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        ドタバタ主婦の北京駐在妻日記。

オリンピック目前にして北京を離れてしまいました。。。

北京のお葬式

2007年05月11日 | 中国のコト
急にお葬式が入りました。
中国人のお葬式に、出張中の夫の代理で参列するという、ちょっと緊張するお葬式でした。

まず心配したのは服装、そしてお香典。
中国人の知人に電話で聞いてみると、日本のような厳密なしきたりは一切ないとのことでした。
服装は派手な色でなければ良いというので、黒を基調にしてベージュのジャケットで行ったのですが、それで問題なかったようです。
日本では猫も杓子もしてくる真珠のネックレスはこちらでは浮いてたかも。
香典も白い封筒の方がいいという他には決まりはなく、額は500~1000元(約7500~15000円)くらいと夫が聞いたそうなのですが、これは会社としての相場なのかどうか、わかりません。

会場は北京郊外の公共斎場でした。外観は工事(修理)中でしたが、中国独特の美しい装飾(伝統的高級中華料理店のような、と言ったらわかりやすいでしょうか?)を施した建物になるようでした。
広い敷地に葬儀から火葬までの施設が全部揃ってるようです。墓地は別の場所の宣伝が目に付きましたのでこの敷地にはないのでしょう。

会場に着くとまず夫の名前と会社名入りの花輪を手配しました。
花輪は日本のと同じような造花に名札をつけるだけのもので、でも室内に飾るので高さは2mほど、日本のような円形ではなく逆ハート型(蓮の花びら型?)に花を並べてあるものです。
すでに並んでいる他の花輪に合わせて120元(約1800円)の大きさのにしました。会場でなく市内の花屋に頼むと倍くらい高いそうです。

すでに一同葬儀の部屋に集まっていましたが、夫が世話になっている喪主(?)とその家族が出て来て挨拶してくれました。地味な色ではありますが平服でした。

友人知人は部屋の外で待機していたようですが私は親族と一緒に部屋の中に入れてもらい、式が始まりました。合図があると式場の司会者が高らかに開会の口上を述べ、続いて4人の棺係に押されて棺が入場、棺係は手押し車から部屋前部の壇上に棺を移し、ふたをはずします。故人はきれいに死化粧を施され、壇上に横たわった姿が現れます。
その一連の動作はきっちり決まっており、まるで衛兵交代の儀式のように4人揃って手先つま先まで見事に動きを合わせていました。

つづいて司会者に促されて外で待機していた人たちが入場、5人が横一列に並び、司会者の声に合わせて棺に向かって三顧の礼をしてからぐるりと棺の周りを回って遺族にお悔やみを述べて部屋の外に出ます。
我々会社関係の人もその列に入って三顧の礼をし、棺を回って遺族に挨拶をして出てきました。

そのあとの式次第はわかりません。
ですがすぐに喪主の人が出てきて参列のお礼を言ってくれました。
お香典はこのときに直接手渡ししました。

式が始まってから30分くらいでしたでしょうか。参列者にとっては日本のお通夜のようなものでした。
儀式としての荘重さはありましたが、宗教色がいっさいない分あっさりとしたものでした。




日中の「京」

2007年04月16日 | 中国のコト
家で「京風桜ごはん」を炊いて食べました。

先日祖母と叔母が来たときにもらった山のようなお土産の中の一品です。
桜の花、たけのこ、ふきのとうという春の三品が入っていて、彩りも淡い赤白緑と、ちょうどひな祭りのひしもちの色の取り合わせと同じで見た目にも春らしくきれいでした。

ほかにも桜やつくしの形の和三宝のお干菓子もいただいて、食卓でちょっと「日本の春」を味わいました♪


さてこの「京風」という言葉、中国にもあります。「京式」と書きます。
日本語だと「京都風」のことですが、中国語だと、ここ「北京式」ということになります。


車のナンバープレートでも「京」は北京ナンバーです。

日本の京都がお手本にしたのは北京ではありませんが、今の北京なら「京の都」と言えなくもないですよね。。。。

北京へおこしやすぅ~♪ (違!


