ドタバタ主婦の北京駐在妻日記。

オリンピック目前にして北京を離れてしまいました。。。

わかりにくい店内案内板

2007年05月30日 | 中国のモノ

先週末、「確かこの辺におもちゃ屋があったはずだけど・・・」と店内案内板を見たら地下にあると思ったのに最上階に移動?!

・・・と思ったら地下が一番上に書いてあり、4階が一番下に。

こういう感覚は理解に苦しみます。。。

最後のピクニックは、よりによって。。。

2007年05月26日 | 中国の気候
花咲き乱れ、さわやかな風吹き抜ける5月~。。。
・・・のはずなのに、5月に入ってからほとんどの日は最高気温が30℃を超えています。

この日はついに37.2℃。体温以上でした!
(もっと暑い国の方々、ご勘弁を。。。)
この時期としてはまたまた56年ぶりだそうです。

人民網のニュース記事「北京は37度
このブログの過去記事「過去56年で最高・・・あつ~

で、


こーゆー日に、


よりによって、、、、



    幼稚園最後の親子ピクニック



幼稚園は来月15日で今年度終了です。次男は卒園。

ピクニック会場は公園の中の芝生(??)の広場でしたが、ちょうど周囲の樹木の植え替えをしたばかりだったようで、枝葉を切り落とされた丸裸の木々は木陰もつくれず、刺すような日光から逃れられる場所の全くないところでした。
それでも男の子たちはサッカーを!(※上の写真)
ラグビーボールを持ってきた子もいました。
オーストラリア人のパパさんがブーメランを飛ばしていたのは楽しそうでした。

この日は風もピタリと止まり、珍しく汗が流れました。

用意したお弁当はほかほか。ほかのママさんにいただいたブラウニーはまるで焼きたてでおいしいかったけど。。。

この時期としては異常の暑さでしたが、北京の夏本番はこれが続きます。日陰は涼しいので並木の下を通れば良いのですが、こんな日にピクニックは・・・・・・
過酷でした!


初の大雨は、よりによって。。。

2007年05月22日 | 中国の気候
ずっとカラカラ天気だった北京に待望のまとまった雨が降りました!
朝起きたときはまだ、いつもの霞よりも雲が濃いなーという程度でしたが、小学生二人を送り出し、末っ子の幼稚園に行くときになって大粒の雨が降り出しました。
送りに来たほかの親たちも誰も傘を持っておらず、中には自転車で来た人もいて、みんな大慌て。

雨はそのまま勢いを弱めることなく夜まで降り続きました。
今日の最高気温は予報で20℃。昨日まではずっと日中30℃を越す日が続いてたのに!
夜の最低気温は15℃。「北京市気象局」では9℃となっていて目をむきました!(「中国気象局」と「北京気象局」の北京の予報がいつもこうも違うのはなぜ??)

去年4月に北京に来て以来初めてゴム長を履いて子供たちのお迎えに行きました。傘を差したことすら記憶にないのです。

日本人学校前にせっかく植えたばかりの植え込みや樹木が全滅してしまうかと思われていたところでの、「恵みの雨」には違いなかったのです。

でもこの日は、、、、




  日本人学校の全校遠足の日!



でした。なんと間の悪い。。。。

遠足のお知らせには一応「雨天順延」と書いてあったし、持ち物の中にも「雨具」とは書かれていました。
でも、北京の雨は一日中しとしとと降り続くようなことはまずなく、小雨がパラパラっと降るか、ザーっと降ってすぐあがるような降り方の雨です。
また天気予報もあまり当てになりません。
誰が本気で雨具の用意などしたでしょうか!

