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        ドタバタ主婦の北京駐在妻日記。

オリンピック目前にして北京を離れてしまいました。。。

地下鉄5号線開通♪

2007年10月15日 | 北京オリンピック
14日、バドミントンを観戦したあとは情報誌に載っていた豊台区の「瑞賓楼」という老舗の食堂へ。魯迅も常連だったというその店の名物、小麦粉で作った薄皮で肉餡を包み油で焼いた棒餃子のような「だーりぇん火焼」はほかのおかずに箸がいかなくなるほどのおいしさ。5人で余るほど注文して74元(約1184円)。ちょっといい日本食屋や西欧料理屋の一人前以下のお値段。それでこの美味しさ。庶民の味、病み付きです♪

このお店を探してるときに地下鉄の駅の案内板が目に付いたのでこの地下鉄を利用して帰ることにしました。
これがちょうど一週間前に新たに開通した地下鉄5号線です!

北京ではこれまで地下鉄はあまり発達しておらず、天安門を中心に東西に伸びる1号線、二環路に沿った2号環状線、それからずっと北を回る13号線だけでした。
予定ではまだいっぱい開通予定があるのですが、そのうちのひとつ、市街を南北に走るのが5号線です。オリンピック公園の脇を通るので開通を急いだのでしょう。それでも6月開業予定が今月まで延びたようですが。

images ←新しい駅!(写真はクリックで大きく見れます。)

images ←ホームは線路とガラスで隔てられていて自動ドアです。運転手さんの腕が問われます。

images ←次とその次の電車が何分後に来るかの案内。

images ←新しい車両の車内。

images ←車内モニターで次駅案内。反対側のは5号線の華々しい宣伝ビデオを流していました。

images ←乗り換え駅「雍和宮」の新しいホーム。中国伝統様式を取り入れていい感じ♪

images ←雍和宮駅の2号線のホーム。

同時に地下鉄料金が値下げになりました。これまで距離によって3元と5元の2種類あったのが、どこへ行くのも一律2元(約32円)に。
値下げの理由は大気汚染改善のために地下鉄の利用客を増やして車を減らす目的が報じられてましたが、オリンピックで外国人が利用するのに料金をわかりやすくするため、だからオリンピック後はまた値上げ、などと色々言われてるようです。

車のない我が家はこれでまたちょいと行動範囲が広がりそうな予感。。。♪


好運北京バドミントン決勝

2007年10月14日 | 北京オリンピック
一連の、オリンピックの予行演習「好運北京」、前回は野球会場まで行って切符を買えなかった苦い経験を活かして今回はあらかじめネットでチケットゲット!
(→過去記事「星野ジャパンは遠かった!」)

中国でも人気できっと本番のチケットは取れないであろうバドミントンの試合でした。

images ←注目はこの青空!会場は北京工業大学体育館とありましたが行ってみると新築されたようで、広い!大きい!新しい!大学はこのすぐ隣。

ゲート入り口で空港並みの厳しい持ち物チェックがあり、ペットボトルは没収。我々が持って行った水筒は手続きを経てロッカー預かりとなりました。

images ←初めてのバドミントン観戦でしたが、我々が遊ぶ「羽つき」とはまったく違う「パシッ」という羽音は迫力満点。特に男子のジャンピングスマッシュに息子たちはとりこ!
テレビ中継もされたようです。

images ←応援団も練習(?)。特に誰の応援ということもなく「頑張れ!頑張れ!」と繰り返してました。

images ←試合と試合の間にはこんな余興も。

「国際トーナメント」ということでしたが一人ベトナム人が出場した以外は全員中国人選手。この日が最終日で準決勝や決勝ばかりだったから、それだけ中国人が強いということかな?
応援席もまったりしてて、どっちにポイントが入っても拍手。たまに「○○頑張れ!」と選手名があがった直後には「両方頑張れ!」との声があがってどっと笑いが起こったり、誰かが派手にくしゃみをしてまたどっと笑いが起こったり、のどかでした。

