Tuku-Chao!

(つくっちゃお!)
無農薬無肥料の自然栽培!
東京からクルマで30分。
川越で楽しむ
ワイルド・ベジガーデン!

6月26日の畑

2010-06-29 14:48:20 | Tuku-Chao!(農園)




梅雨中日の6月26日。今にも降り始めそうな天気。気温は何度だろう?!暑さと湿度が異常です。そんな中、今日は、久しぶりに、編集ライターの平野さんが、遊びにきてくれました。
ハーブエリアのローマンカモミールが花満開!ジャーマンより少し遅れて咲きました。





セイジの実(種)一つの花で、4個の種ができます。変わった付き方するんですね。完熟すると、下にポロポロ落ちて行きます。この、種の入っているガク(!?)とてもいいにおいがします。花の蜜がまだ少し、残っているのかな?
セイジというより、ローズマリーとラベンダー、スウィートマジョラムを混ぜた様な香り。





残ったアーティーチョークの蕾がだんだん開き始めています。
緑と紫のアーティーチョーク、花の色も違うのかな?楽しみです。







今日のお客様、平野さん、いっぱい手伝ってもらいました。まだ苗が小さいのに立派に成った長なす。本当に長い!苗が生長したら、きっと、大きなひょろ長ナスが収穫できる?







こちらも、1本だけ、立派に成長した白なす。チョットまだ早いけど、苗に成長してもらいたいので、早めに収穫しました。オリーブオイルとトマトペースト、チーズをのせて、さっとグラタンにして食べました。白ナスは、米ナスに近い食感でした。(実が崩れない)色が出ないから、色々な料理に便利ですね!!



ルバーブの苗の定植も平野さんに頑張ってもらいました。(6株)耕してもらってから定植してもらったから、きっと明日は筋肉通になるな(笑)!



僕は、延々、草抜き。隣との境界のパブリックスペース、畝と畝の間はクワでスキ取り、野菜の畝の中に咲き始めた雑草の若芽と、根切虫系の駆除は指の鋤で丹念に苗のまわりをまさぐる。苗は1つ1つ、ピンとはじいて、振り落とされるのは、だいたいコナガの幼虫(糸を引きぶら下がるアオムシ)か、カブラ蜂の幼虫(真っ黒で、丸まってすぐ落下する。)しがみついているのは、モンシロチョウの幼虫。そう、静かにたたずみ作業に没頭する後ろ姿。しかし、その手元では、むごたらしい殺戮が繰り広げられているのです。(笑)



カメムシの幼虫?この手合いはチョット苦手。触りたくはありません。あのパクチー臭も嫌だし、どこかゴキっぽい(翅の下あたりのはみ出しているところ)この葉っぱの汁だったら、吸っても良いです!早くお腹いっぱいになってあっちへいってください!!



残念ながら、病気発生(持ってきたのかな?)急いで抜かなきゃ!苦土石灰を多めに撒いて潅水するといいらしい(気休め?)他に飛び火しなければいいけど…。





早く大きくな~れ!



キュウリとゴーヤ、カワイイ花をいっぱい咲かせています。キュウリは、気をつけないと1週間であっと驚くサイズに変化してしまいます。この可愛いキュウリも、きっと来週末には、食べられるサイズになっているんじゃないかな!?



リーフチコリ、リーフレタス。キレイだった前回のサラダ野菜達をちゃんと育ててみようと、防虫ネットとマルチで育てています。2週目ですが、順調に発芽しています。フォトジェニックな『ワイルドベジサラダ』を夏目標で乞うご期待!!



前回、定植した、フランスメロンと、イタリアの西瓜。メロンは、余り雨が好きじゃないので、トンネルにしようと思ったら、資材が足りなくなってしまい、畝3つはさらに翌週に延期。駄目元で、挑戦しているのですが、もし収穫できたら、凄いぞ!と、期待しています。



そうそう、ほら、直植で、瀕死状態が続いていた、エアルームトマト達、成長が始まった様です。実を着けるまでに成長してくれればいいけど。

エアルーム品種の『サンベリー』も、小さいながら、花をつけていました。(雑草と間違えて、抜きそうになりました。)サンベリーって、小さいうちは、イヌホウズキにそっくり。ちょっと調べたら、実のカタチもそっくり(サイズが小さいけど)イヌホウズキは、全草、有毒、サポニンを含有し、実には、アルカロイド系の毒が…。でも、漢方で、薬として、腫れ物に使ったり、竜葵(リュウキ)酒として、疲労回復の健康酒になるそうです。『サンベリー』も体によさそう?!写真は、次回アップします。





