臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

心理検査をちゃんと取れるようになろう!

2014-05-10 19:53:20 | 原発
心理検査が取れるのは
臨床心理士なら当たり前のことなのかもしれないが,
心理検査をちゃんと取れるように,
大学院でどれほど教えているのだろうか。

そこにすごく意識があるだけではなく,習熟している先生がいらしたら,
熱心にやってくださるだろうが,
幾つもある心理検査の,所見まで書けるように教えるには,
たぶん時間が足りない。

どうしても必要なものが何か,
自分がどうしてもマスターしたいものはどれか,
ある程度取捨選択しなくちゃいけないんだろうと思う。

対象者として高齢者を主にやっていきたい人は,

Mini Mental State Examination(MMSE),改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R),時計描画検査(CDT:Clock Drawing Test)
はたぶん絶対必要であり,
FAB(Frontal Assessment Battery),ADAS(Alzheimer's Disease Assessment Scale),CDR(Clinical Dementia Rating)も必要だろう。
ベンダー・ゲシュタルト検査,日本語版 COGNISTAT 認知機能検査,
MEDE 多面的初期認知症判定検査,日本版 RBMT リバーミード行動記憶検査,
三宅式 記銘力検査(脳研式)
などなど,
よく使われているものがたくさんある。

が,老人心理学の専門の先生がいないと,ほとんどやらない。

クリニックや病院などでよく使われるのは,
絶対覚える必要があるものが,
ロールシャッハ・テスト,バウムテスト,SCT 精研式文章完成法テスト,風景構成法,新版TEG II 東大式エゴグラム,WISC-Ⅳ,WAIS-Ⅲ,PFスタディ(絵画欲求不満テスト)などだろうか。
こちらもたくさんあるし,施行できるようになるのも,所見を書くのも,
とても難しい!
バッテリーを組む(いくつかの内容が違うものを組み合わせて施行する)事が多いので,総合所見が必要となる。

また,絶対覚えるべしと言われていて,非常に難しい
ロールシャッハ・テストは片口法とエクスナーの包括システムがあり,
大学院により,実習先によりどちらを採用しているか違う。
両方覚えるのがいいのだろうが,一体みなさんどうしているのだろう。

でも,とにかくめげず,あきらめず,
自分で絶対取れるようになろう!!と決めたものは,
何度も練習し,本を読み,いろいろな方々に教えていただき,
取れます!といえるようになろう。

私は,ロールシャッハ・テスト,バウムテスト,SCT,風景構成法,
WISC-Ⅳ,WAIS-Ⅲ,そして,高齢者系
道のりは長いが,がんばろー









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