images ←最後の表彰式までしっかり見届けました。これも全部本番どおりのはずです。

何もかももの珍しく、家族一同楽しめて大満足♪


※詳しいレポートのサイトを見つけました。→スポーツCHINA 日本語です。


「オリンピック向けに塗り替えます」

2007年09月21日 | 北京オリンピック
今月はじめ、マンションの掲示板にお知らせが貼り出されました。

「2008年のオリンピックを迎えるために9月10日から40日間の予定でマンション外壁の補修を行います。この期間には窓を厳重に閉め、カーテンを引き、屋外に置いた私物はしまってください。無くなっても責任は負いません。
期間がさしせまっており、ご不便をおかけしますがどうかご了承くださいますようお願いするとともに、皆様の支持とご協力に感謝します!」

うわ、さすがオリンピック向けに頑張ってるんだなぁ、と思いきや、予定の10日を過ぎても資材も運べれないし一向に補修が始まる気配がありません。
ここは中国、日程を守ることを期待しちゃだめなのだなぁとこちらものんびり構えてたら、何事もないままそのうちこの貼り紙は取りはずされてしまいました。

なーんだったんでしょ。ま、幸いまだそんな修復を要するほど傷んでもいないですが。

それにしても、いつもながらこの管理部からの文章表現の丁寧さ、中国のイメージとはちょっと違うと感心してしまうのは私だけ?


速成応急日本語

2007年09月12日 | 北京オリンピック
夫の会社の車の運転手さんが日本語の勉強を始めたと言ってそのハンドブックを見せてくれました。いつも持ち歩いてるのだそうです。

「臨時急需一句話」とか「速成応急口語」なんてキャッチコピーが書かれてます。

images (←クリックで拡大します。)
中を見ると目次の次の第一章がオリンピック関係の会話です。オリンピックで来中する外国人と会話するための本なのでしょう。
まず日本語の文が書いてあって次がその中国語訳、その下には日本語の読み方が漢字を用いたのとピンインと二通りで書かれています。

読みがなが漢字って、思いもよらなかったなぁ。。。
ピンイン、あまりにもローマ字と違うなぁ。この発音じゃ通じにくいだろうなぁ。。。

images (←クリックで拡大します。)
さらにページをめくってみると、
中国は五輪開催のための真の経済力を持っています。」
とか、
中国は、輝かしい歴史・文化を持ち、オリンピック大会を行うことには有意義です。
など、日本語表現の微妙な「?」には目をつぶるとしてこの宣伝文句、世界に認められたいとの中国の懸命な訴えが感じられます。

images ←(クリックで拡大します。)
「日常用語」のページには「新年おめでとうございます。」や「メリークリスマス」なんて挨拶まで。それ「日常」じゃありませんから!
でもこっちの本のピンインは四声の記号がついてなくて、より日本語っぽいかな。


拘束時間は長くても手の空く時間も長い運転手さん、語学の勉強には最適かも。

北京のタクシーの運転手さんたちもオリンピック向けに週2回英語を習わされてるそうですが、うちの近所のホテルで順番待ちしてる運転手さん、せっかくの待ち時間を有効活用してるように見えるひと、いないなぁ・・・・・・。

(でも日本語を必死で覚えようとしてるタクシー運転手を何人か知ってます。そういう人は日本人マンションの外で待ち構えてたりして、本当に熱心です。)


北京○○○の一年前!

2007年09月07日 | 北京オリンピック
私のケータイに北京オリンピック組織委員会と携帯電話会社の連名でメールがきました。

「今日は2008年残奥会までカウントダウン1年の日です」

「奥会」というのは「奥林匹克運動会」の略、つまりオリンピックのことです。
メールを最初に読んだときは「残りのオリンピック???」と意味がわかりませんでしたが、調べたら「残」というのは「残疾人」の略、つまり障害が残った人、障害者の意味でした。

残奥会というのはパラリンピックのことなのでした!