気の毒に、日本人学校の児童生徒たちは雨に濡れながらとぼとぼと遠足バスに乗り込んでいきました。傘を持ってる子はわずかです。。。

今年の行き先は頤和園(いわえん)。西太后が愛した庭園で世界遺産にも登録されています。去年のように万里の長城じゃなかったのはよかったです。まだ足元が確かですから。

今年も700人弱の児童生徒を運ぶ大型バスがズラーっと並んでいて、ぜひまた出発するところを見届けたかったのですが、私も傘を持っておらず、いつもなら十分雨宿りできるはずの街路樹の下でも雨のしずくはどんどんしたたり落ちてきて濡れるし寒いしだったので、あきらめて帰りました。。。。

一日中薄暗くて、日本を思い出す雨でした。


川底下村

2007年05月17日 | 旅行・おでかけ
5月1日に夫が日本出張から戻ってきて、5月2日には「川底下村」という小さな村へ日帰りで行ってきました。

夫の会社の車と運転手さんに家から車で往復してもらいました。
GWで車が多かった(結婚式の車列がやたら多かった!)のと、安全運転の運転手さんなので家から片道3時間ほどかかりました。

images ←結婚式の車列の先頭車。

この村は山あいにあるとても小さな村です。
ぎっちりと家が密集していて、村内をくまなく歩いて回っても2時間もあれば十分です。
でも村の中はまるで迷路のように細い道が伝っていて、探検心をくすぐられます。各家の門かざりとか大きな古い碾き臼とかちょっとした装飾が目を引きます。まるで「江戸村」とかのようなテーマパークのようでもありますが、まだ実際に住んでる人もいて、その生活ぶりも開放されています。

images ←ロバに引かせる石臼。

焼きとうもろこしの香りにフラフラと引き寄せられることもあれば突然の生活臭(←つまり、アレね。。排泄物。。。)が鼻を突いてくることもあります。

images ←「毛沢東の思想で頭脳を武装しよう」

村内を歩き終わったら向かいの山の登山道を上がって行くと村が一望のもとに見下ろせます。(※トップの写真)

ここの村は500年以上の歴史があり、明・清時代の姿がほぼ完全に残された集落です。

images
中庭を囲んで東西南北に部屋のある四合院造りの家々。

明時代の初期、北方民族の侵入から都を守るために北京にモンゴル人が近づいて来れそうな山中の川底、谷間には必ず防衛のための屯田兵の村がつくられ、ここもその目的のために移住されられた人々が住み着いたのが最初でした。一時は交通の要所として栄えた時期もあったのですが、その後別の街道やら鉄道ができてからはすっかり忘れられて時代から取り残され、不便な地形ゆえ果樹を植えたり養蜂でひっそりと生き延びてきました。

images ←山東方面に続く昔の道。
 
それを1995年、当時の村長さんがこの村の古い故の価値に気づき、内外に働きかけて観光地として宣伝し始めました。
この村長さんの偉大なところは、村の古さ、素朴さの価値を十分認識し、観光客は招いても、村に下手に手を加えて(中国によくあるような)派手な観光地化はしないという方針を打ち立てたことです。
こうして2003年には中国歴史文化名村に指定されました。
(以上、ネットで拾った情報や村で買ったガイドブックなどを参考にしました。歴史が面白いでしょ?)


当時のままの姿」!

私はこれ↑に惹かれるのです~♪崩れていようが薄汚れていようが辛気臭かろうが、ありのままの姿の方がその歴史に思いをはせる余地があっていいと思うのです。

ところが、どうやら人気が出すぎたようです。。。
北京在住の日本人にも定番の旅行先の一つになっていますし、旅行好きの中国人が押し寄せるようになって(欧米人も来てました。)、この村へ行くためだけの道路が整備されました。
黄金週間の只中という、中国人が観光で大移動する時期に行ったせいもあるのでしょう、村に入るにも長い車の列に並ばねばなりませんでした。
村も、村名を示すのぼりが無数にはためいていたり人工もみじが山肌一面に差してあったり土産物屋にオリジナル商品がいっぱい並んでいたり。。。
くだんの村長さんがまだご存命か知りませんが、思いっきり観光地化された印象を受けました。

images images images
村の名前の「川」はもとは「爨」だったそうで、それが村の誇り?