清明節

2007年04月05日 | 中国のコト
4月5日は二十四節気のひとつ、「清明節」でした。
「清明時節雨粉粉」という句があるように、この日は必ず雨になるそうです。
で、今日も雨が降りました!

「二十四節気はわが国の古代天文学者の一大発明である。」とこちらで買った中国の節気の解説本には書いてあります。
節気は元来お祭りではなく農作のための暦としての意味の方が強く、それぞれの節は天気や気温、太陽の動きなどの気象状況と密接に関係しているのです。
現在でも旧暦が生活に活きている中国では季節の現象と節気がぴたりと合ってます。その節気をそのまま取り入れた日本では、たとえば「立春、立秋」などちょっと実際とずれてるなと感じることがあるのもしょうがないのかもしれません。

「清明節」にはもうひとつ意味があります。
それは祖先をお参りしてお墓を掃除する日なのだそうです。
でも休日ではないので(少なくとも北京では。)必ずしもお墓まではいけないそうですが。

そういえば中国でまだ庶民のお墓って見たことないかも。。。
見つけたらじっくり見てみたいと思います。


老人の集会で見たものは・・・

2007年04月03日 | 中国のコト
柵で囲まれた(こちらでは住宅はすべてその単位ごとに囲ってあります。)中国人団地内の公園に紅い集団がいたので見に行ってみました。

仮設舞台が設えてあって壇上に人が上がり、何か渡されて拍手が上がります。最初は表彰式かと思いましたが、舞台後ろのボードにはここの地区の「『小紅帽』志願者宣伝月活動始動儀式」と書いてありました。
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なるほど皆紅い帽子をかぶってます。「志願者」とあるのでどうもボランティア活動のようです。

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こうした立派な横断旗(←と言うの?)も並んでました。これは「志願者協会詩書画分会」と書いてあります。ほかに切り絵の会というのもありました。これはボランティアというよりサークルでしょうか。

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宣伝活動との文字通り、会場内にはパネルがいっぱい。内容はスポーツ、科学、老人保健、など。
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この横断幕には「≪薬品管理法≫が真に貫徹執行されてるか見分け、庶民の薬使用の安全を確保しましょう」と書かれてます。その下で無料配布されていたものとは、、、、、


images    「避孕套」(=コン○ーム)・・・・

これを見て、老人の集会なのに(だから?)・・・とか「大」が余ってる・・・とかさすが一人っ子政策の国・・・とかいろいろ思うところはあるかも知れませんが、私からはここでは憶測で物を言うのはやめときます。。。。。(もう全部言ってる?しー!)


暖房供給停止の日

2007年03月16日 | 中国のコト
3月15日、この日を境に中国北部の暖房は一斉に止まります。

この国では冷暖房も国家主導のもとに供給されるのです。
暖房供給は原則11月15日から3月15日まで。
街に点在するボイラー施設で沸かしたお湯を、地下の給湯管を通して各家庭まで供給して部屋を暖める仕組みです。(路上で勝手にマンホールからお湯を汲み上げて洗車の商売に使っているのはこのお湯なのかな?⇒過去記事「路上洗車の湯源は。。。」)

暖房供給開始の日には中央から各機関に供給開始厳守の命が下り(ということは守らないところも多いということでしょう。)、党の担当幹部が街のボイラー施設から煙が上がるのを見渡して満足した、なんてニュースも流れます。

この集中暖房供給地域も決まっており、「淮河」という、黄河と長江の中間辺りにある河が境になっています。
ちょうどこの河を挟んで暖房設備の有無が決まり、南岸に住む人はだいぶ寒い思いをすると聞きました。

ここ北京でも暖房供給期間の前後には寒い思いをするので自家用の暖房器具を買った方がいいと言われました。でも去年秋は異常に暑い日が続いて暖房の必要はまったくありませんでした。

この春は。。。。

あれだけ暖冬だったのに3月に入ってから雪が降ったりして寒いです!今日も外は冷蔵庫の気温。

次男の幼稚園には、自前のセントラルヒーティングシステムが設置されてたのに、政府の暖房が止まってから切り替えようとしたら冬の間に設備が凍って壊れたので修理が終わるまで暖房できません、との通知が来ました。。。。

