徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

第19回新日鉄音楽賞の授賞式と演奏会

2009-07-19 | 音楽 クラシック
第19回新日鉄音楽賞の授賞式と受賞者の演奏会の招待券を会社の秘書室から頂いて紀尾井ホールに出かけた。
6時からの授賞式はすでに始まっていたが、受賞者の挨拶が始まるところ、クァルテット・エクセルシオと30年間、東京交響楽団の楽団長を務めた金山茂人氏、弦楽四重奏だけでなく、アンサンブルとしての受賞は今回が初めてとのこと。しかも、あいさつした大友肇氏は、第1回新日鉄音楽賞受賞の諏訪内晶子氏と高校が同期という。
日本でもめずらしい常設の弦楽四重奏団、ヨーロッパからはたくさんクァルテットが来日するが、日本では、オーケストラかソロで演奏している人が、クァルテットとして演奏している。
金山氏は、現在のオーケストラを取り巻く環境を憂い、文化庁の役人の前で、日本の文化行政への疑問を呈していた。文化庁でなく、文化省として、文化に国として力をいれてほしいと、防衛省があるのにとも。
クァルテット・エクセルシオは、よく知られた3つの曲から1楽章づつ、最後に得意のベートーヴェンのラズモフスキー第3番を演奏。
これまで、聞く機会のなかったクァルテットだが、常設のアンサンブルだけあってか、きれいなハーモニーと澄んだ音色のような気がした。

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