観光客の「昔の素朴なままであってほしい」「でも観光に便利であってほしい(トイレとか食事とか。)」という自分勝手な要望と、村人の「売り込みたい」「気持ちよくすごしてもらいたい(=新しくしたい)」との気持ちと、、、

観光で見事村おこしに成功した村のジレンマを垣間見た気がしました。。。


798芸術祭

2007年05月16日 | 中国のモノ
やっとやっと連休中の報告。。。

中国では5月1日(火)~5月7日(月)までの丸一週間、「国際労働節」のお休みでした。
でも子供たちの学校も幼稚園も4月30日(月)~5月4日(金)までを休みにしてくれ、おかげで前後の土日を合わせて9連休となりました。

自転車で10分ほどの「大山子798芸術区」で連休中に芸術祭が開催されてると知り、一回目は子供たちと、その翌日には私ひとりでゆっくりと、回ってきました。

ここは、1950年代に中国解放軍がソ連旧東ドイツに軍事品の生産を目的に提供した「798工場」の建物を利用して、今では敷地内全体を現代アートの発信地たる芸術区として整備したところです。広~大な敷地内に、レンガ造りのギャラリーや芸術家のアトリエのほか、本屋、服屋、カフェなどが集まっています。全部見てまわると2、3日はかかりそうです。  

「近所で行われてるイベント」感覚で行ってみたらかなりにぎわっていて観光バスで乗り付けてくる団体さんもいてまず人ごみにびっくり。
パンク(!)やモヒカン(!!)など普段この辺では見られないような髪型の人とか、来てる人もいろいろでした。
北京では意外と現代アートに対する関心が深いのかな。。

建物はすべてこの芸術祭向けに内壁を真っ白に塗りなおしたようで、どこもペンキの臭いがムンムン。子供たちはこの臭いがまずダメでした。。。
でも私は、外見が古臭いレンガ造りなのに内面はまぶしい純白の壁、ところどころ毛沢東の標語や打ち抜いた壁の断面などをわざと塗り残してあったりして、その無機質な建物とこの国の歴史の無言の圧迫感、そこに現代アート独特の浮遊感漂う心もとない雰囲気(←お分かりいただけるかなぁ・・・要するに「全然理解できないアート」って意味なのだけど!)、、、、この建物自体の雰囲気にすっかりハマってしまいました。

今のように改装される前の、立ち入り禁止だった頃の横浜赤レンガ倉庫にちょっと似た感じかな。

本当はブログに書くつもりはなかったので(とても書き表せないと思ったので!)紹介用の写真は撮らなかったし、自分用に撮った写真も半分以上がピンボケ手ブレ!!もう自分のカメラ技術の下手さにはずずーんと凹んでしまいました。。。

他のブログなどで見事なカメラワークのものもいっぱいあるのでご興味ある方は「798芸術区」で検索してみてください。。。

以下に少しだけ写真を。クリックすると拡大されます。

images ←真っ白に塗られた工場の壁に並んだ作品。

images  images  images
左: 白壁の部屋全体に整然と並べられた無数の箱とチラシの束。
   壁には毛沢東語録が。
中: 白い壁と黒い切り紙。
右: 白い壁と消火器と作品。 

images ←「観客たち」と題された一連の粘土作りの作品の中のひとつ。小泉さんの靖国参拝ですね。

images  images ←毛沢東のフィギュアや肖像もたくさん利用されてました。そこにこめられた思いとは。。。。

images ←かわいらしいドクロ。
 
images ←通路壁の落書き。冒頭の写真と同じ形。隣にはチョークでうっすらと毛沢東のシルエット??