元宵節

2007年03月04日 | 中国のコト
日本では夏日の都市もあるほどの陽気だったそうですが、北京ではこの日は朝起きると外が真っ白!!
春節に入って以来濃霧や久々の雨などどんよりした天気が続いて気温も下がっていたのですが、ついに今日はになりました!
予報にもなかったのでびっくり。

「霧や雨になるのは花火爆竹の煙のせいだ」という話を何人もから聞いて最初はまさかと思いましたが、春節の初日を境にしたこの天気の変化を見ていると案外関係あるかもしれないと思えてきました。
中国は人工雨の研究が実用段階に入ってるそうだし。。。

そんな今日3月4日は旧暦の1月15日、「元宵節〔げんしょうせつ〕」の日でした。春節のお祝いの最後の日。

北京市の五環路以内で花火爆竹が許可されているのも今日の24時までなので、暗くなって以降は元宵節のお祝い花火が最後の「在庫一掃」とばかり対空砲火のようにそこかしこから打ち上がっていました。

元宵節は「ちょうちん祭り」との呼び方もあります。
あちこちでいろいろな形の灯籠を飾るので夜がきれいと本に書いてあったのに、この辺りではそんなものはひとつも見かけませんでした。

拍子抜け。。。。。。。。。。。でもあきらめきれない!
なので先日の昼間の縁日に行った公園に夕食後に出かけてみました♪

朝まで降ってた雪は夜にはすっかり上がって空はきれいに晴れ渡り星まで見えました。旧暦「15日」なので満月で、それが雪に反射してとても明るく美しい夜でした。
が、半端じゃなく寒いっ!しかも強風が吹き荒れてるし!

公園では灯籠祭りが行われていましたが、先日昼間見た美しい(でもちょっと変なのも・・・)灯籠は強風にあおられて文字どおり「風前のともし火」状態(電 気ですが)。すでに線が切れて点灯してないものもいっぱいありました。丘のてっぺんに設置された大きな「四面仏」(↓写真)は周囲の木々の電飾とともに点いたり消え たり。

「白雪姫」(←衣装が真っ白なので雪女みたいでした!)の灯籠では魔法使いのおばあさんがいたと思われる場所が空っぽで、吹き飛ばされてしまったようです。(あの妙におとな顔の小びとたちを撮っとけばよかった!)

写真も撮りましたが、なにせスキー用手袋でも手がかじかむ寒さの中で手袋をはずしてシャッターを押すのが辛かったこと、日中でさえ手ぶれをおこす撮影下手 な私が強風の中シャッター速度を遅くして灯籠を美しく撮るなんて芸当ができるわけがないというわけでまともな写真がありません。その中からなんとか雰囲気 がわかりそうなのを選んでみました。。。。(写真はクリックすると大きくなります。)

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  満月の元の四面仏           三国志?     

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夜用のおもちゃを売る縁日。  なぜかサンタ。後ろには仏がずらり。

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ホテル前でも最後の大花火。      道路を占有。。。 



春節!公園の縁日

2007年02月24日 | 中国のコト
この春節の期間中、二箇所の公園に行ってお正月気分を味わってきました。
今回は写真を並べてみます。雰囲気が伝わるでしょうか?

 
子供獅子舞の演舞。ときどき踏み外すのでハラハラでした。



仮装した子供の山車。左の青い子がすごいでしょ?



正月飾りされた縁日の通り。



民芸品の屋台   

 
さそり、蝉の幼虫、雀の子・・・



「日本」うなぎ蒲焼もありました。一口大で串に挿してます。
「アイスクリームのから揚げ」の文字も見えます。

 
   犬を撃つ!子供向けゲームです。。。



餅つきをしてました。黄な粉と好みのトッピングで食べる
朝鮮のお菓子。冷めてもやわらかいのが不思議。

 
灯篭。ここの公園は夜も見もの。


中華服の子供♪


 
中国人男性は優しいです。舞台が見えないと彼女を抱っこしてあげます。
ある中年女性も旦那さんに抱っこをせがんでいましたが、
男性は、試みはしたもののでっぷり太った奥さんを持ち上げることが
出来ませんでした。。。。。。。。。頑張れ、中国人男性たち!

