存在の不思議、無常の力

キャリアコンサルタント、田中道博のブログです。
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経験に映る自分

2016年06月12日 | キャリア
ここ数日、家の裏の森で夜中にホトトギスがけたたましく鳴き、その声で眠れない。2時や3時の丑三つ時から大騒ぎの様相だ。

こんなに野鳥が鳴くこと、しかも夜中に泣き続けることは異常ではないかと思った。もしや大地震の前兆かとも思いホトトギスについて調べてみた。

すると、この時期にはよく見られる習性とのこと。縄張りを主張する行為であり、この時間帯に鳴くことも珍しくないそうだ。

同時にホトトギスには「託卵」の習性があり、主にウグイスの巣に卵を産むことを知った。確かに森ではウグイスも鳴く。その巣を目当てにここに来ているのだった。

上記を受けていくつか感じたことがあった。「託卵」という習性。ウグイスにとっては迷惑な話で、なんだかずるいなと感じる。

しかし、考えてみれば人間も当たり前に他の動物を犠牲にしている。また、このような野鳥の宝庫に生きていることはある意味幸せだなとも。

同時に、野鳥を巡る数々の経験も蘇る。夏休みの自由研究に近所の野鳥をレポートしたこと。巣箱をつくったことなど。

と、最近始めてみようと思った写真ともつながる。せっかくの立地。野鳥を撮るのも悪くない。

様々な経験に映る自分を感じる日々を過ごしている。