てくてくダイアリー

GISとか使ってました

ゾンビ

2008-09-12 | ひとりごと
1年以上前、締め切りにとても遅れてしまった原稿があった。

シリーズ本の中の1冊のさらに1章分の原稿だった。シリーズのうち何冊かは既に発行されているらしい。そろそろ、校正が来るのかしら、と思っていたら8月の終わりにそれが届いた。

実際のところ、1年以上前の自分の書いた文章なんて、もう恐ろしくて読みたくない。何を書いたんだかあまり覚えていない、というのもあるが、苦労して書いた文章って我ながらあまりいいオーラを発していない。読んでいると、自分でも頭を抱えてしまいたくなる。

しかし、読まぬわけにはいきますまい。校正の締め切りは今月の25日(必着)だ。

バイオハザード(というゲーム)に出てくるゾンビのように、撃っても撃っても(直しても直しても)なんだか心もとない。

でもこういう作業をしていると、やっぱり本とか論文って公開されるまでのプロセスが丁寧だよなーと思う。

ブログとか、ホームページの文章って、読み返さずにUPしてしまうことも少なくない。でも印刷物は少なくとも1回は校正をかける。論文であれば査読もあるから、何度も何度も書き直すこともある。

丁寧に文章を作っていくのも、いいお勉強なのかもしれない。
ただし、締め切り前ならの話だけど。