春節!花火爆竹に車が反応

2007年02月22日 | 中国のコト
18日の元旦から数えて5日目と15日目にも花火が上がるそうです。。。

で、その「5日目」のこの日も夜になると一斉に花火が上がり出しました。とは言っても大晦日のときとは、時間も決まってなくて全然規模が違いましたが。

トタン屋根の下で集中豪雨が当たる音を聞いてるような轟音を聞きながら発見したのですが、車の防犯装置が作動して一緒に音が鳴っているのです!
「ピコピコピコ」とか「ファンファンファン」とか一斉に鳴るのでそれはそれはやかましい!

なぜ車の防犯装置が音に反応する必要があるのでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えてくださいませ。




。。。。。それにしても、騒音の嫌いな人には地獄のようなこの春節の期間でしょうね。。。。。

春節!圧巻!一「面」の花火!

2007年02月19日 | 中国のコト
この感動は伝えきれるかどうか。。。

諸説あったものの結局今年の大晦日~元旦は五環内の花火爆竹の全面解禁で、すごいとは聞いてたけど、これほどとは!

規定の期間・時間以外の花火爆竹の禁止を政府がいくら横断幕で街中に宣伝しても、何度も携帯メールを送りつけても、一月から始まっていた花火爆竹の「ためし打ち」は春節が近づくにつれてどんどん増えていきました。

そしてついに迎えた2月17日大晦日!
昼間から爆竹が鳴り響き、夜暗くなるが早いかあちこちから花火が上がり始めました。
我が家ではこちらの風習に従ってまた家族で水餃子を作る用意を整えていたのですが、 もう外がにぎやかで作業なんか手につかない!
家族で窓に張り付いていたのですが、マンションのすぐ前や横でも大型花火が上がり、どうしても直に見たくなって外に繰り出しました。
外では通りのそこここで、長~い爆竹(一分間くらい鳴り続けます!)や大~きな花火(大人が両腕で抱えるほど)を打ち鳴らしています。
耳をつんざく爆音、まばゆい閃光、火薬の匂い、降り注ぐ花火の破片や灰。。。。
とてもとても日本では考えられないことですが、この迫力はたまりません!

家に戻って変更した夕食を速攻で食べ終え、「寝てはいけない」風習に従って家族でボードゲームなどをしていたのですが、、、、、

真夜中12時!

外の音が一段と激しくなりました。見下ろしてみると。。。。。

見渡す限り花火花火花火花火花火花火花火!!!!!
隅田川と多摩川と横浜と鎌倉と江ノ島と逗子の花火大会を合わせた以上の数の花火が上がってます。日本の住宅地ではありえない大型花火から子供が公園で上げ るような小さな花火まで、ありとあらゆる花火が光っています。マンション窓の目の前でも、空港の向こうのはるか彼方でも上がっています。まるで花火の花畑!

「北京中の人々が心をひとつにして一斉にお祝いしてる!」
その迫力に圧倒されました。。。誰から強制されるわけでもなく、逆に禁止にも屈することなく、豊かな人たちも貧しい人たちも、一緒になってただ新年が開け た喜びを表してる。それがこんなにも美しい光景を作りあげて、それをこうして一望のもとに見下ろしている!これ以上の贅沢があるでしょうか。


 * * * * * * * * * *


音は朝まで続きました。明けた朝に路上を見下ろしてびっくり。

ない!

あれほど夜には一面に散らかっていた花火爆竹の燃えカスがどこにも見当たらないっ!!秋に落ち葉を片付けた掃除屋さん(過去記事)は元旦の朝にもしっかり仕事をしていたのでした。天晴れ!!