コールラビって、可愛いですね!このくらいのサイズが食べごろらしいです。
結構、固いし、繊維質です。薄くスライスして、塩でサッともみ、オリーブオイルとレモン、バルサミコで試食しました。キャベツ+カブ!まさに名前の通りの味、繊維も気になりません。カンタンで、可愛くて美味しい。みなさんも、作ってみてください。

本日の写真遊び-改め-《本日のベジアート by Kuma》



長なす



白なす



イタリアでグルメビーンと呼ばれているクライミングビーン『シュリンプリングビーン』



泣き虫顔のコールラビ



そして、本日収穫の集合記念写真

6月19日の畑

2010-06-25 00:24:02 | Tuku-Chao!(農園)
トマト達がみんなカワイイ実を着け始めている。ちっちゃいくせに、しっかりとそれぞれの特徴を出しています。



エアルーム・トマト・カルマン・ハンガリアン・ピンク
直径5cm×長さ10cm位の細長いトマト。だそうです。既に、細長いカタチをしています。



エアルーム・トマト・ニュージーランド・ピンク・ピア
ニュージーランド生まれのピンクのピア形の約100~200g、長さ約7.5cm、直径約5cmで1房に4~5果着ける。種子が少なく食べやすい。スライスして生食してもペイスト・ソースにも良い。そうです。



エアルーム・トマト・ティゲレラ=ミスター・ストライピィ
イエロー・オレンジのストライプで、直径約3.8~5cm、約50~75gでリッチ、タンジー・フレイバーで、丸ごとでもスライスでも良い。10房に6~7果着ける。イングランド生まれのクラシック・エアルーム品種。だそうです。模様が出始めています。

これらはみんな、エアルームトマトファームから購入した苗です。
肝心の種で蒔いたトマトは、相変わらず、5cmに満たない時点で成長が止まったまま。つゆ雨で、一気に成長してくれたりして…と、わずかな期待をかけています。



こちらも苗で購入した、日本の白なす。隣には、直播きした小さなエアルーム品種の白なすが何とか、この地に生きようと必死に戦っている最中です。

やはり、苗で、しっかり育てないと難しいのですね!?当たり前か…。

で、30℃で発芽するフランスのメロンのその後。





予定より随分遅れましたが、フランスメロンとイタリア西瓜の定植をしました。
手製発芽育成器は、理屈では良かったのですが、実際に使ってみると、発芽は、一定ではなく、かなりバラツキがあり、先に発芽した苗は、光が必要になってきます。急きょ、改造し、光が入る様にしたのですが、今度は、容積が増えてしまい、30℃の温度がキープできなくなってしまいました。ほぼ全てのポットが発芽し、本葉がチラホラ見えてきたので、定植する事に。でも、ボックスから取り出してみると、何だか豆苗みたい。これで、しっかり自然環境の中で、生き抜いていけるかな?





定植するのも大変。あの野生化したレタスエリアを全て処分し、久しぶりに出てきた地面を思いっきり、深く天地返し。ほとんど、体力を使い切ってしまいました。シルバーの虫除け効果が高いとされるシートで、すっぽりマルチ。



トンネルにするつもりでしたが、支柱が足りず、ポリキャップも15個程、以前買ったつもりでいたのですが、風で飛ばされたのか、5個しか見つからず、主に、メロンの苗に被せる事に。後は、来週まで、生き抜いてくれ!



最近、ハーブばかりで、野菜が収穫なし。はやく、葉ものを植えなきゃ。



これって、何ホシテントウだと思いますか?16ホシ?い~え、これもナミテントウムシの紅型なんだって。ヨツホシテントウ、ナナホシテントウ、トホシテントウ(葉っぱを食べちゃう)や、ニジュウヤホシテントウ(ナス科の植物を食べちゃう害虫)なんてのがあるのに、なんか納得いかないけど…。

フォトグラファー・クマの写真遊び…。



セイジ ドライハーブを製作中!



上はジャーマン、下はローマンカモマイル



スイートマジョラム



バジル 今年はいっぱい収穫できそうです。



本日のお昼ご飯!