 

5月13日の石景山遊楽園

2007年05月14日 | 中国のニュース
写真です。一週間前なら全然違っていたでしょうに、返すがえす残念です。。。


images ←園の入場門。「ディズニーは遠すぎる。石景山遊楽園へいらっしゃい!」の横断幕は撤去済み。見えてる赤いのは「オリンピックキャラクター「福娃」がCDR劇場に出演中」の横断幕。

images ←GW中の出し物の案内版。ディズニーパレードなんてどこの園の話?と言わんばかり。「長耳の猫」のキャラクターを打ち出してます。

images images ←園内そこらじゅうに「長耳の猫」。

images images ←園内案内図と、イベント舞台の背景板。ここも「長耳の猫」。

images images ←「シンデレラ城」はそのまんま。裏には「灰姑娘(=シンデレラ)」の名も残ってます。これは版権の範囲外???

images  images ←「ハム太郎もどき」と「トゥウィーティーもどき」。これはどちらもディズニーではないですもんね。


images ←これは貴重な証拠写真!園内をくまなく回って、唯一見つけたディズニーの名残。立ち入り禁止のテープが張り巡らされた奥で、ディズニーの絵の塗り替え作業をしてました。今作業中なのが「アラジン」、左隣が「不思議の国のアリス」、下には「ピーターパン」が残ってます。

images ←入園券と乗り物券。中国ではこうした券は正式な領収書として地方税務局が印刷から返却まですべて有料で厳密に管理しているので処理も難しいのか、白雪姫と小人のアトラクションが写った券があります。裏面の油性ペンで塗りつぶされた部分が「ディズニーに行くには遠すぎる」、そのあとに「石景山遊楽園にいらっしゃい!!!」と続いています。
下には「交通法規を遵守してください!」なんて記述もあります。。。
 
images 
↑国家旅遊局発行の「国家等級旅遊区AAAA級」の証明章 

images 
↑石景山区人民政府発行の「愛国主義教育基地」の章

⇒日本のニュース画像はこちら

渦中の遊園地に行きました。

2007年05月13日 | 中国のニュース
日本でだいぶ取りざたされたらしい北京の国営遊園地「石景山遊楽園」。

記事:国営アミューズメントパークでディズニー模倣(AFP)
記事:ミッキーではなく「大耳の猫!」(中国情報局)
記事:当局が調査開始(中国情報局)
記事:大慌てで模様替え(サンケイウェブ)

実はこの遊園地、私も先日の周口店へ行くバスの中から見えて以来行きたいと思っていました。
どの日本語ガイドブックにも情報誌にも載ってないけどどうも「なんちゃってディスニーランド」であるらしいと知ってなお見てみたくなり、家族の予定が合うタイミングを見計らってたのですが、園側が急にディスニー色を排除し始めたというので私も慌ててこの日、30度を越える気温の中、子供たちを連れて行って来たのでした。
夫も興味ありげだったけど用事で行けませんでした。

北京城区の西のはずれではあるけど地下鉄駅のすぐ近く、車で行っても五環路を下りてすぐ駐車場という便利な場所にあります。
行ってみると、ディズニーの面影はもう見事にきれいさっぱり消し去られてました!!

替わりに園のメインキャラクターとなっていたのが、「大耳の猫」!
そう、ミッキーのコピーと指摘されたキャラクターを「ネズミではなく大きな耳の猫だ!」とどう聞いても無理のある言い訳をしたその「大耳の猫」です!
アトラクションの形も配置された人形も絵も、園内の案内版も出店の看板も、ディズニーのキャラクター商品が並んでいたという土産物店でも今はどれもこれも「長耳の猫」のものばかり。
連休中には確認できなかったというこのキャラクターを実際に作りあげて連休明け一週間もない短期間の間に園中にくまなく配置するという早業をやってのけたのです。

報道によると、著作権の侵害が目に余るとしてアメリカが世界貿易機関(WTO)に提訴したのが4月。5月の連休中に日本の報道陣が押しかけ、10日には北京市版権(著作権)局が調査を開始してると発表し、米ウォルト・ディズニー社が北京市版権局に通報したのが12日。我々が行ったのが13日。
なのに何の名残もないのです!
連休明けの9日にはもう「打ち壊し」が始まっていたとの報道も。