北京の情人節

2007年02月14日 | 中国のコト
この日は中国でも「情人節」、バレンタインデーでした。

情人」は中国語で恋人のこと。「恋人」もそのままの意で使えますが文学的な表現だそうです。「愛人」も恋人の意がありますが、夫や妻など配偶者のことを指す方が一般的。ちなみに日本語の「愛人」に当たるのは「情夫」「情婦」「第三者」と言うのだそうです。
第三者」って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

さて、少なくともここ北京ではバレンタインデーは結構広まっている習慣のようです。でも日本のように女性から男性にチョコを、という決まりはなく、男女どちらからでも、自分の一番大事な人だけにあげて、「義理チョコ」みたいなことはしないそうです。
でも女性が強い中国のこと、実際は男性が金額も内容もかなり頑張らないといけないのだそうです。オキノドク...........

スーパーはどこも特設コーナーを設けて主にお菓子を販売。日本と違うとは言いながらチョコが断然多く売られているのはやはりプレゼント用に格好がつきやすいからでしょうか。
レストランでも競ってバレンタインディナーの予約を募ってましたが果たして結果はどうなのでしょ?気になります。でもピンクと白の風船で店内をムードたっぷ りに飾り立ててたりしたからきっと結構なお客を見込めたのでしょう。あれじゃ一般客は入りにくくなってしまいますもんね。

あとは花屋さんが活躍したようです。「私はこんなに愛されてるのよ!」と見せびらかすために花束は夜のデートで手渡しするより昼間の職場に届ける方が喜ばれるなんて話も聞きました。くぅー!
この辺りでは、私のこぶし大もある大きな真紅のバラの一本差しを赤信号で止まる車相手に売ってる人たちがいました。(幼稚園のお迎えのために自転車で疾走していたので写真が撮れませんでした。泣)

我が家のバレンタインデーと言えば、長女は「あげる相手がいなーい」と言い、長男は「先生がチョコを学校に持ってきちゃだめって言ったんだよーっ!!むか つく!!」とまるで禁止じゃなければいくらでももらえたかのような怒りよう。次男は先生から小さなチョコをもらいました。夫は日本育ちの不動産屋さん(女 性)からもらった義理チョコを持ち帰りました。
私は夫と息子たちにチョコケーキを買いました。私も食べられるホールケーキにしなかったのは、例の「体重非常事態宣言」と、明日の歯医者を控えてものすごく虫歯が気がかりでとてもチョコやケーキがのどを通らなかったのです。
私がケーキを食べたくないなんて、明日は雹が降る!?・・・・・

爆竹事故の写真

2007年02月05日 | 中国のコト
1月1日のお正月とはまるで様子が違う旧暦のお正月「春節」に向かって、街も店も家々も日に日に準備を整えてる北京です。

今日はマンションの中庭にパネルが並んでいたので何かと見てみると、爆竹禁止を訴える掲示板でした。
文字を見ればだいたい意味がわかるのがこちらのいいところ♪
と言っても時間がなかったのでじっくり読んだわけじゃありませんが。
その中の一つのパネルの「典型案例」として掲載されてた写真に目が留まり、思わず「げげっ!」と声をあげてしまいました。

  爆竹事故での死者の写真

 かなり凄惨な写真ばかりです。抑止効果のためでしょうか、こういうのを載せちゃうんですよね・・・。長男(9歳)が一緒にいたので止めるのも 聞かずまじまじと眺め入ってましたが、確かに「だめ!」と言われた危険なことをしたがる彼には効果的な薬になったことでしょう。


 魔よけの意味がある爆竹は中国のお正月の伝統的な祝い方ですが、質の悪い爆竹による事故や火事や騒音問題により、北京では五環路以内での爆竹は禁止されています。それでも違法爆竹の生産、使用があとを絶たないようです。

こんな中国の爆竹の年間生産量は、全世界における生産の約90%を占め、年間輸出量は世界全体の爆竹貿易量の実に80%を占めるというのですからすごいです。

パネルは翌日にはもう片付けられてましたが、あちこち巡回して展示し、禁止の徹底を呼びかけるのでしょうか?