ラディッシュ まだチョット小さいけど…。



本日の収穫。集合写真
左の葉っぱは、リーフチコリの大きく成長してしまった葉っぱ?!
苦くて、食べられませんでした。







6月16日の畑

2010-06-21 12:29:45 | Tuku-Chao!(農園)


ミカドジガバチ?重そうに運んでいるのは何の幼虫だろう。まるっこいから、スズメガ系かな?僕も頑張るけど、君たちがいっぱいきてくれるととっても助かります。ちなみに、麻酔をかけて痺れたまま巣に運ばれ幼虫の餌にされるそうです。



フェンネルが随分立派になってきました。コンパニオンプランツのつもりで、植えたのですが、トマトや、豆類と相性が悪いとありました。どれくらいの距離で影響出るのかな?フェンネルの花の蜜は、寄生蜂やヒラタアブなどの益虫を呼びます。隣(1.5m位離れている)のクライミングビーンの苗に既にアブラムシが発生中。フェンネルの花、早く咲かないかな?間に合いそうもないので、来週は、ニームオイルを撒いてみます。



サマーセイボリーが順調に育っています。キダチハッカ、つまりミントの仲間、チョウや、蛾が嫌う匂いなんだって。近くには、ジャガイモ、トマト、キャベツがあるので、期待しています。センチュウにも効果があるし、トマト、キャベツの風味を良くするらしい。ミントの様に旺盛な繁殖力がないので、いいかな?と。以前、畑にミントの種を蒔いて、大変な事になった経験があります。みなさんも、気をつけてください。



ブッシュバジル。香りは、普通のバジルとあまり変わらないかな?バジルより、香りが強いと聞いています。今年はバジルがあちらこちらに沢山発芽しています。トマトとの相性は食の相性だけじゃないんですね。生育を促進させ、風味を良くすると。コナジラミに効果があるそうです。



トマト達は、肥料不足か、ちょっと貧弱(スリム)。エアルーム品種(外国の固定種)達が並んでいます。根着いてくれるかな?梅雨が明ける頃には、相性の結果がでているかな?すでにカワイイ実を付け始めています。



ちょっと、模様が入っています。赤にオレンジの模様が入るタイプのトマト(多分)



コモンマロー。くきが随分立派になってきました。花芽はまだ付いていないみたい。花を咲かせるのはいつだろう?



去年、発芽して、冬越しさせたルバーブのうち、一番成長の良い株から3本収穫しました。フキをイメージしていたら、大分違いました。重たくて、固い!中空じゃないからかな?本当に食べられるのかな?ってくらい固い茎(棒)です。



翌日、ジャムを作ってみました。量が少ないので、ステンレスの小鍋に水を20cc程度(焦げ付き防止)、2~3cm角に切った(結構力が要ります。)ルバーブと目検討で、ルバーブの半量程度の砂糖を入れ、フタをして20分位、中火→弱火でコトコトと…。あんなに固かったルバーブが箸を刺すとクタっと。箸をグルグルっと勢い良くかき回したら、あら不思議!!できちゃいました。こんなカンタンにできちゃうの?ッてぐらいカンタンに、ジャム(コンフォート?)になってしまいました。さて、味見…。『おいしい~!』甘さもバッチリ(たまたま)、さわやかな酸味、リンゴの様な香り。先日、買った市販のルバーブのコンフォートより、さわやかでしまった味。はるかに美味しい。ジャムのビン7分目くらいだから、150ml位のジャムが完成。こんなに簡単にできるのになんであまり知られていないのか不思議です。みなさんも試してみてください。
と、書いていて、いま、味を確認しようと、ビンのフタをあけたら、カビが生えていました。「えー!がっかり。」ちゃんと、ビンを煮沸したのに。昨日1日、出しっぱなしにしていたら、駄目になっちゃった。そうか、冷蔵庫保管厳守なんですね。





あ~悔しい。おもわず、ルバーブの苗を6本注文しました。でも、ジャムをいっぱい作れるまでには、いっぱい時間がかかるだろうな。来年の梅雨明け位になるかな?





ここは、ホースラディッシュ(西洋わさび)の種を蒔いた場所。まわりにラディッシュ(二十日大根)の種を蒔いたのですが、ぐちゃぐちゃに。間引きを早くしないと。二十日大根(ラディッシュ)は、既にいくつか食べられる大きさに成長しています。間引きした二十日大根を別の場所に植え替えてみましたがだめかな?


