今日は日本人学校で、北京マラソン(←と聞くのですがこれについての情報が全然入手できません!一体どんな大会??)のために訪中している元マラソンランナー有森裕子さんの講話があり、父兄も参観できるというので行って来ました。
(せっかく著名人が来ても必ずしも父兄を呼んでくれるとは限らないのです!)
かの有名な有森裕子さん、と言っても今の小中学生にはわからないのですね。最初にメダルを取ったバルセロナオリンピック(1992年)はまだどの生徒も生まれてもいない頃ですから。次のアトランタオリンピックでようやく生まれてるかどうか、というところです。ハァー。
それで有森さんが入場する前にスライドで選手時代の有森さんの紹介がありました。その最後に字幕で
「これから有森裕子さんが入場なさいます。」
「盛大な拍手でお迎えください」
と映し出され、司会者からも 「では有森さんのご登場です!」
と最高に盛り上がって拍手が高鳴る中、注目の戸口から入ってきたのは遅れて来たママさんたちの一団。(私じゃないですー!!!^^v)
ママさんたちも、体育館の人たち全員の注目を一身に浴びてびっくりして悲鳴を上げてました。
それからしばらく何人も関係ない人が入場し、数分経ってちょっと違う感じのスーツ姿のおじさんたち(←有森さんを招待したANAのお偉いさんたち)が入ってきたのに続いてついに有森さんが現れました。
有森さんはまっすぐ児童たちが体育座りをしている間を突っ切って舞台に向かいました。すると握手を求めた子がいて、有森さんが応じるとたちまち我も我もと周囲の子が立ち上がって有森さんは囲まれてしまいました。先生がいさめましたが、とても気さくな有森さんです。
有森さんの話し方はとても歯切れ良くて聞きやすかったです。
有森さんは股関節脱臼で生まれてきてしばらくその影響が残ったそうですが、それがオリンピックメダリストまで上り詰めたのです!話の内容にはずしりと重みがありました。
講話の中で有森さんはことわった上で生徒たちに向かって自分のことを「お姉さんはね、・・・」と言ってました。これが有森さんより一つ年下の私としては嬉しかったです。「まだ『お姉さん』て使っていいんだぁ!」って。。。(違う?ま、いいわ。)
講話の終わったあと娘たちのお迎えの時間まで正門で待っていたらちょうど有森さんが帰るところに遭遇しました。私も握手してもらえました♪
余談:同じく北京マラソンのため(?)にANAのイメージキャラクター速水もこみちが来るようなのですが、我が家と同じマンションに住む中学生のお姉さんが一緒に食事をする日本人学校の生徒の一人に選ばれたとのこと。日本人学校、色んなことがあります。。。