メールは続きます。

「みんなで障害者の人と共にパラリンピックに注目しましょう。
2008年パラリンピックが成功のうちに開催されますように!」

8月8日にもオリンピック開会1年前のメールが来たのかどうか、日本へ一時帰国中だったのでわかりませんが、北京はパラリンピックにも力を入れてるようです。
キャラクターもパラリンピック独自のキャラクター(「福牛・楽楽(らーらー)」くんと言います。)がいて、北京オリンピックの五色のキャラクター「福娃」と同じように人形やグッズが売られてます。

パラリンピックも同様に盛り上げようとしてる姿勢がうかがえたメールでした。。。

Yahoo!ニュース記事「パラリンピック一年前

訂正します!好運北京

2007年09月03日 | 北京オリンピック
買い物に行くとき気づいたのですが、あの道路標識がない!!
会場の案内もホテルの案内も取り払われている!



それで合点がいったのですが、あの標識上部の赤い部分の「好運北京!」のロゴは、オリンピック自体じゃなくこの夏に行われたプレ大会のことで、そのためだけの標識だったのです。だから限られた競技の遠い会場の標識が我が家の近くからあったのですねー。
ホテル案内も、その競技の選手をはじめ関係者が泊まるホテルだけだったようです。

同じマンションの人が教えてくれたのですが、なんとアーチェリー日本代表選手らしき人たちが近所のホテル内のスーパーで買い物してたというのです!会いそびれました!くぅーっ!

というわけで、下記の記事で「オリンピック向け標識」と書いていたのを訂正させていただきます。不正確な記事を書いてしまってごめんなさい。(ほかにもそういうのがあるかもしれないので、気づいたらご指摘くださいませ。ペコリ)

過去記事 「オリンピック向け標識
過去記事 「星野ジャパンは遠かった



星野ジャパンは遠かった!

2007年08月23日 | 北京オリンピック
北京オリンピックを一年後に控えた現在、「テスト大会」として一連の競技が次々と行われています。
今日は野球「星野ジャパン」の決勝戦の日でした。

我が家から少し行った大通りに「野球場500m」との案内標識を見つけてあったので「歩いても行ける!」と大喜びしてた(8/8記事)のですが、球場名「五棵松棒球場」(←日本語で「五本松野球場」という意なので以後そう書きます。)を調べたら、めっちゃ遠いっ!
我が家からは北京市街を横切って西側まで行かねばなりません。

どこが500mよっ!!    images

と再度標識を見てみたら(もしや間違いに気づいて撤去したかもと思ってわざわざ確認しに行っちゃいました。)、どうやらあの標識は
「オリンピック公園アーチェリー場、五本松野球場へ行くには500m先を斜め右に曲がれ」
との意味で、そこに目的地があるということではないらしいのです。
がっくり。
かなりがっくり。。。。。。。。。

前日に決勝戦の相手は中国と決まりました。
このときに「まずい、チケットが売り切れちゃう!」とは思ったのですが、500mなら自転車でひとっ走り行って買えるのに電車やパスを乗り継いで片道30分以上かかる場所ではそうもいきません。
心苦しくも今日午前、夫の運転手さんに頼んでチケットを買ってもらうよう頼んだのですが、案の定売り切れとのこと。
「昨日の午前中にはまだあった」なんて言われて余計悔しさがつのります。運転手さんは親切にも「ダフ屋から買うなら交渉のためについて行ってあげる」なんて言ってくれましたが、そこまでやってもらうのも気が引けます。
仕方なくあきらめることにしました。。。。

がっ!(←某女史の真似。)