刺繍屋の正体は。。。

2007年01月06日 | 中国のコト
我が家のすぐ近くに昨年秋に開店した一軒の刺繍やさんがあります。
優れた手工芸品がいろいろある中国、一枚の布の表裏どちらから見てもちゃんとした作品に仕上がってる両面刺繍もよく知られた手芸品のひとつです。ここはその刺繍の大作を額に飾ったり置物にしたものを販売している店です。

今日初めてここに入ってみました。入り口から入って刺繍の並んだ店内を奥まで進み、ついたての後ろの小さなドアをくぐると地下に下りる階段になっています。そこを下りて行くと階下の部屋には、、、、、
DVDがぎっしり並んでいます!!
実はここは刺繍屋になる前までは大繁盛のDVDショップでした。それを改装してこのようにしたのです。DVDは各国の映画やドラマが揃っていて値段は一枚当たり10元(約150円)!海賊版です。。。

日本人客もわざわざ都心からも買いにくるので、日本のテレビドラマも放映直後に店頭に並び夫もよく買っていますが(最近は「櫻桃小丸子 真人版」=「さ くらももこ ちびまる子ちゃん 実写版」を見ました。可愛かった!)、中国語の字幕が入るのはいいとして、主題歌のあとに「この番組の提供は・・・」と企業名が流れ、挙 句の果て「山手線で人身事故」なんてニュース速報の文字も入ってます。

今日私が買ったのはCDでしたが2枚入りで35元(約525円)でした。DVDの3.5倍!それでも日本よりはずっと安いので海賊版なのかどうかもはやわかりません。。。

中国もようやく海賊版やブランド物のコピー商品に対する取締りが厳しくなってきたので、いざというときは地下に通じる扉を封鎖するのでしょう。しかも念の入ったことに出入り口は1つではなく裏に抜ける階段がもう一つあるのです。逃げ道!

忍者屋敷のような扉から入る「秘密の地下室」なんてなんだかわくわくしてしまいました。
さすが「上に法あれば下に策あり」の国。。。。。。

※写真は 『スタブリ作品 サトラ全集』(拡大して見てね。)


さかのぼってアップしてます。。。

2007年01月06日 | 中国のコト
今日になってやっとやっとネットにつながるようになりました!
めでたいめでたい♪♪

年末年始にコメントくださった方、メールくださった方、返信もできずに失礼してしまいました。これからお返事していきます。

ブログも「去年」からワードパットに書き溜めた分がたまっているので追々アップしていこうと思います。
日本に送った挨拶状にここのアドレスを載せてしまったのに更新出来ずに放ったらかしのようになって一時はどうしようかと思いましたが、また再開できそうです。

遅れましたが、今年もよろしくお願いいたします!ペコリ

気まぐれな中国のネット状況、お願いだからこの良い状況がずっと続きますように!!


※昨年27日の分からアップしています。

大晦日には家族で餃子づくり

2006年12月31日 | 中国のコト

大晦日、この日も朝から雪でしたが。。。

中国では大晦日には家族みんなで餃子を作って食べながら年を越すしきたりらしいので我が家でもやってみよう!と夫が言い出しました。

手 作り餃子は以前長男が幼稚園のとき(日本)に父母会の講習会で同級生の中国人ママさんが講師になって教わったことがあります。そのときはとても美味しくで きたのですが、私は食べることが目的だったので作る方はそれ以来実践したことはなく、ほんとにおぼろげな記憶が頼りながら、なんとかなるさーと皮からの手 作りに挑戦することに。

まず雪の中、昨日と同じスーパーの無料バスを利用して家族で買出し。
でも昨日と違って運転手さんだけでなく乗客を案内したり降客の荷物を持ってあげたりする補助員さんも乗ってました。靴下も干してありませんでした。。。

スーパーでは「餃子粉」というのがすぐ見つかりました。中身は小麦粉なのですけどね。袋の裏にはちゃんと作り方が書いてあります。
「『粉を盆の中に放つ。涼水をちょっとずつ注ぎ入れて揉み、軟硬をなんとか・・・。湿布で蓋して20分放置。具を加え入れて包んだら即入水して煮熟。』
ほら!読める!」
「そか。じゃ買おう。」
具は豚と白菜と韮。

