

満月がこんなに上がってしまった。



別のホテルがあったから、ここで聞いた。
ここは知っていた。
「まっすぐ行って、ロータリーがあるから、そこを右に行き、そして4つ角を右だ。」
と言っているが、僕には通じない。メモとペンをもらい線を書いて四角を書いて、「ヒア」と云い、ペン先で突っついた。
ホテルの人が、直線を描いて、丸を書いて、直線を描き「ここだ」と突っついた。
「謝謝」・・・・これで行ける。
甘かった。
行けなかった。

まっすぐ行くと広い交差点に出た。
ここがロータリーか。
右に行き、左に行く路地を進む。遊園地に出た。???
この奥かな?
薄暗い人気のない方になってしまう。戻ろう。
ここから、いろいろな人に聞く。親切な人が多かった。
タクシーを進められるが、手持ちの元が20元ほどしかない。
コンビニで聞いたさい、お客さんの一人が、片言の日本語と英語で話しかけてくれ、ホテルが見つかるまで一緒に探してくれた。
その間、駐車場の人、タクシーの運転手さん。みんなに聞いてくれた。彼女がいなかったら野宿か。
超感謝。

結果、HOTELS.COMの地図とは地下鉄の駅ひとつ以上離れており、全く地図の意味がないどころか、返って地図のない方がもっと早く探せたかも。
とんだ、一日目だった。
結局、晩御飯は名鉄の金山駅で買ったおにぎり。

遊園地だ。



やっと有った。羅湖大販店



(羅湖)ローフー、中国入管

2013年12月20日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】
羅湖に着くと通関がある。
香港から中国に入るためだ。
ここは中国人も通関を通る。
外国人は左の方へ左の方へと振られていく。
香港へは機内で入出国管理票が配られて記入するが、ここは通関前に書かなければならない。
鎖付の置いてあるボールペンはインクが出ない。
欧米人の使用しているものを、チェンジと云って貸してもらう。

通関を出てまっすぐ行けば地下鉄。
2階に上がって左に行って降りればタクシーと聞いていた。

タクシーで行けば早いだろうが中国元への両替がしてない。
以前の残りの小銭しかないので地下鉄の方に向かう。が、地下鉄の駅が分からない。
通関を出ると英語が全く通じない。
コンビニで、「メトロ、サブウェーィ、地下鉄」と聞くが通じない。
どんどこ歩いていくと電車の駅がある。
「でもこれは地下鉄じゃないなー」また聞くが通じない。
暗くなってきた。
東の空に月が。「アーさみしいなぁ」
ポカリスウェットを買って少しほっとした。
(でも、知らずに香港ドルを出したが断られた。ここは元の国なのだ)

通関



この先に地下鉄があるはず。


羅湖駅




スターフェリー

2013年12月19日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】



スターフェリーの料金が騰がっていた。2.2香港ドル。でも日本円で40円ほどだと思う。
フェリーに乗ることが目的だから、折り返しですぐに乗ろうと考えていたが、まずは「ご飯だ!。」
フェリーターミナルの中に、インドカレーやトルコ料理やピザを売っている、調理場と窓口しか無い店で、体格と顔のごっついマスターが一人でやっている。
僕は、羊の肉がどうしてもだめだから、中身の確かなものしか食べられない。

で、ベジタブルのフライドライスにした。
いわゆる野菜チャーハン。

はじめは、窓口で待っていたがマスターが
「左のテーブルで待っててくれ」
「OK」
スマホをいじりながら待つ。
「まだ?」
「もうちょっと待て」
待つこと全部で1時間。
半分残した。



フェリーは数分おきに出ている。
案内に従って乗っていくと、2階の席に行ってしまう。
2階は少し高い。乗ってから、「そういえば以前は下ばっかしだったなー」
逆光の中の香港島。霞が効いてきた。



フェリー乗り場から深圳行へは、東尖沙咀(チムサチョイ)に行って羅湖(ロ-フ-)行きの電車に乗る。
ペニンシェラホテルの横の地下鉄尖沙咀駅に行く。ここから東尖沙咀へ行けば羅湖行きがあると思っていた。・・・・・が無かった。
地下街に三叉路があった。左かまっすぐか????
左に行ってみたが「うーん、雰囲気違うな」
で、戻ってまっすぐ方面に行く。
有った。改札だ。切符売り場だ。
「ローフー」
買えた。
これで羅湖までは行ける。



香港へ

2013年12月18日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】
去年、パスポートを更新して初めての海外になる。
更新するときの写真だが、写す係の女性が「メガネが反射するので無しで行きましょう」という言葉にメガネ無しで撮った。
会社で、イミグレを通るとき「外すように」と云われると聞いていて、面倒だなと思っていたが、気が付いたら掛けたまま通っていた。
でも、タイでは僕の前の人は通関の係員がジェスチャーで外せと指示していた。僕はそのまま通過した。
人相かな?

香港には時差の1時間を戻して午後1時過ぎに着いた。以前来た時は終点の中環(セントラル)まで乗ってきたが、降りてからの距離が長かった気がして、一つ手前の九竜(クーロン)で降りてみた。
これは失敗だった。
ペニンシェラホテル辺りに行きたかったのだが、九竜駅から地上に出ると「ここはどこ?私は誰?」状態だ。
高層ビルの谷間であった。気の向くまま歩いていくと、靄の向こうに霞んだ香港島が見えた。
「これはタクシーしかしょうがないなー」
シティホテルのタクシー乗り場で、「さてどうしよう?」今日中に深圳のホテルに入ればいいのでスターフェリーに乗ろうと考え、そこに向かった。


空港の中を兵隊さんが走って行った。


香港島はかすんでいた。


良く似たビルダが、九竜駅のシティホテル


2度目のネパール-旅立ち

2013年12月10日 | タイ・ネパールの旅【2013年秋】
2度目のネパール行きだ。
なぜか前回とは微妙に違う。

土曜日の朝、神領の駅にカミさんに送ってもらうことは、8年前と変わらない。
しかし、その時は初めての海外旅行ということもあって、少し心配し細かいことを注意された気がする。今回はそっけない。旅費の援助もなかった。
「じゃ、行って来るわ」
「パスポート、忘れちゃあかんよ!」
「あんた、それ履いて行くの?」
クロックスの草履だ。
「これが一番いい、ホテルでスリッパもいらんし」

名鉄金山駅のホームでおにぎりを2個買った。
梅干しと塩にぎりだ、このうち塩にぎりは結局、深圳のホテルで貴重なご飯となった。

今回のネパール行きは、8年前に行ったとき写真は旅の記録程度で、イクシー400という、今で云う「コンデジ」で行った。バクタブルという街に強い印象が残り、写真を目的にもう一度行きたいと思っていた。
ついでに、深圳に寄って中国工場の懐かしい友達に会い、タイ経由でネパールに行く。したがって、セントレア→香港→新圳→香港→バンコク→カトマンズ→バンコク→上海→セントレアという、ややこしい旅程になった。
香港→バンコク間には、エアバスA-380-800が飛んでいる。世界最大の旅客機だ。これにも乗る算段が働く。帰りの上海経由は、バンコク→香港も同じ飛行機乗ろうと考えたが、日本への帰着が、翌日の21時になってしまう。上海経由であれば15時には着く。


セントレアのタイエアーだが、今回はこれではなく、安いチャイナエアーライン。