6月13日の畑

2010-06-18 16:41:13 | 無農薬無肥料栽培にこだわる理由


ついに、トウ立ちしたサラダエリアのエンダイブや、リーフチコリ達が一斉に可愛い花をつけました。でもこの状態で種を選別して採種するのは至難の業になりそう。残念だけど、今回は、刈り取ってしまおうと考えています。



でも、とっても綺麗で、しかも、ユニークなカタチをしているんですね。



直接太い茎のてっぺんに唐突に花が付いています。









もうチョットだけ花を楽しませてもらったら、一斉に刈ります。(もったいないけど)









ザビエル頭になってしまったローマンカモマイルの株達も、花が咲き始めました。前回、アーティーチョークの収穫も終わりと書いたのに、この日の写真には、まだ立派に咲いていました。そうか、僕の記憶違い。この撮影の後全て収穫したんだ。中目黒のカフェ(中目黒ラウンジ)の眼鏡のお兄さんに、FINKのCDを借りたお礼に差し上げました。(多分、迷惑だったと思いますが…)



ローマンカモミールに、ディルの花、奥はアーティチョークの葉…。妖精でも飛んで来そうな…?柄じゃないですね!自分で撮影して、自画自賛。
ディルの花が食べられてしまって、柄だけ残っている一角がわかりますか?キアゲハの幼虫の仕業です。



クライミングビーンのツルが順調に巻き付き始めました。これからが更に早い成長になるんだろうな。マッ黄色のカールしたさやインゲンが着きます。既に、ツルが黄色っぽい?!



ワイルドストロベリーの葉っぱが変な色に。これで良いのかな?



コールラビが、日に日に、成長しています。まだ、小さいですが、しっかりカタチになってきました。



種で直播きで育てているエアルームトマトが瀕死状態。もしかしたら、駄目かも。ガンバレ、ガンバレ!!





ココ最近のセイジの成長は、すごいです。こんなに大きな株に成長しました。
実ができるんですね。実の中がどうなっているのか、解剖しなきゃ!


6月3日の畑(収穫篇)

2010-06-18 03:07:35 | 無農薬無肥料栽培にこだわる理由
観察しているだけではありません。ちゃんと、収穫物だってゲットしています。
本日収穫打ち止めは、アーティチョークとソラマメ。







一見、立派でしょ!?でも…、実際は、チョット遅すぎ。ガクが開き始めています。食べられる部分が大分少なくなってしまいます。
外側の堅い葉を削り取って、頭のてっぺんから半分くらい、思い切って切り取ります。最初の姿の半分以下の姿に。そのまま茹でるのが正しい様ですが、更に縦にまっぷたつに切って、先に、花びらの素部分をキレイに取ります。準備ができたら、酢を少々いれたお湯で、塩ゆで。しっかりゆであげたら完成。





エシャロット?立派に育ちました。抜いた姿を見て、まるで、日本のラッキョウみたいだね?!でも、ラッキョウ程、匂いがキツくないし、料理しやすそう…。なんて思っていたら!これは、エシャレットなんだって。根ラッキョウという種類のラッキョウ。葉が青いうちに収穫すると、エシャレットで、葉が枯れるまで待って収穫するとラッキョウ!?完全に騙されていました。オリーブオイルを塗って、粗塩降って、強めにグリルするととっても美味しい。でもだまされた!!!



残っていたソラマメの最後の収穫です。サヤが、随分痛んでシミだらけ。(他人事とは思えない)。



ほら、でも大丈夫。外見は老いぼれ始めていましたが、中身は新鮮、初々しいきれいな緑のソラマメが顔を出しました。次の世代に子孫を残すために、頑丈な外皮と真綿の様なフカフカのベッドで大切に守り続ける!こども達にも見せたいな。



本日の収穫野菜の集合写真。自分で写真を撮ると、リアルな記録写真になってしまいますが、プロ(クマさん)が撮るとやっぱり違うんですね。野菜がとてもカッコいい!!



その他、これは、クライミング・ビーン。早くも、ツルが伸び始め、急いで、ネットを準備しました。



アスパラガス・ピー(四角マメ)2つ同じ時に種まきしたのに、随分成長に差が出ました。(四角マメ)は、九州でも栽培しているそうです。温かくなるのをじっと待っていたのかな?



我が農園のジャガイモ達は、まわりで栽培しているジャガイモの姿と大分違います。こんなに貧弱で、良いのだろうかとチョット心配になります。



チョット、覗いちゃいました。お!ちゃんとできているぞ!!梅雨明けには、収穫できるかな?肥料なしで、どれだけ収穫できるのか、楽しみです。









ハーブ達はとっても元気。ジャーマンカモマイルも、畑にいくたんびに、さわやかな香りの花をつけてくれます。
生のスイートマジョラムの香り、みなさんに教えたい。なんだか幸せなうれしい気持ちにさせてくれる香りです。
ボリジは、まだ、株が小さくて、可哀想だから、収穫しません。産毛の生えた葉は、生でサラダにして食べられます。キュウリの味がします。



セイジに、カモマイル、スイートマジョラム、ヤグルマ菊。収穫したハーブは、いま、目黒の事務所の廊下の天井にぶら下げてドライハーブを製作中。