家では皮を練る力仕事は夫、具の用意は私がして、練った粉を小さく丸めて薄く伸ばすのと具を包むのは全員でやりました。

できあがりは。。。。。。。
皮が分厚い!水餃子だから厚めでもいいかと思ったけど厚すぎました。。。
加える水の総量もわからなかった(↑袋の裏に載ってなかったです!)ので、ちょっと足りなかったのかも。
それでも子供達はおいしいおいしいと食べてくれましたが、やはりちょっと残ってしまい、翌日揚げ餃子にして食べました(←これが美味しかった!)。

こちらでは家で餃子を作るときはほかのおかずは特に用意しないそうです。肉、野菜、炭水化物(皮)が揃ってるから必要ないと。おかげで台所にひとりでこもることなく、言いだしっぺの夫も手伝ってくれたので家族で作業でき、なかなかいいものだと思いました。

。。。。。。。。。。。

そして大晦日と言えば「NHK紅白歌合戦」!番組の内容はともかく、海外で大晦日当日に、日本と同時刻に紅白が見れる!ということに一人感動しながら今年一年間にさまざまな思いをはせつつ過ぎ行く年を見送ったのでした。。。。

みなさま、今年一年いろいろとどうもありがとうございました。ペコリ


北京のクリスマス

2006年12月24日 | 中国のコト
相変わらず市街に出かけることなく近所しか行かないので「北京のクリスマス」というより「ここの近所のクリスマス」になりますが。。。

こちらのクリスマスは、「お店が目立つためのクリスマス」という感じです。
特にこの辺はホテルや外国人マンションがあって西欧人も多いのでクリスマス装飾もよく目につきます。

ホテルやレストランの店先には大きなツリーが飾られています。雨が降らないので布地や紙飾りも使ってとてもゴージャスなツリーに仕上がってます。
窓や店内を装飾してる店も多いです。
写真は爆竹など正月飾りが施されたツリー。これなら新年までずっと飾れていいですよね。ほかにも枝がどう見ても松(木の形はもみの木!)のツリーが売られていてこれもお正月っぽい雰囲気にも飾ってあるのを見ました。

スーパーの売り場には結構クリスマスグッズがあります。リースやツリー飾りやモール、そしてサンタ変身セットなど、日本と変わらないような品揃えです。結構中国人も買ってました。
花市場もクリスマス一色。ツリーや装飾品を売る屋台が並んでました。

面白いのはどこへ行っても何の店でも店員さんが赤いサンタ帽を被っていること。そういう申し合わせでもあるのかと思うくらいで、クリスマス装飾など一切な くても店員がサンタ帽被ってたりします。こちらは店員の数がやたら多いのでそれだけでも立派に店内の雰囲気が変わります。

外国人向けマンションでは大概ロビーにデンと大きなツリーが飾られてます。
うちのマンションも頑張って飾りつけをしていました。
が!残念ながら専門家でなく常駐の警備員さんや事務員さんたち自らがやったのでとても素人くさいお世辞にも美しいとは言いがたい飾りつけになってます。中 庭の、枝が折れ折れでリボンがヨレヨレのツリー、ガラスに吹き付けた、落書きにしか見えないスプレー画、形よりも配線できるところにしましたという感じの いびつな電飾。。。
ちょっとため息ものです。

外国人マンションではドアや室内にクリスマス飾りがしてあるのが見えるところもありますが、中国人団地ではそういうのはまだ見かけたことないです。


欧米系の病院では、やはりロビーに大っきなツリーがあるのですがその下にほかのところとは違う大きな空のダンボール箱が置かれていました。それが日が経つにつれみるみるいっぱいになっていくのです。貧しい子供達へプレゼントを、という呼びかけに応えたものです。
次男の幼稚園にもそうした病院からのツリーと箱が置いてありました。
こういうのが本当のサンタのプレゼントですよね!


中国の若者のクリスマス事情についての記事をみつけました。
人民網日本語版