《これは妙です!
アメリカ政府が何を言っても強弁を繰り返して聞き入れなかった園側が、北京市版権局が動きを見せたと同時に、当局の発表前に、休園することもなく2、3日のうちに一気にすべてのディズニー色を消し去ったばかりでなくそれを消した跡も残さずに自分たちの発言が正当であったように作り変えるというのは、単に当局による「緊急措置としてのキャラクターの展示やパフォーマンス、関連商品の販売停止の指導」にとどまらず、当局と一体となっての「証拠隠滅」と考えた方が・・・・・。》

あわわわわ、下手な憶測で記事にしちゃいけないですよね。
上記《 》内の記述は忘れてください~。

この問題、ただの「物笑いの種」でなく、ちょっと複雑なようです。。。

ちなみに、問題の経緯をわかりやすくするために紹介した上記「国営アミューズメントパークでディズニー模倣」のAFP記事中の写真は「北京の石景山游来園で20日、来園者と遊ぶディズニー・キャラクターの『ドナルド・ダック』と『ミニーマウス』。」とありますが、これはこの園で撮影されたものではないと断言できます。


※あとで写真をアップします。今はとりあえず時間がなくて、ご容赦!!


= = 後日追記 = = = = = =


この件に関して中国でもウェブ上でアンケートが実施されました。
その結果がまた面白いです。
 ↓ ↓ ↓ ↓

北京のダーシーさんのブログ
北京石景山遊楽園ディズニー模造問題の中国人意識調査

北京のお葬式

2007年05月11日 | 中国のコト
急にお葬式が入りました。
中国人のお葬式に、出張中の夫の代理で参列するという、ちょっと緊張するお葬式でした。

まず心配したのは服装、そしてお香典。
中国人の知人に電話で聞いてみると、日本のような厳密なしきたりは一切ないとのことでした。
服装は派手な色でなければ良いというので、黒を基調にしてベージュのジャケットで行ったのですが、それで問題なかったようです。
日本では猫も杓子もしてくる真珠のネックレスはこちらでは浮いてたかも。
香典も白い封筒の方がいいという他には決まりはなく、額は500~1000元(約7500~15000円)くらいと夫が聞いたそうなのですが、これは会社としての相場なのかどうか、わかりません。

会場は北京郊外の公共斎場でした。外観は工事(修理)中でしたが、中国独特の美しい装飾(伝統的高級中華料理店のような、と言ったらわかりやすいでしょうか?)を施した建物になるようでした。
広い敷地に葬儀から火葬までの施設が全部揃ってるようです。墓地は別の場所の宣伝が目に付きましたのでこの敷地にはないのでしょう。

会場に着くとまず夫の名前と会社名入りの花輪を手配しました。
花輪は日本のと同じような造花に名札をつけるだけのもので、でも室内に飾るので高さは2mほど、日本のような円形ではなく逆ハート型(蓮の花びら型?)に花を並べてあるものです。
すでに並んでいる他の花輪に合わせて120元(約1800円)の大きさのにしました。会場でなく市内の花屋に頼むと倍くらい高いそうです。

すでに一同葬儀の部屋に集まっていましたが、夫が世話になっている喪主(?)とその家族が出て来て挨拶してくれました。地味な色ではありますが平服でした。

友人知人は部屋の外で待機していたようですが私は親族と一緒に部屋の中に入れてもらい、式が始まりました。合図があると式場の司会者が高らかに開会の口上を述べ、続いて4人の棺係に押されて棺が入場、棺係は手押し車から部屋前部の壇上に棺を移し、ふたをはずします。故人はきれいに死化粧を施され、壇上に横たわった姿が現れます。
その一連の動作はきっちり決まっており、まるで衛兵交代の儀式のように4人揃って手先つま先まで見事に動きを合わせていました。

つづいて司会者に促されて外で待機していた人たちが入場、5人が横一列に並び、司会者の声に合わせて棺に向かって三顧の礼をしてからぐるりと棺の周りを回って遺族にお悔やみを述べて部屋の外に出ます。
我々会社関係の人もその列に入って三顧の礼をし、棺を回って遺族に挨拶をして出てきました。