あきらめきれないっ!
せっかく北京にいるのに、北京で行われる日本代表の決勝戦に行かないなんて絶対悔いが残る!と思ったらいてもたってもいられず、結局子ども達を引き連れ、最寄の地下鉄駅までタクシーで15分、その地下鉄1号線終点駅からもう一方の終点の5つ手前駅までダメもとと思ってはるばる行ってきました。

駅から出るとすぐダフ屋に声をかけられました。
値段を聞いたらやたら安いのであれ?と思ったら売ってくれるのではなく買い取りたいと言ってるのでした。
試合が始まってもダフ屋が券を買いたがってるなんて、こりゃダメだ。。。

試合はもう始まってるはずでしたが、場外にいると静かです。
アナウンスも歓声も何も聞こえません。だいたい観客席もホーム側にちょこっとしかないように見えました。あれじゃチケットもすぐ売り切れちゃうはずです。

「テスト大会」というだけあって警戒は本番並みに厳重でした。警察がいっぱいいたし「○○区民兵」(!)なんて腕章をつけた私服のおじさんたちも。
会場入り口には空港のようなチェックゲートがあり、食べ物飲み物の持ち込みも禁止されてるようで入り口のゴミ箱が没収されたペットボトルであふれかえっていました。

images

どうやら入り口の強行突破も無理そう。
あきらめて帰途についたのでした。

でもやっぱりああいうお祭り雰囲気、いいなぁ。。。。。


オリンピック向け標識

2007年08月08日 | 北京オリンピック

今日は北京オリンピック開会式のちょうど1年前。テレビでも朝から天安門広場の催し物の様子が中継されてましたね。日本に帰国してて、カメラに映りそこなってしまいました!

さて北京では今年の前半にかけて、街から広告板が急激に消えていきました。道路沿いに並んでいた広告板や工事現場の囲いを利用したもの、ビルの上の大型広告板まで消えています。広告板を降ろすだけではなく、板も柱も全部跡形なく撤去されるのでうっかりすると気づかないくらいです。広告だけじゃなく、うちの近所ではつい去年設置されたばかりの壁新聞掲示板も、一年も経たないうちに撤去されてしまいました。
空港から市内までの高速道路沿線にも数々の大広告等が並んでいたのですが、ほとんどが消えました。
(それでも残っている広告って、一体なぜ?はっ、もしかしてスポンサー企業かな??要追跡調査!)

そしてつい最近現われたのが写真のようなオリンピック向けの道路標識。
各会場や空港など関連施設の案内表示がされています。
「奥林匹克」が「オリンピック」の音訳。
「500m先」と我が家から徒歩圏であるらしいのはアーチェリー場と野球場!
(つい嬉しさに白状すると、実はあたくし、昔アーチェリーも野球もやっていました・・・)

山本博選手に会えるかな。。。とてもお世話になっていたその奥さんにも会えるかな!?


オリンピック通帳

2007年07月11日 | 北京オリンピック
通帳がいっぱいになったので、新しいのに更新しました。
去年の4月から使ってる通帳で、こちらでの生活費一切をまかなっている口座の通帳としてはようやく更新とはかなりゆっくりのペースでしょう。
自動引き落としも振込みもなく、クレジットカードも作らず、お給料の振込み(ドル)とその両替と現金の引き出ししか記録されてない通帳です。

幼稚園の巨額の学費の支払いのときなどは一日の両替限度額や引き出し限度額の壁に冷や汗をかいたものです。
今の日本人学校は月謝袋に毎月現金を入れて子どもに持たせてます。今月は兄弟3人分、しかも7、8月の2ヵ月分を払うので封筒がパンパンで破れそうでした。次回は銀行振込みに挑戦してみようかな。

何かもっと良い銀行の利用法を知ってる人がいたら教えてください!

新しい通帳は真っ赤なオリンピック柄でいい感じ♪
旧い通帳は窓口のお姉さんが無効であることを示す印をすべてのページにベッタンベッタンと押して、挙句の果て表紙をベリベリっと剥ぎ取って中味だけ返してくれました。