そのあとの式次第はわかりません。
ですがすぐに喪主の人が出てきて参列のお礼を言ってくれました。
お香典はこのときに直接手渡ししました。

式が始まってから30分くらいでしたでしょうか。参列者にとっては日本のお通夜のようなものでした。
儀式としての荘重さはありましたが、宗教色がいっさいない分あっさりとしたものでした。




自分でバースデーケーキ

2007年05月09日 | 小学校・幼稚園

朝いつものように次男を幼稚園に送って行くと、先生たちが出迎えてくれて開口一番に「Happy Birthday!!」と。

そこで初めてわが子の誕生日に気づく母親のあたくし。。。

あせる私の様子など全く気づかずに、
先生: 「あとでケーキを持ってきますか?」
私 : 「は、はい!持ってきます!」
先生: 「じゃ、午後3時ごろに持ってきてください。
     みんなでお祝いしながら食べましょう。」
私 : 「はい!」


誰が始めたのかどこの国の習慣なのか、この幼稚園では誕生日を迎えた子が幼稚園にケーキを持ってきてみんなにお祝いしてもらう慣習があります。(ただし自分の家で誕生日会を開く子は幼稚園でのケーキは無し。)
みんなケーキ屋さんで買った大きな立派なケーキを持ってきます。
ケーキのほかに駄菓子やちょっとした小物入りの「手土産」も一人一人に渡して持って帰ってもらいます。
でもこの方が家で誕生日パーティーを開くよりはずっとずっと簡単です。

この日は私は掃除屋さんや中国語レッスンがあり、小学校も個別面談の週でお昼直後に迎えに行かねばならないのでほとんど時間が無かったのですが、家の前のパン屋でケーキを買い、家にあったもので手土産袋も使ってなんとか形になりました。以前母に頼んで多く買ってもらった子供向きの絵がついたスティックのりやティッシュペーパー、そして以前からずっと家にあってなかなか使えなかったかわいい絵のついたビニール袋が役立ちました♪

おやつの時間に幼稚園にケーキを持っていくとみんながカードを書いて待っていてくれました。
ケーキ屋さんがつけてくれたろうそくに火をともし、ハッピバ~スデ~トゥ~ユ~♪の歌を英語と中国語で歌い、一人一人「I love you!」と言いながらカードを渡してくれてムギュ~っとビッグハグ。(この日はクラス唯一の女の子が欠席で全員男の子でした。。。)



本当にみんな良い子でかわいいクラスメートたちです。
あと一ヶ月で卒園でお別れと思うとすごく寂しいです。


タクシーの新しいシール

2007年05月08日 | 中国のくるま
連休中の報告(←いつになるやら・・・)の前に。

タクシーに乗ったら、助手席の運転手証の横に今までなかったシールが貼ってありました。


曰く、

  歯磨きに勤め、体をよく洗い、衣服を着替え、
  掃除、通風、消毒に勤めなさい。
  車中で喫煙しないこと。
  臭いのきつい食品を食べないこと。
  車中で宿泊しないこと。

と。。。。
タクシーに乗るときはとにかく臭いが気になります。
特に数日間お風呂に入ってないような臭いはたまりません。
宿泊代を節約するために車中で寝泊りするドライバーもいます。
タクシーに乗るときは結構運転手を見て選んでしまいます。

こういうシールもオリンピックを意識してのことでしょう。
この国にとっては経済面だけでなくこういうマナー、モラル面でのオリンピック効果をこそ大いに期待したいところです。

過去56年で最高・・・あつ~

2007年05月07日 | 中国のモノ
中国は5月1日から7日までが労働節の連休『黄金週間』です。
でもうちの子供たちの学校も幼稚園も今日から平日です。

連休中はあちこちでかけて充実した休日を過ごしました。
5日に旅行から帰ってきたらパソコンがつながらず、ようやく今日になって復旧。やれやれ。。。。。

というわけで連休中の報告はこれから追って書いていきます。

とりあえず、




北京は暑い!!!!!!

asahi.comの記事「北京は真夏